塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

Weekendの麺処巡り 盛 で SP塩

2024-08-31 14:06:34 | 麺_2024
 墨田区横綱にある「刀剣博物館」で、「いにしえの技」展を再び鑑賞。
先日伺った時、撮影を見逃していた作品を確認。

 続いて、向かった先は江東区千田にある「盛」(がんこ系の麺処)へ
GO。店頭の幟には冷やしラーメンの文字があり、スタッフの方に伺う
と醤油味の冷やしとのこと。塩味が登場したら頂こう。
 では、定番の「塩らーめん 全部載せ」麺大盛り1,300円(ランチタイ
ムは麺大盛り無料)をコール、お代は食後。注目の一杯が登場するのを
待っていると、カウンター席は埋まってしまった。人気店だ。

 叉焼と海苔で器の中身が見えない豪華盛り、近頃の塩気は抑え気味
でマイルドになったが、万人受けするには仕方ないかな。
美味しく頂いた、ご馳走様。

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ミュージアム巡り 光悦の大宇宙 百人一首・三十六歌仙和歌

2024-08-31 05:09:06 | ミュージアム巡り_2024
 続いて、「百人一首・三十六歌仙和歌」(江戸時代、角倉素庵筆、彩䇳
墨書、25.5/18.4cm、一冊、TNM所蔵)は、素庵が藤原定家撰「小倉
百人一首」と一首歌仙本「三十六人歌合」を書写したもの。
 署名はないが、素庵12世の孫・角倉玄遠筆「物品譲証」などの付属
資料により、嵯峨角倉家に素庵自筆の書として伝来し、「本阿弥光悦
翁作鶴香合」と「家祖素庵筆六々歌仙本」の二品が大正7年に有清堂
に譲られたことが知られている。
 素庵は父了以の跡を継ぎ、貿易から土木・監督などの事業を行い“京
の三長者”に数えられた江戸時代初期の豪商。朱子学者・藤原惺窩の門
人で、書を光悦、茶を古田織部に学び、光悦らの協力を得て嵯峨本を
刊行している数寄者。
 最近の説では、本作が慶長年間前半の素庵30代の書風であることや、
本作のテキストを元に嵯峨本「三十六歌仙」の本文版下が書写された
ことなどが挙げられている。
TNM(台東区上野公園13-9)

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ミュージアム巡り 光悦の大宇宙 麗花集断簡

2024-08-30 05:02:11 | ミュージアム巡り_2024
 次は、「麗花集断簡(八幡切)」(平安時代、伝小野道風筆、彩䇳墨書、
26/12.5cm、一幅、TNM所蔵)は、平安時代の私撰集「麗花集」巻7
「恩」を書写した断簡で、山城国の男山山頂に鎮座する石清水八幡宮
に收藏されていたことから「八幡切」の名がついている。
 「麗花集」の撰者は不詳で、全10巻あったとされるものの完本が残
っておらず全容が判明していない。現在の同集古筆は「八幡切」と
「香紙切」の二つの断簡が存在している。
 光悦が生きた16世紀末から17世紀初頭にかけて、石清水八幡宮瀧本
坊の住職・松花堂昭乗は、光悦、近衛信尹とともに“寛永の三蹟”と謳
われた近世初期を代表する能書で、画僧、茶人とした文化人だった。
 さらに昭乗は青蓮院流や大師流といった平安時代の和様書を学び、
自らの書風を確立してその書は後に“松花堂流”と呼ばれる。光悦と同
様に昭乗も平安時代の古筆を手元に学んだのだろう。
TNM(台東区上野公園13-9)

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Weekdayの麺処巡り ratelier で TOKYO aqua

2024-08-29 13:37:03 | 麺_2024
 芝大門2丁目に昨日8月28日に創業された麺処「ratelier」へGO。
こちらは大阪・北浜にある会員制「210K」の姉妹店で、予約制のお店。

 開店2日目だが予約を入れていなくても、店頭で予約なしをコールし
て、空きがあれば入店可能。私も事前に予約を入れようとしたが、予約
の仕方がわからず直接店頭までやってきた。で、一巡目に空きがあった
ので、入店、ラッキー。
 メニューは2つ、ここは「TOKYO aqua」をコール、お代はノーキャ
ッシュで食後にカードにて。

 登場した一杯、器は九谷焼だろうか。スープと麺、叉焼に万能葱とシ
ンプル。それぞれのうんちくはメニューの裏に描かれているので割愛。
麺は京都麺屋棣鄂の特注麺。

 それぞれの食材や器にこだわりがあり、店内も落ち着いた雰囲気の中
で食事が愉しめる。理想の麺処だろう。美味しく頂けた、ご馳走様。
 
ratelier ラトリエ
港区芝大門2-2-5
11:30〜15:00、17:30〜20:00 月・火曜日定休日
予約制 ※空きがあれば入店可能。

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ミュージアム巡り 光悦の大宇宙 斎宮女御集断簡

2024-08-29 05:13:30 | ミュージアム巡り_2024
 続いて、「斎宮女御集断簡(小島切)」(平安時代、伝小野道風筆、彩䇳
墨書、21.8/15.6cm、一幅、TNM所蔵)は、平安時代の歌人・徽子女王
の和歌集を写したものの断簡で、小野道風が書写したと伝わる。
また、「小島切」と呼ばれるのは、小島宗真が所有していたことに由
来。宗真は茶人で書家でもあり、光悦の肥痩書風(光悦流)を受け継い
だ人物。宗真の書は、中国南宋の書家・張即之の書風に似ており、光
悦流とは別称を宗真流ともいう。
 光悦は“寛永の三筆”の一人に数えられた能筆で、書の原点は平安時
代の書の蒐集とその学びにある。光悦に学んだ宗真もまた古筆の蒐集
で体得していったのだろう。
TNM(台東区上野公園13-9)

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