隠﨑隆一(1950〜 )さんの最後作品は、「混淆白泥壺」(2016年、
Una Mistura_Jar with White Slip)。
“これが備前焼? ”と疑ってしまう。備前焼の特徴は、鉄分を多
く含んだ土を塗り黒く呈色させる“塗り土”が基本。隠﨑さんはその
技法にプラスした“貼り土”技法を考案され1990年代から作陶に取
り入れられている。
これは、数ミリ単位の厚さで黒土が混ざった田土を貼り付け、色
調や質感を変えてこられた隠﨑風の備前を生み出されている。
混淆土で成形した本体に、半磁のクリーム色粘土が貼り付けられ
白が浮かび上がった作品だ。
MOMAT(千代田区北の丸1−1)
Una Mistura_Jar with White Slip)。
“これが備前焼? ”と疑ってしまう。備前焼の特徴は、鉄分を多
く含んだ土を塗り黒く呈色させる“塗り土”が基本。隠﨑さんはその
技法にプラスした“貼り土”技法を考案され1990年代から作陶に取
り入れられている。
これは、数ミリ単位の厚さで黒土が混ざった田土を貼り付け、色
調や質感を変えてこられた隠﨑風の備前を生み出されている。
混淆土で成形した本体に、半磁のクリーム色粘土が貼り付けられ
白が浮かび上がった作品だ。
MOMAT(千代田区北の丸1−1)