新・ボヤッキーでトンズラーな日記

そこいら辺にいる普通のオッサンです。日々気にくわない事や腹が立ったことをつぶやいています。

民主党の政策の失敗は自明の理?

2011-02-07 02:21:03 | 民主党

ああ、全身が痛い・・・。

いやあ、昨日はちょっと張り切って家の周りや屋根などに積もっている火山灰の除去をしまくったのですが、その結果、節々の痛みと筋肉痛に悩まされております。

しかも、ほぼ一日掃除しまくったのに、除去出来た部分はホンのわずか。

何か、賽の河原でひたすら石積みでもやっている様な気分になってきましたよ・・・(--;) 。

 

そういえば、愛知県知事と名古屋市長選、どちらも結局は前評判通りの結果となってしまいましたね。

つまらん・・・。

 

で、民主党選対委員長だった石井一がこんな事を言っています。

民主、石井選対委員長「名古屋は特異。政権に決定的打撃与えず」

石井氏は大敗の原因について、「名古屋では(市長に当確した)河村たかし氏が正義の味方という面があり、『河村劇場』が見事に演出されていた」と述べ、御園、石田両氏の訴えが有権者に十分聞き入れてもらえなかったことを挙げた。

 結果が党執行部の責任論につながる可能性については「名古屋の特殊な雰囲気から出ている結果で、そこまで問題が発展するとは思わない」と否定した。

 

いやあ、見事なまでの捨て台詞ですな!

大体、選挙前は「愛知県と名古屋市は民主党が強い」って意味合いの事言っていたのに、負けた途端「あそこは特殊だから」。

民主党で“特殊じゃない所”ってどこなのか、是非とも教えてもらいたいモノですな!

( ̄ー ̄)ニヤリッ

 

さて、そんな民主党ですが、既に菅の“後釜争い”がいよいよ本格化してきたようで、“一歩”リードしようと画策している前原が必死になっています。

例えば・・・

「自民政権なら英国病に」=前原氏

 

 「政権交代にがっかりした人は多いと思うが、自民党に(政権を)戻したら、英国病と言われたイギリスと同じになってしまう」。前原誠司外相は6日、神奈川県小田原市で開かれた会合で、民主党政権の継続に理解を求めた。

 前原氏は「(英国では)政権交代が起きたら新たなことをやる。また政権交代が起きたら崩して新たなものをつくるで、全く前に進まなかった」と指摘。「日本の改革に残された時間はない。われわれは政策(マニフェスト)の微修正はするが、方向性は間違ってない」と語った。

 前原氏はまた、子ども手当の撤回を求める自民党を「低い出生率を放置し続けたのは自民党だ。一言でばらまきと批判するのはいかがなものか」と批判した。 

 

 

ま、相変わらずの「ジミンガー」を連発しているワケですが、政権交代直後ならまだしも、今ではそんな「責任転嫁発言」に耳を貸すような有権者は殆どいません。

それだけ自分達が有権者からの信用を失っている、と言う事にどうして気がつかないのか、むしろそっちの方が不思議ですわ。

それに

「イギリス型の二大政党制の実現を!」

って叫んでいたのも、確か民主党じゃなかったっけ?

なのに今頃になって「イギリスのように没落してしまう」と発言している時点で、信用に値しないわけですが。

ちなみに、イギリスが没落した最大原因はイギリス労働党だ、と言われていますね。

名前を見ても判る通り、労働者達の代表、すなわち組合員とかで構成された党です。

そして、労働者の地位の向上を目指して、賃金上昇を無理矢理行わせたり、一時期有名になったセリフ「ゆりかごから墓場まで」を実践する為に、福祉の充実を謳って、「子ども手当」を始めとした数々の「バラ撒き政策」を行い、そのせいで財政が悪化。

それを打破したのが、「鉄の女」と呼ばれたサッチャー首相でした。

彼女の最大の功績は、公共事業の民営化と労働組合の影響の排除だった、と言われています。

 

・・・・・・さて、ここまでお読みになれば、イギリス労働党=日本の民主党ってのが、ハッキリとお判りになるでしょう。

殆ど“カーボンコピー”したんじゃないか?と思える程、やる事なす事がそっくりです!

と言う事は、日本が財政危機に陥り始めたのも歴史が証明していた、と言えますね。

そして多くの人間は、なぜか歴史から学ぼうとはしないんですよねえ・・・。

 

私個人は、今でも女性党首ってのは反対ですが、サッチャーの様な「鉄の女」ならば大歓迎ですね。

ま、今の日本には“鉄の女”どころか、“アイアンボール”を持った政治家すら皆無に近い状況ですが(^^;)

 

あ、そういえば英国ネタで、こんなのがありました。

英首相 「英国での多文化主義は失敗」

 イギリスのキャメロン首相は、国内の若いイスラム教徒が過激思想に走るケースが相次いでいることを念頭に、「イギリスでの多文化主義は失敗した」と述べました。

  「多文化主義国家のドクトリンは、様々な文化がお互いに干渉せず、主流文化からも距離をおいて存在することを推奨してきました。そうした、いわば隔離されたコミュニティが我々の価値観と正反対の行動をとることすら許容してきました」(イギリス キャメロン首相)

  これはキャメロン首相が訪問先のドイツで行った講演の中で発言したものです。キャメロン首相は「イギリスでのこうした多文化主義は失敗した」とした上で、異なる価値観を無批判に受け入れる「受動的な寛容社会」ではなく、民主主義や平等、言論の自由、信教の自由といった自由主義的価値観を積極的に推進する「真のリベラル社会」を目指すべきだとの考え方を示しました

  イギリスでは、イスラム過激思想に感化されたイギリス育ちの若いイスラム教徒によるテロやテロ未遂が相次いでいて、大きな問題となっています。

 

ま、これ簡単に言うと

「キリスト教とイスラム教は決して相容れない」

ってのを遠回しに言っているワケですね。

今、イギリスではイスラム教徒による自爆テロなどでピリピリしてますし、昨今の若者がイスラム原理主義に感化されてテロに加担している事も問題視されています。

多文化共生を謳っていましたが、結局共生はどうやっても無理だった、と。

 

ちなみに、ドイツのメルケル首相や、フランスのサルコジ大統領もキャメロン首相と同じく

「移民政策は、国に混乱を招き、財政を圧迫するだけで何のメリットもなく、大失敗だった」

と言う旨の発言をしています。

ドイツは、移民が従来のドイツ国民を脅し、虐めると言う“逆差別”に悩まされ、それに対抗する形で、保守派と“移民排斥”を謳うネオナチが台頭してきましたし、フランスも、現在殆ど“難民”と化している移民が度々暴動を起こす事から、従来からのフランス国民と移民の間で重大な軋轢が生じている、と言われています。

 

前にも書きましたが、世界的に移民が成功した国はいまだ一例も存在せず、イギリス、ドイツ、フランスの例を見ても、むしろ従来からの国民と争いになるだけ、と言う事が実証されているにもかかわらず、民主党や社民党、更には自民党の一部の議員、そして経団連などは「移民推奨」を謳っています。

 

民主党議員はことある事に「外国では・・・」とか言うくせに、こういった自分達の都合の悪い事には“ダンマリ”を決め込むか、「外は外、ウチはウチ」って開き直るんですよねえ。

 

とは言え、民主党がこのまま政権取っていたら、イギリスのように没落するのはほぼ確定しているので、何とかして政権の座から引きずり下ろしたいのですが、上記の前原の発言からしても、今のところ、民主党は衆議院を解散する気はサラサラ無いようです。

 

困ったものですねえ・・・。


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2 コメント

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Unknown (KY)
2011-02-07 19:31:42
 これだけ地方選挙で連敗を重ねているのにその原因が理解できないのか、それともしたくないだけなのかは知りませんが、民主党は相変わらず負け惜しみと「ジミンガー」「マスコミガー」を連呼していますね。
 敗因の一つに「政治とカネ」に対する消極的な取り組みが挙げられますが、野党時代に一議員を自殺に追い込むまでにストーカーまがいの追及をしていたことなどすっかり忘れ、小沢の証人喚問どころか国会招致すら出来ずに今に至っています。このような体たらくなら支持率が下がって当然なのですが、民主党並びに信者たちはその分析すら出来ないようです。リンク先のサイトなんぞ、まさにその典型ではないでしょうか?
 本当の支持者なら「小沢氏は堂々と国会の場で説明すべき」とあえて苦言を呈するはずですが、それすらしないようではカルト宗教の狂信者と何ら変わりありません。
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Unknown (射撞)
2011-02-08 01:45:10
>>KYさん

民主党執行部は敗北を理解したくもないし、理解出来ないのでしょうね。

で、全ての責任を他人に押しつけて「自分達は悪く無い」を主張するばかり。
そんな姿勢で、国民の信を得る事が出来る、と思っている時点で政治家失格、いや、社会人失格ですね。

それに、小沢問題だってここまで引っ張ってしまったのも、結局は民主党の優柔不断が原因なのに、この件でも「ジミンガー」「マスコミガー」を連発しています。

本当に、今の民主党はモロにカルト宗教団体と化しています。
しかも、内部に全く別の教義を唱える二種類の教祖様を抱えた。
これじゃあ、まともな決定が出来るハズもありませんよね。

昨今は相撲八百長事件で、自分達への矛先が逸れた、と思って安心しているみたいですけど、ところがドッコイ!
国民はシッカリと見てますから。

多分、それすらも連中は理解出来ていないのでしょうけど。
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