繊維製品配給消費統制規則に基づく衣料の総合切符制が、1942年
2月1日より実施された。
展示資料は、衣料切符の見本で、当時の商工省が作成した公文書に
綴り込まれていたもの。
1から5の数字が書かれている左半分の「小切符」には、二通りの
有効期間が書かれており、総点数80点のうち50点分は1942年8月1
日にならなければ使用できない。
加えて、手拭いや足袋などを購入する際は、右側に配列されている
“制限小切符”も必要だった。この措置は、必需品の買い占めを防ぐ目
的でもあった。
国立公文書館(千代田区北の丸公園3-2)
2月1日より実施された。
展示資料は、衣料切符の見本で、当時の商工省が作成した公文書に
綴り込まれていたもの。
1から5の数字が書かれている左半分の「小切符」には、二通りの
有効期間が書かれており、総点数80点のうち50点分は1942年8月1
日にならなければ使用できない。
加えて、手拭いや足袋などを購入する際は、右側に配列されている
“制限小切符”も必要だった。この措置は、必需品の買い占めを防ぐ目
的でもあった。
国立公文書館(千代田区北の丸公園3-2)