塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

Weekendの麺処巡り 大木戸 で 潮吹き貝塩

2023-04-01 13:53:46 | 麺_2023
 東京国立近代美術館で、コチラを鑑賞。この紹介は、また今度。

 四谷4丁目にあった「むろや」を閉め、2014年3月16日に大森西7丁
目に移転オープンされた「ラーメン大木戸」へGO。

 渕上店主にご挨拶をし、本日の限定「潮吹き貝塩らーめん」950円を頂
きます。四谷時代は「梅塩つけ麺」をよく頂いており、コチラも絶品です
が、潮吹き貝のフレーズに誘われて〜。

 某ラーメン店主が“貝の出汁はテッパン”と良く言っておられたとおり、
どんな貝でも美味しいエキスが抽出され、どんな料理にも利用されている。
今回はバカ貝の一種で潮干狩り時には浅利と一緒に採れる丸みのある貝だ。
難点なのが、塩抜きが他の貝よるも難しいのかな。
 では、その旬の一杯を頂きます。

 剥き身貝が盛られたスープをまずは一口、芳醇なコクと旨味が口いっぱ
いに広がる。貝自体から甘味があり、浅利よりも多少苦味も感じる。初夏
の雰囲気が漂って、箸の進み具合もいつもよりスピーディー。旬の一杯、
旨かった、ご馳走様。

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Weekdayの麺処巡り 饗くろ㐂 で 牡蠣の和え麺

2023-03-30 14:49:09 | 麺_2023
 本日、「饗くろ㐂」のTwitterを拝見すると、昨日から限定麺が振る
舞われており、広島・かなわ産の活牡蠣にオイルターソース、十三浜産
わかめを使用した「究極の牡蠣和えそば」1,900円が4年ぶりに提供。

 では、伺いましょう。調度お昼時で並びは10名弱、これなら列にド
ッキングでしょう。30分程で店内へ。黒木大将にご挨拶をして、注目
の一杯が登場するのを待ちます。
 フレッシュな剥き身牡蠣とクラッシュトマトが並び、濃緑わかめを
あしらい、まさに新緑を彩る配色。和を大事にされる大将だけに、目
でもなごみ癒やされる。素晴らしい。

 平打ちの中太麺はトロリとした餡が絡み喉越しもバツグンに滑らか。
オイスターソースの配分も絶妙で、さらりと平らげた。ご馳走様。

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ミュージアム巡り コレラとのたたかい 視聴草・疫毒予防説

2023-03-27 02:56:27 | 麺_2023
 次の書は、江戸幕臣の宮崎成身が文政13年(1830)頃から
30年以上にわたって手元にある資料や記録を自他の著述など
と供に編纂された「視聴草」(全176冊、教部省旧蔵)。
 展示頁は、視聴草第171冊に所収されている「疫毒予防説」。
文久2年(1862)コレラ流行の際、江戸幕府は洋書の翻訳や洋
学の研究を担っていた洋書調所に対しコレラ対策に約立つ西
洋医学書の翻訳を命じる。
 同所教授・杉田玄端は、オランダ医師・フロインコプスが
1856年に著した医学書から伝染病対策について書かれた部
分を抄訳し本書を刊行。
 この中では、痧病(コレラの異名)について、以前はアジア
に特有の病であったが、近頃はヨーロッパをはじめ様々な土
地で流行するようになった、と紹介されている。
NAJ(千代田区丸の内公園3-2)

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Weekendの麺処巡り やじ満 で 牡蠣

2023-03-25 08:24:16 | 麺_2023
この雨で桜の花も散り、新緑を迎える。

 麺といえば3月末で限定メニューが終了する。そこは豊洲市場管
理棟内にある「やじ満」。広島産の大振りの剥き身牡蠣がソテーさ
れトッピングされた「牡蠣ラーメン」1,400円。本日も特製焼売を
半個(2個盛り)サービスいて頂いた、ありがとうございます。

 では、頂きましょう。ほおばるほどに海の滋味が口いっぱいに広
がり、ワイルドさで満たされる。こちらの牡蠣が好きだ。築地場内
に店があった時は、厨房裏手の隅に身が剥がされた殻が山積みにさ
れていたことを思い出した。市場からの仕入れは殻付きだったのだ。

 牡蠣でお腹が満たされ、次は10月が来るまでお預け。4月からは
旬の浅利ラーメンが始まる。ご馳走様。

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ミュージアム巡り コレラとのたたかい 安政雑記・コレラ病治法

2023-03-25 02:54:33 | 麺_2023
 次の書は、江戸市中で剣術道場の師範をしていた藤川整斎によ
る「安政雑記」(全16冊、太政官正院歴史課・修史局・修史館・内
閣倫治修史局旧蔵)。
 展示頁は、安政年間(1854~60)の出来事を筆録したもので、コ
レラの病治法が書かれている。
 コレラは手足の先や腹部が冷える病だと記されている。そこで
温かい飲み物や熱した石によって患部を暖めることが推奨された。
手足の冷えは下痢や嘔吐により脱水症状となって引き起こされる
寒気が原因と考えられるが、当時はまだ症状が起きる仕組みが解
明されていなかった。
NAJ(千代田区丸の内公園3-2)

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