この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

わからないと言っているのに。

2023-05-21 21:20:02 | 日常
 先日、会社でのこと。
 自分は在庫商品の管理を担当しているのですが、各営業担当が発注している商品は入荷時に検品まではしても、それ以上のことはタッチしていません。
 ある営業が棚に長く置きっぱなしにしている(うちの会社では「ねまる」って言います)商品を指して上司が「どうしてこれはねまっているのか」と自分に訊ねました。
 自分が発注した商品ではないので、なぜその商品がねまっているのか、自分に聞かれてもわからないことです。
 なので「わかりません」と答えて、その営業がその日は休みだったので、「〇〇さんが出社したら聞いておきます」と言いました。
 それでその件は終わりだと思ったのですが、上司はその後も「あの時の不足分じゃないのか」とか「なぜ事情をきちんと聞いておかないのか」としつこく聞いてくるんですよ。
 あんまりしつこいので「わかりました。休んでいる〇〇さんに電話して聞きます」と言うと、上司は「休んでいる人にそこまでする必要はない」と言いました。
 休んでいる人にそこまでする必要はないことで自分にしつこく質問をしてきたのかと内心呆れました。

 これは今日、我が家でのこと。
 庭に枯れている木があるから、切って欲しいって以前からお袋に頼まれていました。
 それで、今日は空いていたので午後からやろうと思い、どの木を切ればいいのか、お袋に訊ねたところ、お袋は、何週間か前に草取りをしていた時、どの木を切って欲しいかは言った、って言うんですよ。
 どの木を切って欲しいか、すでに言ったことなのかもしれないけど、現時点でわからないんだからさっさと言ってよ、と言い返すと、アンタは週末遊んでばかりだからとか何とか小言が帰ってきました。
 約束を反故にしようとして小言を言われるならともかく、どうして約束を果たそうとして小言を言われなきゃいけないのかわかりません。

 結局どの木を切るかまでは伝えていたようなのですが、その木をどれぐらいの大きさに切るか(ゴミ袋の大きさに入るぐらい)、どの高さまで切るか(出来る限り低く)と言ったことは指示を仰がなくちゃいけないことでした。
 倉庫にあったのこぎりで汗まみれになりながら、今日の午後、伐採しました。

 どうしてこっちは「わからない」って言っているのに、しつこく質問をしてきたり、小言を言ったりするんでしょうね。
 それって全然生産的なことじゃないと思うんだけど。
 まぁそのことをブログで愚痴っている自分も生産的とは言えないですけどね。笑。
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折り鶴をモチーフにしたオリジナル作品。

2023-05-20 20:42:52 | 折り紙・ペーパークラフト
 5月27、28日に佐賀のアバンセで 第12回折紙探偵団九州コンベンションが開かれます。
 九州で行われるイベントですが、九州の人間しか参加しないイベントというわけではありません。
 東京、大阪といった遠方はもちろん、遠く韓国から参加される方もいます。
 さらにはゲストはドイツの折り紙作家の方です。
 ローカルではありますが、グローバルなイベントなのです。

 遠方から参加される方は素直にすごいな、と思います。
 自分も折り紙が好きですが、東京や大阪で同様のイベントが行われたとしても(実際行われています)、参加しようとは思わないからです。
 折り紙にかける意気込みや熱量が違うというか。

 今回のコンベンションに前川淳さんという折り紙作家さんがやって来られます。
 自分がこの人こそ折り紙作家だろうと尊敬している方です。
 その前川さんが折り鶴をモチーフにした作品をコレクションしているという話を耳にしました。
 自分も折り鶴をモチーフにした作品をいくつか創作しているので、いくつかアップします。

   

 まずは《扇鶴》です。
 一見すると普通の折り鶴ですが、翼のところに放射線状の模様が入っています。
 この《扇鶴》はオリジナル作品なので、これを折れるのは自分だけじゃないかな。

   

 続いて《ウサギ風船》です。
 ぶっちゃけて言うと「紙風船」と「折り鶴」のハイブリッドですね。
 過去に当ブログで講習をしています(こちら)。

   

 《折り鶴の小箱》。
 折り鶴と別の作品を組み合わせるのって案外難しいんですよね。
 これは比較的上手くいっていると思います。

   

 《四鶴関係》。
 これは連鶴でそれぞれの尻尾と翼が繋がっています。
 どういうふうに繋がっているかは一目見ただけではわからないと思います。

   

 《折り鶴の指輪》。
 この作品のみ自分の創作ではありません。
 完成度の高い作品だとお身いますが、その割には知名度は低いんじゃないかな。

 作品を持って行って前川さんに見てもらおうと思っています。
 どういう感想が聞けるのか、今から楽しみです。
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とても面白く読めた『六人の嘘つきな大学生』。

2023-05-19 21:54:16 | 読書
 ゴールデンウイークの旅行に際し、特別なものを何か用意したということはないのですが、唯一例外的に旅先で手持ち無沙汰になったら行かんなと思い(ハードな旅でしたが、実際手持ち無沙汰になった時があった)、以前から気になっていた『六人の嘘つきな大学生』をブックオフで買いました。
 とても面白く読めました。
 買って大正解でしたね。

 新興のIT企業の最終面接に残った六人の大学生たち。
 最終面接は当初聞かされていたものではなく、六人のうち誰が合格者に相応しいかを選ぶグループディスカッションだった。
 紛糾する最終面接だったが、六人を告発する文書が見つかり、事態は意外な展開を見せる。
 果たして告発者は誰なのか、そして合格者は誰になるのか。
 
 いやはや騙されましたね。
 何に騙されたかを言うとネタバレになるので言いませんが、何度も、そして気持ちよく騙されました。
 著者の浅倉秋成は図書館で借りた『失恋覚悟のラウンドアバウト』も悪くないなと思ったのですが、『六人の嘘つき大学生』ははっきりとよいと思いました。
 久しぶりに贔屓にしてもよいと思える作家と出会えたかな。
 次は『俺ではない炎上』を読んでみるつもりです。

 ネタバレ厳禁な作品だと思うので、あまり詳しいことは書きませんが、一つだけ、第一部の主人公である波多野祥吾が残した文書について。
 この文書は波多野祥吾の誠実さの表れだと思います。
 本当に告発するつもりで記したのであれば、送付を断念した時点で処分するのが妥当だから。
 残したとしても彼に利益はまったくないからね。
 敢えて残したのは、文書の発見者に自分の腹黒さを見せつけることで相手の精神的負担を減らしたのだと思うな。
 と、解釈したけどどうかな。

 どうでもいいことだけど、自分は旅行のためにこの作品のソフトカバーを買ったのだけれど、あと一ヶ月待つことが出来ていたら、文庫本が発売されていたみたい。
 いや、待てなかったんだけど、世の中そんなものだとは思いました。
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次の旅行の計画は?

2023-05-18 23:58:13 | 旅行
 ゴールデンウイークは兵庫、鳥取、それに島根に行ったのですが、今さらながらよく無事に帰って来たな、と思います。
 一日10時間運転したりして、途中もうフラフラでしたからね。
 いつ事故ったとしても不思議はありませんでした。
 あんなハードな旅行はさすがに今回で最後だと思います。

 とはいえ、旅行自体はこれからも続けていくつもりです。
 実は次の旅行の計画もすでに立てています。

 6/24は大阪に行きます。
 といっても社員総会に出席するために行くので、旅行というより出張なんですけどね。
 コロナ禍前は一泊して社員総会の翌日は大阪観光をしました。
 大阪のこともずいぶん詳しくなりましたよ、御堂筋線沿いだけですが。笑。
 今年は次の旅行のこともあるので大人しく日帰りで帰るつもりです。

 次の旅行というのは7/8、9に行く湯布院旅行です。
 《湯布院カントリーロードホステル》主催の「絶壁を抜ける 由布川峡谷ツアー」に参加する予定です。
 2月に北九州に一緒に行ったメンバーに声をかけたのですが、良い返事はもらえませんでした。
 代わりに姪っ子のメイトと一緒に行きます。
 どんな珍道中になるのやら…。

 今行きたいところはいくつかあるのですが、一番行きたいのは佐世保ですね。
 佐世保で何をしたいのかというと、《七ツ釜鍾乳洞》での洞窟探検です。
 《七ツ釜鍾乳洞》では通常の洞窟観光とは別に未公開・未整備の洞窟を探検するツアーを行なっているんですよね。
 ただ、コロナが5類に分類されたというのに、未だに「コロナ感染拡大防止のため、現在受付をおこなっておりません。」って公式サイトでは表示されて…。
 いつになったら受付けを再開するのかと再開の日を待ちわびています。

 他にも遊園地の《ナガシマスパーランド》《姫路セントラルパーク》にも行ってみたいです。
 いつまでも行ってみたいところが無くならなければいいなぁ…。
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兵庫、島根、鳥取旅行記、番外編。

2023-05-17 21:38:23 | 旅行
 兵庫、島根、鳥取旅行記は昨日で一応最終回を迎えましたが、今日は番外編と称して旅行中に買ったお土産をいくつか紹介したいと思います。

 まずはお土産屋さんや銘菓店などで買ったお菓子類です。

   

 何だかんだ言って山口の茶藏唵で豆子郎というお菓子を一番買いました。
 行きは旅でお世話になる人用に、帰りはご近所さんやお袋の知り合いに配る分などで、合計で8000円以上買いましたね。
 それでも家で食べる分が足りないと言ってお袋がご近所さんに配るのを止めようと言い出すほどでした。笑。
 
 島根の道の駅で買った『吉田松陰のポテトチップ』と鳥取のスーパーで買ったカップラーメン。

   

 へぇ、吉田松陰ってポテトチップが好物だったんだ、などというボケはさておき、今はどの道の駅でもご当地ポテトチップを売ってますね。
 切りがなかったので最初にこのポテトチップを買っただけですが。
 このポテトチップは中洲のマジックバーに差し入れで持って行くつもりです。

 カップラーメンも似たような感じなのですが、こちらの『鳥取ゴールド』は鳥取のスーパーで多めに買いました。
 多めに買ったのはいいが、誰にあげる当てもありません…。

 4泊5日の旅で唯一自分のために買ったお土産がこちら。

   

 《コウノトリ但馬空港》のキーホルダーです。
 ことさらキーホルダーが欲しかったわけではないのですが、キーホルダーに書いてある『RJBT』の意味が知りたかったんですよね。
 キーホルダーを買う際、お店の人に「この『RJBT』って何のことですか?」と聞いたら、「空港のスタッフの方に聞いてください」と言われました。
 仕方なく空港の案内センターの女性スタッフに訊ねたら、その女性スタッフは首を傾げ、「ちょっと聞いてきます」と言って奥に消えました。
 戻ってきた彼女が言うにはこの『RJBT』は《コウノトリ但馬空港》の空港コードなのだそうです。
 へぇ、なるほど。
 ちなみに《羽田空港》は『RJTT』で、《福岡空港》は『RJFF』だそうです。

 お土産に関してはこんな感じですね。
 『鳥取ゴールド』はいつ食べようかなぁ…。
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兵庫、島根、鳥取旅行記、その13。

2023-05-16 21:31:14 | 旅行
 お待たせしました、兵庫、島根、鳥取旅行記の続きです(誰も待ってない)。

 まるで台風かと思うような強い風が一晩中吹いていたのですが、5月6日は気持ちよく目覚めることが出来ました。
 「車中泊で一晩快適に過ごす」というのが自分のライフワークだったのですが、一応達成出来たみたいです。

   

 温泉津町の観光案内所の駐車場からの眺め。
 ビックリするほど海が近かったです。

 この日の朝食は喫茶店のモーニングでした。

   

 ねぎみそチーズトースト、コーヒーとセットで700円だったかな。
 当初の計画では姫路でモーニングセットを食べるつもりだったので、期せずしてそれが果たせました。

 お腹を満たした後は九州を目指しひた走りました。
 途中益田市の後藤商店で、3日に食べ損ねた自動販売機のうどんを食べたのですが、ここでプチ悲劇が起きました。
 事前の情報ではスタミナうどんは400円だったので100円玉4枚を握りしめて自動販売機のところに行くと、「諸々の事情により4/1より450円に値上げします」という張り紙が…。
 仕方なく車に戻って10円玉5枚を探し出してもう一度自動販売機のところに行くと、別の張り紙に「10円玉は詰まりやすいので使用しないでください」と書いてありました。

   

 10円玉が詰まりやすい自動販売機って!
 そんな悲劇を乗り越えてゲットしたスタミナうどんがこちら。

   

 「スタミナ」というだけあって、具材は肉、えび天、ゆで卵、わかめ、かまぼこの5種類(隠し味に柚子の皮)。
 めちゃめちゃ美味しいというわけではないのですが、これが24時間いつでも食べられるなら大満足です。

 ここら辺から雨が降ってきました。
 雨の中のドライブはつらいものがありましたが、万が一4日に降っていたらシャレにならなかったので、その点ではよかったです。
 山口の茶藏唵で豆子郎を買った以外はひたすら帰路を急ぎました。
 18時過ぎ、無事自宅に到着、旅は終わりました。

 ゴールデンウイークに旅行に出かけた方がどれぐらいいたかは存じませんが、日本で一番ハードで充実した旅行をしたのは自分に違いない、と勝手に思っています。
 でも本当に無事に帰れてよかった…。
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いろいろと驚かされた『クロムスカル』。

2023-05-15 22:29:31 | 新作映画
 ロバート・ホール監督、レナ・ヘディ主演、『クロムスカル』、5/13、イオンシネマ福岡にて鑑賞(ACチケット835④にて鑑賞料金1000円)。2023年23本目。

 昨日に引き続き、今日も映画レビューです。
 いや、旅行記の続きを書きたいのは山々なんですけど!

 5/13は午前中にイオンシネマ筑紫野で『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』を観て、午後からイオンシネマ福岡で『クロムスカル』を観ました。
 何でそんなわけがわからない映画のハシゴをしたかというと、愛車のクロスビーが車中泊モード(ヘッドレストを取り外し、助手席を倒し、コンパネを設置し、布団を敷いた状態)だったからです。
 車中泊モードだと誰も人を乗せられないのですが、通常モードにするにはそれなりに時間がかかります。
 今月は折り紙コンベンションの時も車中泊をする予定なので、いっそしばらくこのままでいっか、とも思ったのですが、5/17に人を乗せなくちゃいけないことになって、あわてて通常モードに戻すことにしました。
 しかし週末はあいにくの雨で、とても通常モードに戻せそうにない…。
 仕方なく『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』は地下駐車場があるイオンシネマ筑紫野で観ることにして、映画鑑賞後愛車を通常モードにしました。

 というようなどーでもいい与太話はさておき。

 ホラー映画が好きです。
 好きなんですけど、好きだからこそいろいろこだわりがあって。
 ぶっちゃけ言って、不死身の殺人鬼が人を殺しまくるだけのホラー映画なんて退屈過ぎて観てられないです。
 自分はホラー映画には恐怖は当然として、プラスアルファを求めてるんですよね。
 感動やら、衝撃やら、意外性やら、そういった恐怖以外の何かです。
 あと、美(少)女が殺人鬼に追いかけられるというシチュエーション自体は嫌いじゃないです。
 むしろ好きというか。
 『クロムスカル』もそういう映画っぽかったので観に行くことにしました。

 実際観に行って驚きましたね。
 レナ・ヘディ扮するヒロインがあまりにも魅力がなくて。
 映画のヒロインに魅力がない場合、原因は主に三つ考えられます。
 ①ヒロインを演じた女優に魅力がない。
 ②女優には魅力があるが、監督にそれを引き出すだけの技量がない。
 ③役柄的にヒロインに魅力がない。
 『クロムスカル』においてはこの三つの原因がすべてあてはまるのである意味恐ろしいホラー映画だと言えます。

 終盤、記憶喪失だったヒロインの意外な正体が明かされます。
 ヒロインは何と娼婦だったのです!
 え?と思いましたよ。
 だってそれじゃクロムスカルが執拗にヒロインを追い回し、なおかついつでも殺せるにもかかわらず殺さなかったことの説明がつかないからです。

 自分だったら記憶喪失だったヒロインは実はクロムスカルの恋人だった、というオチにしますけどね。
 それならクロムスカルが彼女を執拗に付け回すのも、殺さないのも、説明がつきます。
 まぁB級ホラー映画にそういった意外なオチを期待する方が間違っているかもしれませんが。

 一番驚いたのは鑑賞後、wikiののレナ・ヘディのページをwikiを見た時でした。
 出演作に『クロムスカル』の名がない!
 いくら出演したことが黒歴史であっても、wikiの出演作の項目からそのタイトルを削除することって可能なんでしょうか。

 そういったことに意表を突かれたり、驚かされたりはしましたが、映画は基本的に大して面白くなかったです。

 お気に入り度★、お薦め度★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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悪くはないと思った『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』。

2023-05-14 21:16:08 | 新作映画
 ジェームズ・ガン監督、クリス・プラット主演、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』、5/13、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞(ACチケット835③にて鑑賞料金1000円)。2023年22本目。

 本日は大好評(?)の『兵庫、島根、鳥取旅行記、その13』を更新する予定でしたが、急遽変更して『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』のレビュー記事をお届けしたいと思います(単に携帯電話を会社に忘れただけ)。

 5/3に公開された『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』(長いので以後『GOGV3』)ですが、旅行に行っていたので観るのがずいぶん遅くなってしまいました。
 ここまで遅くなると嫌でも本作の評判が耳に入ってきます。
 めっちゃくっちゃ評判がいいみたいですね。
 何しろyahoo映画のユーザーレビューの評価が4.5ですからね(悲報!7/31にyahoo映画のサービス終了)。
 最近のMCU作品の中ではぶっちぎりに高い評価じゃないでしょうか。
 自分でも知らずにハードルを上げていたのかもしれませんが、正直、「悪くはないけど、そこまでは…」って感じでした。

 ガーディアンズの面々が「カウンターアース」と呼ばれる星にやってきます。
 そこは地球を模した惑星なのですが、住んでいるのは「ハイ・エボリューショナリー」という創造主によって進化させられた豚人間たちでした。
 しかしカウンターアースが完璧でないことが気に入らなかったハイ・エボリューショナリーはカウンターアースを滅ぼしてしまうのです。

 そこでガーディアンズの誰かが、例えばリーダーのクイルが「ひでぇことをしやがる」というような台詞を口にしていれば自分の印象も変わったと思います。
 でも誰もそのことについて何も言わないんですよ(言わなかったですよね?)。
 崩壊するカウンターアースから脱出するのに忙しかったからかもしれませんが、それでも何かしら一言欲しかったです。

 その後ハイ・エボリューショナリーの機動要塞とガーディアンズの本拠地であり、巨大宇宙船でもある「ノーウェア」が交戦し、ガーディアンズの活躍もあって要塞は崩壊するのですが、その最中、ガーディアンズは要塞内に多数の(見た目が妖精っぽい)子どもたちと実験動物を発見します。
 ガーディアンズは命がけで子どもたちと実験動物を救い出すのです。

 カウンターアースが滅ぼされたことには特に何も感想を口にしないのに、子どもたちと実験動物は命がけで助けるんだ?っていうふうにひねくれたことを思っちゃいました。
 せめて最後の戦いでクイルが「これはお前に滅ぼされたカウンタアースの人たちの分だ!」とでも言ってハイ・エボリューショナリーの顔面にパンチをお見舞いしていたら、やっぱり印象は変わっていたと思うのですが、そういう展開にはならなかったです。

 まぁ自分が望むような展開にならなかったというだけで、『GOGV3』、そんなに悪くはなかったですよ。
 yahoo映画のユーザーレビューの評価が4.5というのは伊達ではないですね。
 それにしてもどうしてyahoo映画が無くなっちゃうんだろ。
 いろいろ役に立ってたんですけどね…。

 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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兵庫、島根、鳥取旅行記、その12。

2023-05-13 20:49:01 | 旅行
 5月5日、温泉津温泉の龍御前神社で20時から行われていたこと、それは「石見神楽」の特別公演でした(こちら)。

 ぶっちゃけ言って自分は日本の伝統芸能に興味がありません。
 伝統芸能に興味がないというより、歴史そのものに興味がないのです。
 人間って歴史から何も学ばない生き物じゃないですか(歴史好きが聞いたら激怒しそうな台詞だ)。
 歴史から何も学ばないのに、学問として歴史を学ぶというのは滑稽というか矛盾しているというか、

 そんな伝統芸能にも歴史にも興味がない自分ですが、初めて見た「石見神楽」はとてもよかったですよ。
 想像以上にきらびやかで、勇壮で、迫力がありました。

   

 「おろち」という演目では文字通りヤマタノオロチが舞台狭しとうねり、とぐろを巻いていました。

   

 てっきりヤマタノオロチの胴はダクトホースの類いで出来ているものと思ったのですが、後から調べたところ、和紙と竹のみで出来ているのだそうです。
 和紙と竹だけで出来た作りものがあんなに激しく動けるものなのかと感心しました。

 「石見神楽」の特別公演はすごくよかったのですが、公演の内容とは関係なく、一つ残念なことがありました。
 この特別公演のことを知ったのは旅行に行く直前だったんですよね。
 申し込んだのもギリギリだったので、席は後ろの方でも仕方ないと思っていました。
 しかし実際会場に行ったら自分の席は相撲でいうところの「砂被り席」で最前列だったんですよ。
 ギリギリに申し込んだ自分がこんないい席でいいの?と思ってしまいました。
 そこまではいいんですよ、そこまでは。
 その時の自分がスカイダイビングで着地の際、尾てい骨を思いっきり打っていたせいでお尻が痛く、座布団にもまともに座れない状態だったのです。
 なので二つ目の演目が終わった時点で係りの人に無理を言って、会場の一番後ろの柱があって見えにくい椅子席に移動させてもらいました。
 最後まで砂被り席で見たかったんですけどね、残念。

 公演が終わったのは22時過ぎでした。
 さてこの後どうするか。
 実は温泉津町で石見神楽の特別公演があることを知ってから申し込んだゲストハウスの予約が取れたんですよね。
 ラッキー、これで車中泊をしなくて済む、と思ったのですが、予約を済ませた後に宿からメールが届いて、そのメールは「17時までにチェックインしてください、そうでないと宿の鍵を渡せません」といった内容で、そんなの無理!と思って予約をキャンセルしました。
 どういう宿泊条件を付けるのも宿の自由だと思うけど、17時までのチェックインが必須というなら、そのことは予約ページに書いておいてくれよ、と言いたくなりました。
 で、結局この日は待望(?)の車中泊をすることになったのですが、そうなると今度はどこで車中泊をするか、ですよね。
 夜中の22時過ぎにどこかの道の駅に移動しなくちゃいけないかと思ったのですが、神楽を仕切っていた地元のお偉いさん(っぽい人)にダメ元で観光案内所の駐車場で一晩過ごしていいか尋ねたら、「構わないですよ」と快諾してもらえました。
 ありがたいなぁ、近頃は車中泊禁止の道の駅もあるぐらいなのに…。
 お言葉に甘えて温泉津町の観光案内所の駐車場で一晩過ごしました。
 台風並みの風がごうごうと吹いていたのですが、それでもこの旅で一番ぐっすり眠ることが出来ました。

 旅は続きます。
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兵庫、島根、鳥取旅行記、その11。

2023-05-12 21:19:58 | 旅行
 鳥取県の日野町を出て向かったのは島根県の雲南市にある《ドラゴンメイズ》でした。

   
 
 《ドラゴンメイズ》、本当は5月3日に行く予定だったのですが、3日は事故渋滞でたどり着けなかったんですよね。
 なので二日遅れの訪問になったというわけです。
 3日に《ドラゴンメイズ》に行けていたら、この日は世界一の砂時計がある《仁摩サンドミュージアム》に行っていたのですが、まぁ言っても仕方ないですね。

 《ドラゴンメイズ》、攻略コースの難易度が三つの中から選べるのですが、最難関のコースだとチェックポイントが8ヶ所になります。
 《ランズボローメイズ匹見》の4ヶ所のちょうど倍ですね。
 チェックポイントの数が倍だから、難易度も倍かというとそういうこともなくて、むしろチェックポイントの数が増えている分、《ドラゴンメイズ》はルートも単純になっていて、迷路として面白いのは《ランズボローメイズ匹見》の方だと思いました。
 ただ、《ドラゴンメイズ》は子どもが楽しめるアトラクションがいくつも用意されているので、子どもを連れて行く分には《ドラゴンメイズ》の方がよいと思います。

   

 写真は攻略した証であるスタンプカード。
 裏にもう一つスタンプを押せるようになっています。

 それにしても《ランズボローメイズ匹見》と《ドラゴンメイズ》を同日攻略出来なかったのは残念でなりません。
 どなたか島根在住で、二つの巨大迷路を一日で攻略してやろうという方はいないですかね?
 そんな奇特な人、いないか。。。

 《ドラゴンメイズ》を攻略した後は次の目的地である島根県の温泉津町へと向かいました。
 ところで「温泉津温泉」って読めますか?
 温泉津町は島根県の中央部に位置する日本海に面した町で、温泉津温泉は温泉津町にある温泉のことになり、温泉津町は「ゆのつまち」、温泉津温泉は「ゆのつおんせん」と読みます。
 「おんせんつおんせん」ではないですよ。笑。
 温泉津町にある《龍御前神社》に用事があって温泉津町に向かっていたのですが、途中の食事処がゴールデンウイークのためか営業してなくて難儀しました。
 まぁゴールデンウイークで魚市場がやってないからお店を休みにしていというのは、ある意味良心的なのかもしれませんが、結局この日は夕食にありつけませんでしたよ、トホホ。

 温泉津町の観光案内所の駐車場に車を停め、温泉津町を散策しました。
 《薬師湯》という100%“本物”の源泉かけ流しを謳っているレトロな温泉に入りました。

   

 源泉かけ流しの温泉は珍しくないかもしれませんが、加温もしてないのは珍しいかもしれませんね、いや、、、よく知らないんですが。汗。

 入浴後、車の中で時間を潰し、20時近くになってから《龍御前神社》へと向かいました。

 旅は続きます。
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