新・ボヤッキーでトンズラーな日記

そこいら辺にいる普通のオッサンです。日々気にくわない事や腹が立ったことをつぶやいています。

吃驚!「県立地球防衛軍」復刻!

2013-12-22 02:47:04 | マンガ

いやあ~。

まさか、“あの”安永航一郎先生の「県立地球防衛軍」が復刻されていたとは全然知りませんでしたわ。

だって、安永先生と言えば、何やら「問題」が発生して「アンチョビー」以降は小学館では描かなくなったし、その後移った集英社でも、何事が起こったのかは知りませんが、「火星人刑事」の最終刊は10年以上経った今も未発売のまま。

「青空にとおく酒浸り」の巻末コメントによると「この話をし出すともの凄く長くなるから」だそうですが、ホント、何があったのやら・・・。

更に、数年前から「コミックリュウ」に「青空にとおく酒浸り」って漫画描いていたのに、これも5巻発売辺りからどうも編集部と“何か”があったらしく、本人も知らないウチに5巻の発売が遅れた上、7巻が出る前に「コミックリュウ」での連載がストップしてしまい、結局7巻以降は発売されず終い。

で、「コミックリュウ」の編集者のTwitterでは

「作者の希望によりコミックの発売を停止しています」

と書かれていたけど、安永先生本人のTwitterでは

「私はそんな事は一言も言ってない」

と書かれているしで、果たして何があったのか今でも気になってはいるのですけど、その辺に詳しい「裏ルート」が無くなってしまったので、今では知る術が無いのよねえ。

でも知り合いによると、「安永先生本人は非常に大人しい人」と聞いていたのに、なぜか連載すると大抵「打ち切り」か「突然の連載中止」になってしまうという、ちょっと謎の人ではあります。

あ、そう言えば「ANALマン」も、10年以上2巻が出てないんだったっけ。

「ANALマン」と言えば、この漫画に出てきた「デカチュウ」は、色んな意味で本当に衝撃的でしたわ。

もう反則とかパロディとかを軽く飛び越えて、完全にキャラとして立ってるんだもんなあ・・・下品だけど(笑)

 

それと書いていて思い出したのですけど、「県立地球防衛軍」の電柱組の怪人に「正月仮面」ってのがいたっけなあ・・・・・・時期的に、そろそろ「出てくる」頃ですねえ(笑)

他には、桜前線に合わせて日本列島を登っていく「グリコーゲンX」ってのもいましたっけ。

ホント、出てくるキャラ全部が“濃い”んだもんなあ、あの人の漫画って。

しかも、余りにも特撮やアニメネタがピンポイント過ぎて、現在の「50歳プラスマイナス5歳」にだけ圧倒的に支持されていると言う、これ又不思議なファン層を持つ漫画家でもあります。

 

で。

発売されたのを知ったのは良いのですけど、余りにもマニアックな為近所の本屋などに置いてあるはずもなく、毎度お馴染みAmazonで購入する事に。

それが昨日届いたので読んでいたのですが、いやあ、絵柄が懐かしいのなんの!

何か、学生時代を思い出してしまいましたよ。

更に今回の復刻版には、16ページの描き下ろし漫画が載っているのですけど、これがまあ見事なまでに「安永節」!

しかも、相変わらず宗教をネタにする事も忘れず、下っぱの1人がご神木に向かって「やあ、700年ぶりだねえ」ってのを見た時は、思いっきり笑い転げてしまいましたよ。

しかもオチがつげ義春だし。

ホントにあの人は、良い意味で変わりませんねえ (^^)

宗教ネタと言えば、「頑丈人間スパルタカス」の時には「阿蘇の山奥でパソコン組み立てている」、とっても怪しげな宗教団体「ホトトギス神秘教」ってのが出てたりしてましたし。

今考えても、良く狙われなかったものだ、と。

そう考えると、もしかして編集者には、安永先生の「笑えるブラックさ」と「明るい下品」が理解出来ないので、打ち切りにされたりモメたりするのかも知れませんね。

 

あ、それと安永先生とは全く関係が無い・・・ワケでも無いのですけど、なぜかYouTubeに「怪奇大作戦」で今尚欠番となっている「狂鬼人間」の動画がアップされていたので、紹介しておきますね。 

 

今までの「ダビングされまくりの動画」と違って、かなり画質が良いのですが、もしかしてLD初版とかからの取り込みでしょうかね。

「怪奇大作戦」のLD初版には「狂鬼人間」も収録されていたのですけど、クレームが入って発売当日に即回収されたので持っている人が殆どいない為、一時期はもの凄いプレミアが付いていたんですよねえ。

まあ、何にしてもこれは是非とも見て戴きたいと思います。

特に最後の方の

「日本のように精神異常者が野放しにされている所は無い」

って台詞から見ても、40年以上前から既にそういった問題はあったんですねえ。

 

そういえば、何年か前に「怪奇大作戦NEO」なる番組も作られていましたけど、ありゃあ旧作に対して失礼以外の何者でもありませんでした。

今の連中が「昔の作品をリメイク」すると、どうしてああも「面白く無い」作品になっちまうのでしょうかねえ。

やっぱり「日本人じゃない連中」が作っているからかなあ・・・。

 

それと話はコロッと変わりますが、例の餃子の王将社長殺人事件ですけど、どうやら「25口径の銃」が使われていたとか。

拳銃は25口径自動式、実行犯1人か 王将社長殺害

京都市山科区の王将フードサービス本社前で、同社の大東(おおひがし)隆行前社長(72)が殺害された事件で、犯行に使われた拳銃は25口径の自動式だったことが21日、捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、25口径の自動式拳銃は小型で、火薬量が少ないため発射時の反動も小さく使いやすい一方、命中率や殺傷能力は比較的低い。自動式は回転式と比べ2発目以降は連射しやすいとされる、という。

 大東前社長の死因は腹部を撃たれたことによる失血死で、胸にも貫通した銃創があった。京都府警捜査本部(山科署)は、強い殺意を持った犯人が確実に命中させるため至近距離から前社長を複数回銃撃したとみている。

 捜査関係者によると、現場に残された4個の薬きょうは1種類だった。犯行の使用拳銃は1丁で、実行犯は1人とみられるが、逃走を助けるなど共犯がいる可能性がある。

 

25口径とは又、珍しい銃を使ったものですな。

というか、記事内にもある通り、この口径の銃はどちらかと言うと「女性の自衛用にバッグに隠したりする銃」とかに使われる程、小さいものが殆ど。

又、22口径や25口径だと、これ又記事に書いてある通り殺傷能力は低く、一例では

「当たっても鉛筆の芯で思いっきり刺された程度」

とも言われる程。

更に、銃自体が小さい為、なかなか的には当たらず、あくまで「威嚇用」として使われる事が多いんですよね。

そんな銃を「殺し」に使っているところからして、私は「殺しのプロ説」には疑問を抱いているワケです。

まあ、「静かに殺す」ことを優先して、あえて小口径の銃を使ったと言う可能性は否定出来ませんが、それでも25口径を持っているなんて、「暗殺者」と言うよりもどちらかと言うと「ガン蒐集マニア」ですな。

だって25口径の銃なんて、どちらかというと「アンティーク」の部類ですからね。

又、「サイレンサー付きの可能性がある」って記事もありましたが、こんな小さな銃用のサイレンサーなんて、売っているのを見つける方が大変でしょうね。

しかし、今日本で手に入る25口径と言うと、一番手っ取り早いのはやっぱりロシア製かなあ。

それとも北朝鮮が「暗殺用」に、それに近い銃を開発しているとか。

う~む、何か知れば知る程、益々ワケが判らなくなりましたな。

まあ、ガンマニアの端くれによる「素人考え」はこの辺にして、これからの情報待ちと言う事にしておきますか。

 

てなわけで今回は・・・って、あ!

今思い出しましたが、そういえば「柔らか銀行のハゲが日本から逃げ出した」って話、本当でしょうかね?

え?

「逃げ出した理由」?

そりゃあ、当然・・・・・・・・・( ̄ー ̄)ニヤリッ

 

てなわけで、今度こそ今回はこれにて。


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2 コメント

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Unknown (KY)
2013-12-22 16:55:28
 安永航一郎ですか。私みたいな世代としては懐かしい、の一言ですね。私的には「県防」よりも「ファンロード」85年5月号に掲載された「あたたっ子純情」が印象に残ってます。実はPN使ってアマチュアのコーナーに投稿してたのですが、ペンタッチで誰が描いたのかバレバレ。当時「プロなのにアマチュア装って投稿するのか」と半ば呆れたものですが。中身は北斗のパロディだったのですが、ユリアが「ケーン!」といしか言わなかった事の方が笑えました。ああ、あのFR持っておけばよかった。翌年の5月号は荒木飛呂彦描き下ろしだったし(ため息)・・・
 欠番24話については12話同様消されてはアップされる「イタチごっこ」を正常運転よろしく繰り返していますが、封印作品にまで著作権を云々と言うのは何か納得できませんが(苦笑)。LDはあってもプレイヤーが今あるんでしょうか?うちのコンパチももう14年経っているのでDVDはともかくLDのピックアップがまともに機能してくれません。まああのLDセット、一時は30万円まで高騰しましたが、流石に今は3万前後にまで落ちてます。勿論あの話の価値のみでしょうけど(苦笑)。海外ドラマでも「ER」が当該のネタを扱っていたので欠番になったという話はよく聞きますが、本当に日本の人権ヤクザに対するビビり方は尋常じゃありません。「日本人だから狙った」と言う半島ケダモノに精神障害者というお墨付きまで与えて無罪放免にするくらいですから、現実は欠番24話の遥か先を(悪い意味で)先んじているのは間違いないでしょう。海外ドラマまで欠番扱いするのは日本人が現実から増々目を逸らすようになった表れでしょうか?
 「柔らか銀行のハゲ」は半島の原発マンセーでしたが、その原発を輸出する審査が杜撰だと変態新聞が大喜びで報道してますが、変態報道だから、に限らず問題があるのでしょうか?
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Unknown (射撞)
2013-12-23 03:06:18
>>KYさん

昔の漫画家って、結構身分偽ってアニメ雑誌とかに投稿したりしてましたよね。
それとは逆に、常連がそのまま漫画家になるって事もありました。
有名な所では椎名高志氏とか、特に月刊アウト系が一時期多かったですけどね。
それとLDプレーヤーは、国内ではいまだにカラオケで使用している所があるので、パイオニアがそれ向けに作っているだけじゃなかったかな?
後は、海外ものでも殆ど無くなっているので、もし今手に入れるとしたら、新品ではなく、ヤフオクとかで落札するしかないかも知れません。
そういえばウチのLDプレーヤーって、まだ動くのかなあ・・・。
柔らか銀行のハゲは、真偽の程はともかくとして、アイツならばいかにも「有りそう」なんですよね。
大体、あいつの立身出世物語からして、どこかからの援助が無いと絶対に無理だってのは、知る人ぞ知る話ですし。
それが「北朝鮮からの援助」だったと言われれば、「ああ、なるほど」と納得出来るんですよね(笑)
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