次の作品は、田口善国(1923〜98)さんの「森の空蒔絵大棗」
(1983年、漆・蒔絵、Large tea caddy、Sky over the forest、maki-e)。
漆芸家の田口さんは蒔絵の古典技法を研究・習得され独自の作風
を確立されている。日光東照宮や中尊寺金堂などの保存修復にも従
事され、1989年に蒔絵で人間国宝に認定される。
この作品は、抹茶を入れる茶器の棗(なつめ)で、植物のナツメに
形が似ているところからつけられたもの。
胴の処に細かく森の木々や華やいだ空が描かれ、蓋には鶴か鷺が
あしらわれており、その構図が素晴らしい。
MOMAT(千代田区北の丸公園1-1)
(1983年、漆・蒔絵、Large tea caddy、Sky over the forest、maki-e)。
漆芸家の田口さんは蒔絵の古典技法を研究・習得され独自の作風
を確立されている。日光東照宮や中尊寺金堂などの保存修復にも従
事され、1989年に蒔絵で人間国宝に認定される。
この作品は、抹茶を入れる茶器の棗(なつめ)で、植物のナツメに
形が似ているところからつけられたもの。
胴の処に細かく森の木々や華やいだ空が描かれ、蓋には鶴か鷺が
あしらわれており、その構図が素晴らしい。
MOMAT(千代田区北の丸公園1-1)