塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

ミュージアム巡り 動物集合 籃胎蒟醤文箱 蝶

2017-08-31 05:38:04 | ミュージアム巡り_2017
 次の作品は、太田儔(1931〜 )さんの「籃胎蒟醤文箱 蝶」
(1986年、漆・欄胎・蒟醤、Letter box、Butterfly、kinmma on
rantai)。
 太田さんは、蒟醤で1994年に人間国宝に認定された漆芸家。
籃胎素地に独自の布目彫り蒟醤技法で日本の伝統工芸に脚光を
あてられている。
 箱の蓋には数羽のアオスジアゲハが鮮やかに描かれている。
MOMAT(千代田区北の丸公園1-1)

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Weekdayの麺処巡り 桜木製麺所 で 特製鶏塩中華そば

2017-08-30 18:35:20 | 麺_2017
 本日は宮城県多賀城市で往年、いや現在も現役のレーシングカー
ト競技役員をインタビュー取材。

 駅前にある多賀城市立図書館スタバで行いましたが、素晴らしい
図書館とスタバのコラボ店でした。午前中に終了しまして、地元の
麺処を巡りましょう。

 向かった先は2014年7月8日に同市に創業された「桜木製麺所」。
屋号は地元の名から付けられており、自家製麺がウリの麺処です。

 暖簾をくぐると製麺室が完備され、券売機には塩と醤油の2タイ
プにそれぞれ3つのバージョンの麺が提供されており、その中から
「特製塩中華そば」大盛り1,030円のチケットを購入してカウンタ
ーへ。

 ソムリエ風姿のフロア担当から運ばれてきた注目の一杯、特製だ
から麺とそれぞれの具は別器で登場。
 スープの表面には、全粒粉・低加水の麺が見事に泳ぎ美しい。こ
だわり書きには北海道小麦“春よ恋”と国産小麦“ゆめちから”が
ブレンドされた麺だそうです。
 そして注目のスープには地元の地鶏や鶏ガラに魚介を加えた淡麗
清湯で、口に含むとほのぼのとした精妙さと洗練された奥深い味わ
いが広がり、素朴な滋味が舌の上でハーモニーを奏でてくれます。
 具を別皿で提供されるのも、麺とスープに孤高の仕事がなされて
いるからに他ならないと感じた。旨い一杯、ご馳走様。

桜木製麺所
宮城県多賀城市桜木3-3-52 
11:00〜14:45 日曜定休日
■2017年ミシュランガイド宮城でビブグルマン掲載店

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ミュージアム巡り 動物集合 群蝶木地蒔絵手箱

2017-08-30 03:11:58 | ミュージアム巡り_2017
 次の作品は、高野松山(1889〜1976)さんの「群蝶木地蒔絵手
箱」(1963年、漆・蒔絵、Box、butterfly design、kiji maki-e)。
 熊本出身の高野さんは、人間国宝が制定された初年度の1955年
に蒔絵で認定されており、近代漆芸の発展に貢献。
 箱全体にいろんなタイプの蝶の群れが舞飛ぶ、斬新なアイデアで
先取りしたようなデザインだ。
MOMAT(千代田区北の丸公園1-1)

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ミュージアム巡り 動物集合 ブローチ翼のある風の精

2017-08-29 05:44:30 | ミュージアム巡り_2017
 次の作品は、ルネ・ラリック(Rene LALIQUE、1860〜1945)さん
の「ブローチ翼の風の精」(1898年頃、金・七宝・ダイヤモンド、
Brooch、Winged Sylph)。
 ラリックさんは、アール・ヌーヴォーやアール・デコの両時代で活躍
したフランスのガラス工芸家であり宝飾デザイナー。
 風の精が羽を広げて休んでいるようだ。

 もう1点、「ブローチ桑の木と甲虫」(1900年頃、金・七宝・オバル
セント・ガラス、Brooch、Mulberry Tree and Beetles)。
 この作品は、桑の木にとまったテントウムシ。桑の葉にうっすらと
緑色が配色されている。
MOMAT(千代田区北の丸公園1-1)

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ミュージアム巡り 動物集合 髪飾り

2017-08-28 05:38:33 | ミュージアム巡り_2017
 次の作品は、増田三男(1909〜2009)さんの「髪飾り」(1960
年、胴・鍍金、Heir accessory)。
 彫金家の増田さんは、1991年に彫金で人間国宝に認定。
 第2次大戦中は金属使用の規制があり金工作家にとって苦しい時
代だったが、増田さんは第3回新文展で「銀鉄からたち分箱」作品
が入賞し、金属の配給を受け制作が続けられた。
 蝶をかたどった髪飾り、良いもんだ。
MOMAT(千代田区北の丸公園1-1)

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