かなり以前、今はなき三鷹の「中華そば江ぐち」(創業1949年)
が小説(久住昌之)で取り上げられ一躍有名店に。
その創業者も鬼籍(2009)に入られ、そちらのスタッフが同市内
で「中華そば みたか」を立ち上げ、そこで修行された方が荻窪で
「らーめん高尾」(創業2021年11月11日)をオープン。
そんな「江ぐち」のDNAを受け継がれた一杯を頂きに、本日伺
った。江ぐちよりも広い店内、厨房もゆったりとしており、奥には
製麺室まであった。
では、「叉焼雲呑麺」850円(オープン記念で本日750円)を注
文。次の日曜日から味噌らーめんもメニューに載る。
チャーシューと雲呑が盛られているので豪華な一杯だ。箸を進
めるうちに当時の面影を頭に描きながら感慨に耽る。自家製麺は
中太でコシがありワシワシと咀嚼しながら啜る。
食べ終わると心が温かくなっていた。お店のインフォメーショ
ンにあるように、“この一杯で笑顔になった”、ご馳走様。
らーめん高尾
杉並区荻窪5-9-17
11:00〜14:00、17:00〜21:00 不定休
が小説(久住昌之)で取り上げられ一躍有名店に。
その創業者も鬼籍(2009)に入られ、そちらのスタッフが同市内
で「中華そば みたか」を立ち上げ、そこで修行された方が荻窪で
「らーめん高尾」(創業2021年11月11日)をオープン。
そんな「江ぐち」のDNAを受け継がれた一杯を頂きに、本日伺
った。江ぐちよりも広い店内、厨房もゆったりとしており、奥には
製麺室まであった。
では、「叉焼雲呑麺」850円(オープン記念で本日750円)を注
文。次の日曜日から味噌らーめんもメニューに載る。
チャーシューと雲呑が盛られているので豪華な一杯だ。箸を進
めるうちに当時の面影を頭に描きながら感慨に耽る。自家製麺は
中太でコシがありワシワシと咀嚼しながら啜る。
食べ終わると心が温かくなっていた。お店のインフォメーショ
ンにあるように、“この一杯で笑顔になった”、ご馳走様。
らーめん高尾
杉並区荻窪5-9-17
11:00〜14:00、17:00〜21:00 不定休
「元祖札幌や」をFCチェーン化した南京食品(創業1914年)が、
コロナ渦の影響もあるのか今年4月21日に会社更生法を適用し
廃業の危機に。でも、倒産はしていないという。
元祖札幌やといえば、私が20代の頃、会社の近くにあったり住ま
いの近隣にあったりしてよく“塩らーめん”を食していた。今から40
年以上前だからラーメン専門店もそれほどなかった頃で、特に荻
窪店では厨房に設置された麺の茹で上げベルトコンベアーに目を
引かれたものだ。
そんな塩らーめんをもう一度食べておきたい。その想いで詮索を
かけると都内には数軒しか残っていなかった。ではこれから古麺
巡礼である。
その一軒が練馬区豊玉北5丁目にある「元祖札幌や」で、夏か
ら数回、訪れたものの暖簾が出ておらず、本日やっと入店できた。
塩らーめん650円に、ランチセットの焼き餃子を注文(トータル
800円)。店内はカウンター数席に後はボックス型のテーブル席
で、まるでファミレス。
で、登場した一杯、器の中は当時と変わらないコスチュームで
あるが、麺はもっと黄色く縮れていたな。スープの味も年を重ね
るごとに変化してきたようで、当時の強烈な塩気はなかった。で
も、チャーシューやメンマ、岩海苔、刻み葱、半分玉子は懐かし
く箸が進んだ。ご馳走様。
コロナ渦の影響もあるのか今年4月21日に会社更生法を適用し
廃業の危機に。でも、倒産はしていないという。
元祖札幌やといえば、私が20代の頃、会社の近くにあったり住ま
いの近隣にあったりしてよく“塩らーめん”を食していた。今から40
年以上前だからラーメン専門店もそれほどなかった頃で、特に荻
窪店では厨房に設置された麺の茹で上げベルトコンベアーに目を
引かれたものだ。
そんな塩らーめんをもう一度食べておきたい。その想いで詮索を
かけると都内には数軒しか残っていなかった。ではこれから古麺
巡礼である。
その一軒が練馬区豊玉北5丁目にある「元祖札幌や」で、夏か
ら数回、訪れたものの暖簾が出ておらず、本日やっと入店できた。
塩らーめん650円に、ランチセットの焼き餃子を注文(トータル
800円)。店内はカウンター数席に後はボックス型のテーブル席
で、まるでファミレス。
で、登場した一杯、器の中は当時と変わらないコスチュームで
あるが、麺はもっと黄色く縮れていたな。スープの味も年を重ね
るごとに変化してきたようで、当時の強烈な塩気はなかった。で
も、チャーシューやメンマ、岩海苔、刻み葱、半分玉子は懐かし
く箸が進んだ。ご馳走様。