塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

Weekendの麺処巡り えっちゃん で 中華そば

2021-02-28 13:09:22 | 麺_2021
 私が二十歳を過ぎた辺りから、ラーメン専門店として都内にポ
ツポツと誕生していた頃、バイト先の吉祥寺にあったとある麺処
でお腹を満たした一杯の“塩”に魅力を感じ、それ以来、町中華で
はなく支那そばを主力とする店を訊ね、数多くの“塩”の麺を頂い
てきた。
 その一店を探しているが、なかなか巡り会わない。そのサブ店
となる懐かしいCF店の“塩”を求めて咆哮するも、本日も訊ねた処
は、業態変更なのか屋号が代わっていた。ネット情報も意外と古
く、やはり自分の足で探索しないと現状を把握できない。と、つ
くづく感じた。

 ならばどこの麺処に伺おうか、好きな麺処は日曜定休日が多い。
でも、先日伺った一杯は頭の隅にこびりついていたので、向かっ
た先は新宿歌舞伎町。「えっちゃんラーメン」の暖簾をくぐる。

 「中華そば」850円に、「ゆで玉子スライス」100円のチケッ
トを買ってカウンターへ。
 なみなみと注がれた黄金ブラウンカラーの清湯スープに、ザッ
クリと盛られたチャーシュー、そしてワンポイントのスライスゆ
で玉子。見た目で旨いと感じる、これ大事。

 スープは醤油よりも塩気の方が勝っており、旨味がふんだんに
溢れ出てくる。これにエッジの削られた丸みの自家製麺がベスト
にマッチして、心豊かにスルスルと喉元を過ぎていく。クオリテ
ィの高い一杯を堪能した、ご馳走様。

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ミュージアム巡り グルメが彩る 東都高名会席尽_1 梅の木

2021-02-28 05:32:32 |  ミュージアム巡り_2021
 次からの絵は、嘉永5〜6年(1852〜53)に絵師の歌川国貞と初
代歌川広重が描いた江戸で評判の会席料理店50軒に、それぞれ歌
舞伎の登場人物を配して描かれた錦絵の一部。
 絵の中には、料理店の名前が歌舞伎の演目や役名で推測できる
ように工夫されている。なかなか凝った趣のある作品群だ。

 まずは「梅の木」と「平清」。
NAJ(千代田区北の丸公園3-2)

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Weekendの麺処巡り 桃の木 で こくまろ塩つけ麺

2021-02-27 14:11:13 | 麺_2021
 本日のランチは、新宿1丁目にある「小麦と肉 桃の木」へ。久
しぶりに暖簾をくぐる。

 復活前はらー麺も提供されていたはずだが、「せたが屋」Grか
ら独立されると、つけ麺だけになったのかな。券売機のメニュー
の中から「コクまろ塩」900円のチケットを買ってカウンターへ。
厨房には矢野女将と男性スタッフの姿があった。

 豚バラ肉と刻んだ油揚げ、白髪ネギが盛られたつけ汁、あさひ
や製麺の特注平打ち麺、箸をつけずともその旨味が伝わってくる。
メニュー品のタイトルどおり、まろやかで優しい塩気のスープは
コクがあり旨味が溢れ出ている。すすった時の麺の食感が舌をく
すぐり、喉元をサラリと滑る込まれていく。この食感がたまらな
く良い。

 まだまだ進化を続けている桃の木の逸品、それを確かめるため
に、また暖簾をくぐろう。ご馳走様。

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Weekendの麺処巡り 白河そば で 刻み饂飩

2021-02-27 13:44:25 | 麺_2021
 早朝の饂飩が啜りたい。ならば、新宿原町の「白河そば」へ。

こちらは朝7時から暖簾が出て、立ち食いのスタンド麺処なので、
ガテン系のワークマンの皆さんがパワーを注入して仕事に向かう
スポットでもある。

 では、私も旨い饂飩の力を頂こう。ずらりと並んだメニューの
中から、いつものとおり油揚げの「刻み饂飩」570円に、玉葱の
「かき揚げ」150円をトッピング。
 カウンターでお代を払い注目の一杯を受け取り、サービスの刻
み昆布を盛り込み、いつものコーナーへ。

 紐かわ饂飩に塩出汁のお汁、このコンビネーションが冷えた身
体や心まで暖め癒やしてくれる。旨いなあ、ご馳走様。

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ミュージアム巡り グルメが彩る 七十一番歌合

2021-02-27 05:10:05 |  ミュージアム巡り_2021
 次の書は、142名の職人を左右に分けてそれぞれ月・恋の和歌を
詠ませて歌合した「七十一番歌合」で、挿絵には室町時代の人々
の衣装だけでなく、口上も書き加えられ当時の風俗を伝えている。
ここでの職人とは、技能を生業とする人のことで、商人や僧尼の
人たちも含まれている。
 挿絵には蛤売り(右)と魚売りが描かれており、その歌は、
「ひげのあるはいへのはぢにてさうぞ。ことのほかなるひげのな
きかな」とある。その意味は、髭がついているような偽物の蛤は、
ウチでは恥ずかしくて売りませんよ。髭のついていない格別な本
モノの蛤だと言っている。

 もう1作品は、豆腐売り(右下)とそうめん売りの会話。
「とうふめせ。ならよりのぼりて候」「これはふとざうめむにし
たる」。

 もう1作品は、酢造りと心太売りの会話。
「あ、すし、きかき哉」「心ぶとめせ、ちうしやくも入て候」。
NAJ(千代田区北の丸公園3-2)

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