私が二十歳を過ぎた辺りから、ラーメン専門店として都内にポ
ツポツと誕生していた頃、バイト先の吉祥寺にあったとある麺処
でお腹を満たした一杯の“塩”に魅力を感じ、それ以来、町中華で
はなく支那そばを主力とする店を訊ね、数多くの“塩”の麺を頂い
てきた。
その一店を探しているが、なかなか巡り会わない。そのサブ店
となる懐かしいCF店の“塩”を求めて咆哮するも、本日も訊ねた処
は、業態変更なのか屋号が代わっていた。ネット情報も意外と古
く、やはり自分の足で探索しないと現状を把握できない。と、つ
くづく感じた。
ならばどこの麺処に伺おうか、好きな麺処は日曜定休日が多い。
でも、先日伺った一杯は頭の隅にこびりついていたので、向かっ
た先は新宿歌舞伎町。「えっちゃんラーメン」の暖簾をくぐる。
「中華そば」850円に、「ゆで玉子スライス」100円のチケッ
トを買ってカウンターへ。
なみなみと注がれた黄金ブラウンカラーの清湯スープに、ザッ
クリと盛られたチャーシュー、そしてワンポイントのスライスゆ
で玉子。見た目で旨いと感じる、これ大事。
スープは醤油よりも塩気の方が勝っており、旨味がふんだんに
溢れ出てくる。これにエッジの削られた丸みの自家製麺がベスト
にマッチして、心豊かにスルスルと喉元を過ぎていく。クオリテ
ィの高い一杯を堪能した、ご馳走様。
ツポツと誕生していた頃、バイト先の吉祥寺にあったとある麺処
でお腹を満たした一杯の“塩”に魅力を感じ、それ以来、町中華で
はなく支那そばを主力とする店を訊ね、数多くの“塩”の麺を頂い
てきた。
その一店を探しているが、なかなか巡り会わない。そのサブ店
となる懐かしいCF店の“塩”を求めて咆哮するも、本日も訊ねた処
は、業態変更なのか屋号が代わっていた。ネット情報も意外と古
く、やはり自分の足で探索しないと現状を把握できない。と、つ
くづく感じた。
ならばどこの麺処に伺おうか、好きな麺処は日曜定休日が多い。
でも、先日伺った一杯は頭の隅にこびりついていたので、向かっ
た先は新宿歌舞伎町。「えっちゃんラーメン」の暖簾をくぐる。
「中華そば」850円に、「ゆで玉子スライス」100円のチケッ
トを買ってカウンターへ。
なみなみと注がれた黄金ブラウンカラーの清湯スープに、ザッ
クリと盛られたチャーシュー、そしてワンポイントのスライスゆ
で玉子。見た目で旨いと感じる、これ大事。
スープは醤油よりも塩気の方が勝っており、旨味がふんだんに
溢れ出てくる。これにエッジの削られた丸みの自家製麺がベスト
にマッチして、心豊かにスルスルと喉元を過ぎていく。クオリテ
ィの高い一杯を堪能した、ご馳走様。