塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

ミュージアム巡り 初づくし 宣順卿記

2020-05-31 06:19:56 | ミュージアム巡り_2020
 次の書は、公家・中御門宣順の日記「宣順卿記」(慶安4年・1651
〜寛文2年・1662、内閣臨時修史局旧蔵、全4冊)で、展示資料は幕
末から明治にかけた公家・柳原前光の所蔵本を写したものだが、元奥
書によると、それ以前に“頼言”という人物(山科頼言?)によって抜粋
されている。
 展示頁は元服の内容が記されている。
 寛文2年、霊元天皇が数え9歳で元服する。加冠役は関白・二条光
平、理髪役は蔵人頭・桂昭房が務めている。天皇の元服時には髪の末
端を切るなどする能冠役を置く場合がある(次の画は霊元天皇)。

国立公文書館(千代田区北の丸公園3-2)

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Weekendの麺処巡り 白河そば で 刻み饂飩

2020-05-30 12:56:13 | 麺_2020
 久しぶりに朝饂飩を頂きに新宿原町へGO。

 向かった先は「白河そば」。ここの饂飩玉はきしめんのような平た
い“ひもかわ”と呼ばれる麺に、お出汁が“塩だし”なので私の舌の壺に
ピタリとマッチ。
 朝一番に暖簾をくぐると、ガテン系の親父達が続々入店。こちら
でガッツリとお腹を満たして仕事場へ向かわれるのだろう。そんな
親父達の手元を観ると、麺の器に飯の丼がある。

 さて、私は「刻み饂飩」570円に玉葱の「かき揚げ」160円をト
ッピングオーダー。

 刻みとは油揚げをきざんであり、饂飩と絡めて啜ると至福のひと
ときが味わえる。朝イチなので少々強めの塩気があるが、この強気
なのは暖簾開けの方たちにとっては仕事を始める前のルーティーン
になっているのかな。
 で、私はかき揚げを塩出汁にしっかりと浸み渡して、マッタリと
なったお出汁も大好き。旨い一杯、ご馳走様。

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ミュージアム巡り 初づくし 御元服記

2020-05-30 04:56:41 | ミュージアム巡り_2020
 次の書は、四代将軍家綱の元服の儀式について細部にわたり記録し
た「御元服記」(正保2年・1645、林羅山著?、林羅山旧蔵、全1冊)
で、同書の記述などから後の手本として記録されたことが知られてい
る。それに、「民部卿法印作」とした写本が残され、羅山が加わって
いると考えられる。
 展示頁には、元服時に初めてかぶる「初冠」が記されている。家綱
は数え5歳で元服する。冠をかぶらせる加冠役に譜代筆頭・井伊直孝
が、また髪を整える理髪役に保科正之が命じられている。徳川将軍家
では家綱以降、井伊氏が加冠役を、保科氏が理髪役を務めることが慣
例となる(次の人物像は保科正之)。

国立公文書館(千代田区北の丸公園3-2)

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ミュージアム巡り 初づくし 御実紀

2020-05-29 05:40:44 | ミュージアム巡り_2020
 次の書は、通称「徳川実紀」と呼ばれる幕府編纂の正史「御実紀」
(大猷院殿御実紀、天保14年・1843成立、成島司直編、書籍館旧蔵、
全241冊)で、初代将軍家康から十代家治に至る歴代将軍の事績を編
年体で記し、逸話については付録として加えられている。大猷院殿と
は家光のこと。
 展示頁は、子供が着物の付け紐をとり、初めて帯を結ぶ時の帯解の
内容が記されている。寛永20年(1643)、家光の娘で当時数え7歳の
千代姫の帯解。千代姫は後日、尾張藩二代目藩主・徳川光友の正室。
国立公文書館(千代田区北の丸公園3-2)

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ミュージアム巡り 初づくし 伊勢家伝来武家故実祝事大概

2020-05-28 05:44:04 | ミュージアム巡り_2020
 次の書は、伊勢流の故実を中心に元服や婚礼などの祝い事につい
て概説した「伊勢家伝来武家故実祝事大概」(嘉永3年・1850序、
飯島勝休著、内務省旧蔵、全3冊)。
 いろんな図が色彩豊かに掲載されている。伊勢流も小笠原流と同
じく、礼式の一流派。勝休は幕末の信濃国松代藩士で故実家。
 展示頁は、「初歯黒」の内容が記されている。お歯黒は女子の成
人を示す化粧で「初鉄かね」とも呼ぶ。行う年齢は様々で、同書で
は9歳とする説で、13歳頃とする説もある。

 次の書図は、「茫眉」(すべらかし)が記され、初歯黒を行う当日は、
初めて茫眉と呼ばれる下側をぼかした眉を描いて、さらに初めて髪
を結った。

 次の図は、鉄かねを入れる杯や片口、盥。それに渡し金の箱とう
がい茶碗が描かれている。
国立公文書館(千代田区北の丸公園3-2)

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