塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

Weekdayの麺処巡り はつね で タンメン

2022-08-31 13:42:17 | 麺_2022
 全国各地を駆け巡っていた30代から50代にかけて、暇を見つけて
は麺処で舌鼓を鳴らしていた。なかでも町中華の「湯麺」は、どち
らのお店でもハズレがない一品だった。

 数多く頂いたなかで、“ココだ”とイチバンに挙げるとなると、や
はり杉並区西荻南3丁目にある「はつね」。1961年の創業で、当時
から一本筋が通った味を継承されている。カウンター5席の小さな
お店だが、常連さんからフリーク、一見さんまで幅広い層のファン
で、いつも並びの絶えない麺処だ。

 では、メニューの中から「タンメン」750円にチャーシュー盛り
350円をお願いする。こちらの支払いは前払いでも後払いでもOK。
私は前払いで。
 厨房では、切り分けたチャーシューに切り目を通したり、平ざる
での麺揚げなど丁寧な作業を眺めているだけでも満足。

 とてもマイルドな仕上がりの塩気と、鶏ガラと野菜で摂られたス
ープが絶品で、麺との相性も素晴らしい。それぞれの野菜のカット
にも工夫が見られ、口に入れた時の食感が心地よい。旨い一杯、ご
馳走様。


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ミュージアム巡り 江戸城の事件簿 むさしあふみ

2022-08-31 03:01:03 | ミュージアム巡り_2022
 続いて、万治4年(1661)刊行の「むさしあふみ」(浅井了意著、
和学講談所旧蔵、全1冊)。
 明暦3年(1657)1月に起きた明暦の大火を取り上げた物語で、
江戸からやってきた楽斎坊が京都・北野天満宮で大火の様を語る
趣向の物語風見聞記。炎の中を逃げ惑う人々を描いた臨場感溢れ
る挿絵と的確な記述で、災害記録としても高く評価された書。
 展示頁は、1月18日に浅草橋門で起きた悲劇が描かれている。
牢屋敷を管理する囚獄の石出帯刀が、火が迫ったために囚人を牢
屋から解放し避難させる。これが囚人達の脱走と誤報され、浅草
橋門が閉じられてしまう。
 燃えさかる火の粉が迫り逃げ場を失った町民は、高い石垣を跳
び越えて次々と堀へ飛び込むものの堀の下まで距離があり、最初
に飛び込んだ者は大けがを負う。
 次から次へと飛び込む者の下敷きとなり、押しつぶされる者も
多く、塀が平地になるほど死体の山となると記されている。
NAJ(千代田区北の丸3-2)

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ミュージアム巡り 江戸城の事件簿 江戸幕府日記

2022-08-30 03:05:50 | ミュージアム巡り_2022
 続いて、「江戸幕府日記」(全3冊)で、老中や若年寄の執務室であ
る御用部屋で作成された日記の写本。
 江戸城での諸礼儀や幕府諸役人の任免、法令の発布など将軍をは
じめ老中や若年寄など幕府中枢部が関係する様々な出来事が記載さ
れている。
 この書は、表紙の題簽に“正斎本”とあり、中表紙に“御実紀調書“
の印があることから、近藤守重の所蔵本を「御実紀」の作成過程で
筆写したものと判る。
 展示頁は、明暦の大火が起きた明暦3年(1657)1月18〜19日の
記事。18日の午後2時頃に本郷6丁目(現在の5丁目)の本妙寺から
出火し、向島、霊巌島、八丁堀、木挽町まで類焼して、翌19日に
は鷹匠町で出火しさらに江戸城の天守閣から火が入り込み、本丸か
ら二丸が炎上したと記されている。
NAJ(千代田区北の丸3-2)

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ミュージアム巡り 江戸城の事件簿 言贈帳

2022-08-29 04:56:54 | ミュージアム巡り_2022
 次は、奥坊主・御小道具役の日記「言贈帳」(弘化4年・1847、多聞
櫓旧蔵、全3冊)。御小道具役とは奥坊主の職務分担のひとつで、主に
奥向で用いられる各種調度類や物品の管理を担当していたもの。

 展示頁は、同年2月23日の記事。城内で捕らえられた猫を佃島へ
放すことが命じられている。猫を逃がす際に、猫に道中の景色を見
せないように注意することが通達されている。
NAJ(千代田区北の丸3-2)

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Weekendの麺処巡り 桑ばら で 塩雲呑

2022-08-28 14:21:23 | 麺_2022
 午前中、会社で仕事。何とか終了したので池袋へ。
 向かった先は東池袋にある「塩そば 桑ばら」(旧まるきゅうらー
めん:2005年4月1日創業から事情があり、2013年6月4日に屋
号を変更し再スタート)。こちらでしょっぱい一杯を頂こう。

 けんばいきで「塩雲呑そば」1,050円のチケットを買ってカウン
ターへ。

 登場した一杯、シンプルだがスープを啜ると塩気が全開で攻めて
くる。このしょっぱさがお店のポリシー。浅草開化楼の特注細麺に
合って箸が進む。ショッパ旨—、ご馳走様。

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