塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

ミュージアム巡り パッション20 青金楓紋瓶

2020-06-30 05:39:18 | ミュージアム巡り_2020
 次の作品は、海野清(1884〜1956、Kiyoshi UNNO)さんの「青金
楓紋瓶」(1936、陶器、Vase、maple tree design、aokin)。
 彫金家の海野さんは、鏨(たがね)を使用した水戸彫金技法を駆使
し、フランス留学時に古代エジプトや西洋美術に感化される。帰国
後、日本の伝統技術を織り込みながら独自の作品を生み出してこら
れた。
 金ピカの表面に楓をあしらった作品のキュートなこと、良いなあ。

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ミュージアム巡り パッション20 鳴壺

2020-06-29 05:43:05 | ミュージアム巡り_2020
 続く作品も、河井寛次郎(1890〜1966,Kanjiro KAWAI)さんの
「鳴壺」(1918、陶器、Double-chambered vessel with handle
and whistle、bird form)。
 作品名どおりだと、この壺に水かお酒の液体を入れて注ぐ時、注
ぎ口から音色を奏でるのだろうか。試したい。

 もう1点、「鉄薬扁壺」(1955〜59頃、陶器、Vase、iron glaze)。
打ち出の小槌形の窯変壺、これに花一輪を生けるとどのような哀愁
が部屋の中を漂うのか、試したい。

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ミュージアム巡り パッション20 呉洲双手陶彫

2020-06-28 06:08:10 | ミュージアム巡り_2020
 次は、河井寛次郎(1890〜1966,Kanjiro KAWAI)さんの「呉洲
双手陶彫」(1962、陶器、Ornament、Cobalt Blue of Both Hands
Design)。
 河井さんは、陶芸のほかに彫刻からデザイン、書、詩、詞、随筆
まで幅広い分野で活躍された。陶芸では日用の器からイメージされ
たオブジェまで放埒な造形美を探求されている。その創作意欲は生
涯途切れることがなかったという。
 呉洲とは、中国南部の明朝末から清朝初めに掛けて輸出用に焼か
れた染付陶器で、染付の発色が黒みがかり素朴で素早い絵付けや器
形が当時の茶人に好まれている。
 この作品を眺めていると、そのような歴史を飛び越えて両手先は
燃えさかる炎、それを支える手は聖火の台を想像してしまった。

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ミュージアム巡り パッション20 壺

2020-06-27 05:44:29 | ミュージアム巡り_2020
 次の作品は、加茂田章二(1933〜83、Shoji KAMODA)さんの
「壺」(1967、陶器、Jar)。
 加守田さんは京都美大・陶磁器専攻を卒業すると日立製作所傘下
の大甕陶苑に入社。実習で訪れた益子の窯元に魅了され独立。益子
から岩手・遠野へ赴き作陶開始。白血病のため50歳目前で夭逝、作
陶を初めて約20年の間にどれもこれも感動を与える秀作品を生み
出された。
 大地のような匂いを感じる暖かい作品だ。

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ミュージアム巡り パッション20 志野筍茶碗 雷雪

2020-06-26 05:39:29 | ミュージアム巡り_2020
 次の作品は、荒川豊蔵(1894〜1985、Toyozo ARAKAWA)さん
の「志野筍茶碗 雷雪」左側・(1974、陶器、Tea、bowl、Daisetsu、
shino type)。
 荒川さんは、桃山時代の志野に陶芸の原点を探求するため、古志
野の筍絵陶片を見つけ岐阜・可児市に桃山時代の古窯を模して半地
上式穴窯を築き、古志野の再現のために作陶をスタート。
 志野の桃山陶は当初、瀬戸で製造されていたと伝わってきたが、
筍絵陶片の発見で美濃が生産拠点だったことも判明している。
 志野釉は長石を単味で使用されるため、その白さと胎土の緋色が
絶妙に浮き出ている。
 荒川さんのもう1点・右側が「黄瀬戸茶碗」(1960、陶器、Tea
bowl、kizeto tuype)。
 朽葉色が特徴の豊蔵黄瀬戸は、釉調のバランスが絶妙で逸品。

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