新・ボヤッキーでトンズラーな日記

そこいら辺にいる普通のオッサンです。日々気にくわない事や腹が立ったことをつぶやいています。

「傑作」なら大丈夫!?

2010-12-17 02:27:31 | マンガ

う~ん、困った。

前からマウスの調子が良くなかったのですけど、ここ数日、遂にホイールが言う事聞かなくなってしまいました。

さすがに4年以上使っていますからねえ。

多分、今までの最長使用記録じゃないかな?

いえ、普通ならば他のモノに買い換えれば済む話なんですけど、実は今使っているマウスは「左利き用」で「ワイヤレス」なので、同じモノがどのメーカーにも無いんですわ。

今使っているマウスだって、当時秋葉原のPCショップを回りまくってようやく1個だけ見つけたんですから。

しかし、さすがにホイール部分が使えないのは結構不便なので、左右共用タイプを買ってくるしかないか。

でも左右共用タイプって、以前はそうでも無かったのですけど、なぜか昨今のはどうも“しっくり来ない”と言うか、手に馴染まないんですよねえ。

どうもPC業界ってのは、昔っから“左利き”に冷たいんだよなあ・・・全人類の一割程度しかいないから仕方無い、って話もありますが(^^;)。

 

 

さて、本題。

この前から私が気になっていた、石原都知事達が「こんなもの」と言っていたマンガが、ようやく判りました!

・・・・・・多分。

 

どうやら「チャンピオンREDいちご」に連載されていた「奥サマは小学生」ってマンガみたいですね。

「チャンピオンREDいちご」かあ・・・・・・あれは確かにちょっとエロ系統が“暴走気味”でしたからなあ(--;)

かつて副知事の猪瀬直樹がこの「奥サマは小学生」を「悪い例」として、情報番組かなにかでコミックの表紙が映っていた事に対して、作者の松山せいじ氏が怒りまくっていた、って「にゅーあきばどっとこむ」で取り上げられていたのを、すっかり忘れてました(^^;)

 

で、その“判断基準”の一人である猪瀬直樹ですが、ツイッターでこんな事を書いていたそうで。

「火の鳥は近親相姦があるけど規制?」 猪瀬副知事「されません」「傑作であれば、条例なんてないも同然」

 

「傑作であれば、条例なんてないも同然」

 

・・・自分達の“所業”を全否定かよ!

 

前から「あんまり賢くない」とは思っていましたが、ここまでとは・・・知ってましたけどね(^^;)

それにしても、この“発言”を見ていただいても判る通り、法で取り締まるかどうかの“基準”は

為政者の胸先三寸である!

と言う事が、改めてハッキリしたワケです。

その点を危険視していたからこそ、出版社も「ハッキリとした基準を出せ」と要望していたのに、それを無視していたワケもこれで判りましたよね。

「自分達の考えが基準だ!」

なんて、少なくとも法治国家では絶対に言えませんわなあ。

( ゜д゜)、ペッ

 

それにこの猪瀬のオッサン、「まずは傑作を書いてから心配すればよい。」

などと書いていますけど、書いた時点で傑作ってどうすれば判るの?

いえ、物書きならば大抵“書き上げた”時点では、自分では「傑作だ!」と思っている事が殆どでしょうけど、それが「世間に“傑作”として認知される」かどうか、なんて発表してみなければ判りようがありません。

どうもこの猪瀬のオッサンも、発言とかが時々“時空を超える”んだよなあ。

まるで某半島人ですな! ( ̄ー ̄)ニヤリッ

 

又、手塚治虫の別作品でいえば、ちょっと前に映画になった「MW」とかも同性愛絡みの話だし、「やけっぱちのマリア」は“ダッチワイフ”がヒロインだし、「奇子」とかも登場人物の性は乱れまくり、と、都の改正案に微妙に引っかかるネタも結構描かれてたのですが、それも「手塚治虫だから」の一言で終わりでしょうかね。

逆に、例え“その方面”で世間から「傑作だ!」と認知されていた作品も、“作者の知名度”が低ければ、都の改正案に引っかかる、と言う考え方も出来ますね。

 

それにしても猪瀬直樹の“発言”を見ていても、こんな風にどうとでも取れるような法案、本当に成立させる必要性があったのか、改めて疑問に思わざるを得ませんな。

果たして、“裏”に“何”が蠢いているのやら・・・。

 

 

あ、そうそう。

“傑作”で思い出したのですけど、あの水嶋ヒロが書いた事で一躍有名になった小説が発売されてたんですね。

まあ、あの手の小説は大体読んでて途中で退屈するのが目に見えてますので、読んだ事ないのですけど、何やらこの小説のAmazonのレビューがトンデモ無い事になっているんだとか。

水嶋ヒロの「あの小説」がAmazonレビューで叩かれまくっている

 

さすがにここまでボロカスにされていると、「どれだけヒドイのか」って興味はわきますけど、やっぱり買って読むほどは無いなあ、と思っていたら、嘘か誠かは判りませんが、この小説の“あらすじ”を書いてくれているサイトが2ちゃんねるで紹介されていました。

【読書】齋藤智裕『KAGEROU』 完全ネタバレあらすじ

 

え~っと・・・・・・・・・・・・・・ケータイ小説?

この「あらすじ」が本当だとしたら、ラノベよりもヒドイんですけど!

いえ、ラノベをバカにしているワケではないんですけどね(^^;)

 

それにしても、この内容で「賞を取った」って、むしろそっちの方が信じられませんわ!

これじゃあ「出来レース」と言われても仕方ありませんよねえ。

┐(´ー`)┌ヤレヤレ

 

この様に、「傑作への道」は非常に厳しいワケですが、その点、猪瀬のオッサンはどう考えているんでしょうかね。

そんなに簡単に傑作書けりゃあ、物書きや漫画家は苦労しないっちゅうねん!

 

あ、それともう一つ。

水嶋ヒロの小説ですけど、小耳に挟んだ話によると、あれって「書店買い取り」なんだとか。

出版社も随分強気に出ましたが、果たして“結果”はどう出るのやら・・・私には“負け戦”の気配がヒシヒシと伝わってくるのですけどね(^^;)


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6 コメント

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Unknown (KY)
2010-12-17 02:44:53
 条例適用で予想される最悪のシナリオは・・・
 「過去に遡って適用される」ことでしょうか。
 かつての、「断筆宣言」のきっかけとなった言葉狩り動揺、昔のアニメ・漫画も視聴・閲覧不可になる可能性のこと。「種ガン」は言うに及ばず(苦笑)、「北斗の拳」やその他もろもろの10年前以前の作品が。もう地上波では殆ど放映していませんが、ひょっとしてCSや衛星にもインネンを吹っかけてくるかもしれません。
 「言論弾圧は性描写弾圧から始まった」と言われますが、宮崎事件に端を発した成年コミックバッシングに次いで吹き荒れたのが前述の言葉狩りの嵐、これによって過去のTV番組のビデオソフトは音声カットが当たり前、という正気を疑うような風潮も蔓延し、業界は欠陥商品を堂々と売る時代でした。そんな中「断筆宣言」が行われたのですが、時は丁度冷戦崩壊時、サヨクが戦術を転換して慰安婦問題をはじめ「戦後補償問題」を本格的に捏造しだした時期でした。
 一連の流れが気味悪いくらいぴったりと符合しているのは気のせいでしょうか?
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Unknown ()
2010-12-17 23:50:48
まあ確かにコンビニでは未だに少年誌の隣でエロ系の漫画が平然と売られていたりで、PTAや市民団体から見れば規制しろと言う声が出るのは判りますが。
批判の行き先が違うだろ《゜Д゜》ゴラァァァァァァァァァァァァア!!
って感じですね。

何故漫画では無く売り手(売り方)を変えようとしないのかって所が問題なんですが、そこまで頭が良くないからなー石原都知事も。
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Unknown (射撞)
2010-12-18 01:48:24
>>KYさん

過去にさかのぼって法律を適用させるのは、隣の国が得意としてますね(笑)

ただ、それを日本でやれば、さすがに「法の遡及性」についてかなり抗議が来るでしょうから、さすがにそこまで愚かな事は・・・やらない、と言い切れないのが今の日本の怖い所だったりします(^^;)

何せ民主党なんか、いまだに「過去の責任と謝罪と賠償」に拘りまくっている、「後ろしか見ていない」連中ばかりですし、慎太郞も昨今ではそれに近い発想になっていますので。

そして、歴史を鑑みても、大体「弾圧」ってのは当初「やりやすい所」から始まり、徐々にその時に作られた「実例」を拡大解釈していき、遂には国民全員を弾圧するようになってますね。

今回の東京都の件も、エロ漫画云々よりも、そういった「自分達の都合の良い解釈が出来る法」を作った事と、「民主主義を無視した上意下達」に問題の本質があるのですが、なぜかこの点は都もマスコミも、そしてネットなどでも殆ど無視されてしまっていますね。

ま、正直に言えば、今回の件は出版社側にも反省する部分が多々あるとは思っていますけど。

ホント、昨今の「エロ度」はさすがにちょっと“いただけない”所まで来てましたから。

でも、だからといって高飛車に出る、ってのも間違ってると思うんですよね。

それこそ、左前連中が日頃から叫び回っている「話し合い」をするべきだったのではないか、と。

今回は左前の意見も“二分”しているのは、ちょっと面白い現象ですけど、それも何処を論点にしているか、と言う部分の違いだけで、本質はあんまり変わってないみたいです。
まあ、連中がそう簡単に変わるワケありませんしね(笑)
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Unknown (射撞)
2010-12-18 01:55:54
>>橙さん

私もコンビニで18禁漫画が売られていたのを知った時は、最初はビックリしました。
その内慣れてしまいましたが(^^;)

需要があるから供給がある、とも言えなくもありませんけど、そこにはやはりある程度のモラルが必要なのではないか、と。
だから、私も出版社にある程度の自粛をさせるのは賛成なんですけど、今回の件はあまりにも一方的且つ高圧的過ぎて、しかも話し合いの場すら殆ど持たれないまま、議員連中だけで決定してしまった事と、その決定事項の内容があまりにも曖昧過ぎて、それこそ為政者の胸先三寸になりかねない、と言う部分には非常に嫌悪感を覚えます。

そしてこういう事を平気でする左前連中が「話し合いで解決出来る」と言っても、そんなの信じられるワケがありませんよね(笑)

又、仰る通り売り手側、すなわち本屋の“責任”と、そして一番重要な“家庭”と“親”の責任には何ら触れていない部分も非常に引っかかります。

それとやはり「実写と小説は省く」って部分が一番引っかかりますね。

自分が小説家だからだろう、と突っ込まれても文句言えませんよ。

しかも、レイプものを書いていたジイサンに、「お前らレイプは良くない」って言われてもねえ・・・。

そういう矛盾点だらけ、ってのも、今回反対する人が多い理由なのでしょう。
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Unknown (パチンコ反対)
2010-12-19 10:42:28
その漫画が傑作であるかどうかを決めるのは読者と時間の経過なのを猪瀬という人は判ってないのでしょう。「漫画の神様」手塚治虫だって駄作を結構書いてるの知らないんでしょうね。昔の漫画の復刻本読んでて一番インパクトがあったのはふくしま政美の「女犯坊」という作品でしたがこの作品、エロ漫画誌に連載されてたとか。発表媒体はどうあれ無茶苦茶面白かったのです。こういう漫画の面白さが判らないであろう石原慎太郎、人生損してますね(冷笑
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Unknown (射撞)
2010-12-20 00:51:15
>>パチンコ反対さん

手塚治虫も、その後進であるトキワ荘の人達も、傑作がある反面、「評価外」とされる作品も数多くあります。
それは漫画だけではなく、小説でも映画でも全て同じ。
仮にも小説家やっていた石原慎太郎も、その辺は判らないハズはないのですけど・・・それともそんな事すら判らなくなってしまった程ボケてるのかな(笑)
年寄りってのは大抵漫画やアニメ嫌いですけど、ウチの親なんか最近は「ルパン三世」とか「名探偵コナン」とかを結構喜んでみてますよ。
この前も「ルパン三世パート3」を見て、「やっぱルパンは面白い」と言ってました。
確かに、下手なドラマ見るよりもよっぽど面白いし、話もしっかりしてますからね。


それと、「ふくしま政美」とは懐かしいですね。
昔読んだ時、エロ漫画なのに絵が荒々しくて、けど結構面白くて時々読んでました(^^;)

それに、エロ漫画やエロゲーから話題作や名作が出る事もあるのですから、やっぱり“幅”が広いに越した事は無い、と思うのですけどね。
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