東京スカイツリーが来年5月22日に“オープン”する事が発表されました。
でも、なぜ中途半端な火曜日に?と言うと、連休や土日祝日を絡めると、もの凄い人数が押し寄せてくる事が予想されて、現場が収拾が付かなくなる可能性があるからだとか。
う~ん、判ったような判らんような・・・。
で、高さ450mの第二展望台にまで上がると、大人3千円、幼児でも900円になるそうなんですけど、私は「多分その位だろうな」と思っていたので、この金額見てもそうは驚かなかったのですけど、殆どの人は「高い!」と言ってますが、日本の“ああいった施設”が高いのは何も今更始まった事じゃありませんから、そんなに驚く事でもないと思うんですけどねえ・・・。
それと、8日午前9時から9日まで、世界中でIPV(Internet Protocol Version)6の実施試験が行われていたのですけど、意外と知らない人が多かったようで。
現在、インターネットはIPV4で“運営”されていたのですけど、今年の2月、約42億個あった“IPアドレス”が完全に枯渇してしまったので、新方式のIPV6導入前の「不具合チェックの為の事前テスト」と言った所でしょうか。
ちなみにIPV6ではIPアドレスの数が、約340澗(かん)になるとか。
で、澗ってどのくらいの単位か?と言うと、私に近い歳の人だと、「宇宙鉄人キョーダイン」のエンディングで「一、十、百、千、万、億、兆、京」と歌っていたので、そこまではご存じの方も多いと思います。
私も知っているのは、その上の「垓(がい)」位までで、それから更に「じょ(漢字が出ない)」、穣(じょう)、溝(こう)と来て、澗。
数字で表すと、IPV4は32ビットだったので、「2の32乗」だったのが、IPV6は128ビットなので「2の128乗」。
・・・・・・ま、要するに、今後IPアドレスが枯渇する心配は殆ど無い、と言う事ですね(^^;)
今回の試験ではあまり不具合は出なかったようですが、それでもいくつかのサイトでは「ページが開かない」と言った現象が起こった模様です。
私が知っているのは、東映アニメーションの通販サイトかな。
まあ、そう言った不具合が出るのもある程度は想定内だった様ですので、試験は「まずまず」の結果だったようです。
ただ、すぐに移行出来るか、と言うとそれがなかなかうまくいかないようで、最大の問題はIPV4とIPV6では互換性が無い事。
完全移行する為には、ルーターとかの機器も買い換えなくてはいけなくなるので、まだまだ完全実施には程遠いようです。
それに、そもそも「IPV4でアドレスが枯渇する程ネットが一般的になる」なんて、当初は誰も予想してませんでしたからねえ。
そもそも「インターネット」自体が、元々は「軍用」として開発されたものだ、ってのも知らない人多いんだろうなあ。
そして、日本最初のホームページが、日本語使えなくて英語だった、って事も。
まあ、知ってても何の役にも立ちませんけどね。
以上、本日のネタでした。