この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

兵庫、島根、鳥取旅行記、その10。

2023-05-11 23:39:50 | 旅行
 5月5日の朝も6時ぐらいに目が覚めました。
 疲れ切っているはずなのに、熟睡出来ないのはどうしてでしょうか?
 自分で言うのもなんですが、自分は枕が変わったからといって眠れないタイプというわけではないのですが…。
 朝食を取り、8時ぐらいにオーナーに挨拶をして《俺ん家》を出ました。

 で、鳥取の日野町に何をしに来たかというと『ラフティング』です(こちら)。
 ラフティングというのは何かというと「ラフト」というゴムボートに乗って急流を下る川下りのことです。
 ラフティングは以前球磨川でやったことがあるのですが、すっごい楽しかった記憶があります。
 今回たまたま鳥取でもやっていることを知ったので申し込んだ次第です。

 ラフティングって全国で何ヶ所ぐらいやっているんでしょうね。
 はっきりとはわかりませんが、調べたところ20ヶ所以上でやっているようです。
 たぶんですが、日野町のラフティングは日本で一番安いんじゃないかと思います。
 だいたいどこのラフティングも6000円前後ぐらいが相場なのですが、日野町のラフティングは3000円と破格の安さですからね。
 安いからといって手抜きということはないですよ。

   

 貸し出してくれる装備一式です。
 ヘルメット、ウェットスーツ上下、救命胴衣、シューズとラフティングをするのにこれ以上望むものはない装備だと思います。
 なぜ日野町のラフティングがこんなに安いかというと、他のところが営利団体が主催しているのに対し、日野町は町おこしの一環で役場が主導して行っているからだと思われます。
 何しろ申し込み先が日野町役場ですからね。笑。

 もちろんラフトが下る日野川もちょろちょろの小川ということはなく、岩場あり、急流あり、河口堰ありとラフトをするのに申し分ない川なのです。
 途中ラフトを岸に寄せて、5メートルの高さの崖から川面に向かってダイブしました。
 川の水は冷たかったですが、気持ちよかったですよ。

 あんまり比べるものでもないのかもしれませんが、ぶっちゃけ50000円出してやったスカイダイビングよりも3000円のラフティングの方がはるかにスリルがあって面白かったです。
 自分が鳥取に住んでいたら、いや、鳥取でなくても山陰地方に住んでいたら、間違いなく毎年やっていると思うのですが、悲しいかな、自分は佐賀に住んでいるのでもう一度やる機会はたぶんないでしょう。

 めちゃくちゃ楽しかったラフティングなのですが、5月5日とゴールデンウイーク真っただ中であるにもかかわらず、自分の他に参加したのは大学生の時の同級生四人組だけでした(当然スカイダイビングの時の四人組とは別の人たち)。
 これは如何にも勿体ない!
 よく連休はどこも人が多いので家から出ない、なんてことを言う人がいますが、それなら人の少ないところに出かければいいのにって思います。
 あんまり人はいないけど、行ったら面白い観光スポットやアトラクションって調べればいくらでもあると思いますけどね。

 ラフティングを楽しんだ後は《リバーサイドひの》という施設で着替えてから次の目的地に向かって車を走らせました。

 旅は続きます。
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兵庫、島根、鳥取旅行記、その9。

2023-05-10 22:11:07 | 日常
 但馬空港の屋上デッキで一時間ほど休憩してから次の目的地である鳥取県の日野町に向かって出発しました。
 カーナビの予想到着時間がおよそ5時間後だったので、あ、近いなと思ったのですが、5時間後で近いわけないですよね。
 前日10時間近く運転したので、頭がおかしくなってました。笑。

 道の駅や地元のスーパーなどに寄りつつ、18過ぎ、日野町にある食堂《ごはんやブランチ》に到着しました。

   

 ここ日野町では生まれて初めてゲストハウスなるものに宿泊する予定でした。
 ただ、そのゲストハウス《俺ん家》って泊まれるかどうかすごく不安だったんですよ。
 何が不安だったかというと、《俺ん家》の紹介ページにはハウスルールこそ書いてあるものの、連絡先、住所、宿泊代といった宿泊施設であれば書いていて当然のことが書いてなかったのです。
 しかもどうにか連絡先を見つけ出して3月ごろに電話をしたら、5月になってからもう一度かけ直してくださいと言われました。
 5月4日に宿泊するのに5月になってから電話するの???と不安で仕方なかったのですが、5月1日になって改めて電話したところ、まずこちらに来てくださいと言われたのが《ごはんやブランチ》でした。
 実は、ってほどのことでもないのですが、《ごはんやブランチ》のオーナーが古民家を改装した自宅の一室を希望者に開放しているのがゲストハウス《俺ん家》なのです。

   

 《ごはんやブランチ》からオーナーの先導で《俺ん家》に案内してもらいました。
 泊まる部屋と風呂場を教えてもらい、鍵を預かると、オーナーは《ごはんやブランチ》に戻っていきました。
 車から荷物を下ろしていると近所の子どもが網を振り回し虫取りをしていました。
 この季節に何の虫を取っているんだろうと思ったら、見たことのない、すっごい不気味な虫を取っていました。
 そんな不気味な虫を取ってどうするんだろうと思ってそのことを訊ねたら、その子は「羽根をもいでヤモリのエサにする!」と元気よく答えました。
 そ、そっか、羽根をもいでヤモリのエサにするんだ…。
 鳥取の子ども、スゲェ!と思わずにはいられませんでした(翌日大人の人に聞いたら、たまたまその子がそうだったというだけで、日野町の子どもが全員ヤモリを飼っているわけではないとのことでした。そりゃそっか。)。
 
 部屋に荷物を運びこみ、少し休憩してから、自分も夕食を食べるために《ごはんやブランチ》に戻りました。
 《ごはんやブランチ》、なかなか不思議なお店で、食堂は食堂なのですが、流れているBGMはオーナーの趣味であるジャズで、お酒も普通に飲めるみたいです。
 自分が頼んだ日替わり定食の「豚肉のしゃぶしゃぶとコロッケ」。
   
   

 ご飯をカレーにしてもらいました。
 このお店、カレーが超辛いことで有名なんです。
 辛いものはどちらかというと苦手なのですが、名物であれば食べないわけにはいくまい!
 辛いカレーって後から辛さが来るなんて言いますが、《ごはんやブランチ》のカレーは口に入れてすぐ辛さがドカンとやってきました。
 間違いなくこれまで食べた中で一番辛いカレーでした。
 でも完食しましたよ、カレーだけは。
 豚肉のしゃぶしゃぶとサラダは残ったので翌日の朝食に回しました。

 夕食を終え、再び《俺ん家》へ。
 部屋は田舎のじーちゃんの家に泊まりにきました、って感じですごく居心地がよかったです。
 一つだけ難を言うと古民家なのでどこからともなく虫がやってくるんですよ。
 二度ほどカメムシ(大きい方の奴)がブーンとやってきて、うわっ!と叫んでしまいました。
 それさえなければ100点だったんですけどね。笑。
 お風呂を頂いてから、布団に入りました。
 疲れているはずだったんですが、なかなか寝付けませんでした。

 旅は続きます。
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世知辛い世の中だなぁ。。。

2023-05-09 22:03:39 | 戯言
 現在「兵庫、島根、鳥取旅行記」絶賛更新中ですが(誰に絶賛されてるんだ。。。)、今日は更新を一時停止して、別のことに着いて書きたいと思います。

 『ちはやふる』などで知られる漫画家の末次由紀氏が5/7に投稿したツイートが現在論争を巻き起こしているのだそうです(こちら)。
 問題のツイートがどんな内容だったかというと「家族6人で『ドラえもん』の映画を観に行った際、5席しか取れず、間3席別の方を挟んで1席取ることになった。間に座った3名に1席ズレてもらえないかと頼んだところ快諾してもらえた。そのズレてくれた相手がシャ乱Qのつんくだった」というものです。
 正直、ふ~ん、で終わるようなエピソードだと思うのですが、これがもうビックリするぐらい炎上しています。
 以下ミクシィのニュースのコメント欄より抜粋。

>チケット買う時に「この席がいい」と思ったからそこの席を選んだのに、それを家族全員分横並びで取れなかったからって「移動して」なんて言うのはちょっと自分勝手じゃないか…
>断固断る。家族一列で席取りたいなら、早めに予約するなり対策立てろよ。無能に譲る席など無い。
>これって、飛行機で『子供が窓の外を見たいと言っているので、席を交換してくれませんか?』と言ってくる親と同レベルなのでは……。

 まず自分が予約した席は死んでも譲りたくないと思っている人の多さにビックリです。
 そんなに強いこだわりを持って映画館の席を選んでいるの?
 選んだ席でなければ、もし1席でもズレてしまったら、映画の見やすさが全然違うの?

 いやいや、そんなわけないでしょ。
 仮にベストの席があったとしても、そこから前後左右に1席ズレたぐらいで映画の見やすさは変わりはしないよ。
 人間の目はそこまで精密には出来てないから。

 飛行機の席交換とも今回のケースは明確に違うと思うけどなぁ。
 飛行機の場合、窓側の席に座って、外の景色を観たいと思う人もいるかもしれない。
 その人にとって席を交換することは明らかに不利益が生じるよね。
 
 でも映画館の場合は?
 席を一つズレることでどんな不利益が生じるというの?
 別に生じないでしょう。
 だったら席を譲ってあげてもいいんじゃないかなぁ。

 自分は見ず知らずの相手であっても、自分に何かしら不利益が生じるのでない限り、その人が喜ぶことをしてあげたいと思うけれど。
 そう思うことの方が異常なのかな。

 何だか末次氏のことを全面的に擁護しているようだけど、そんなことはなくて、芸能人がプライヴェートでどんな映画を観に行っているか、それを偶然知りえたとしても、そのことを公けにするべきではないよね。
 もしかしたら、人に知られたくないことなのかもしれないし。

 ともかく、自分は映画館で親子連れに1席ズレてもらえないかと頼まれても断らないつもりです。
 といっても、自分は映画館では端の方の席に座ることが多いし、そもそも親子連れで観に行くような映画を観ることはありませんが。笑。
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兵庫、島根、鳥取旅行記、その8。

2023-05-08 21:37:57 | 旅行
 突然ですが、質問です。
 皆さんは飛行機に乗ったことはありますか?
 この質問には「yes」と答える人が多いでしょう。
 では次の質問です。
 皆さんはドアがついていない飛行機に乗ったことはありますか?
 この質問に「yes」と答える人は少ないでしょう。
 「yes」と答えた方のほとんどはスカイダイビング経験者だと思われます。
 そう、スカイダイビングの専用機は片側のドアが取り外されているのです(すべての専用機がそうだというわけではないですが)。

   

 このセスナ機は別段乗客が乗り降りするためにドアが開いているのではなく、最初からドアが取り外されているんですよ、上空に行ってドアを開閉する手間を省くために。
 スカイダイビングはドアのないセスナ機に乗って地上3500メートルの高さまで上り、やるものなのです。

 ドアのないセスナ機に乗るのってどんな気持ちなのか。
 まぁ怖いことは怖いですよね、ふと見ると眼下に豊岡の町並みや田畑や海がミニチュアみたいに広がっているのですから(注視は出来なかったです)。
 でももっと怖いのはセスナ機が時折りガタガタ揺れることでしょうか。
 セスナ機に乗ること自体初めてなので、ドアのあるなしにかかわらずセスナ機って揺れるものなのかもしれませんが、ともかくがたつきましたね。
 テープで目張りしているところもあって、かなり古い機体に見えたので、インストラクターの方に「いつぐらいに作られた機体ですか?」と尋ねたところ、彼は「わかんないですねー」と答えました。
 そっかー、わかんないかー。
 まぁ、正直に答えられたら余計怖くなったかもしれないですけどね。笑。

 上空3500メートルに達し、一緒に乗ったもう一組が搭乗口(?)に移動しました。
 スカイダイビングは二組がダイブする場合、一応ダイブする順番のルールがあります。
 それは体重が重い方からダイブする、です。
 逆に言えば体重が軽い人は搭乗口から一瞬で人が消えるマジックを見ることが出来るってことですね。
 そんなマジック、見たくもないかもしれませんが。笑。

 そんなこんなで自分がダイブする番になりました。
 いざ搭乗口へ、、、といっても後ろのインストラクターに押し出されているだけなんですが。
 講習通りのことが出来たかわからないまま、そのまま大空へ。
 降下姿勢になる前に一回転か、二回転しましたよ。
 後から聞いたところによると必ずしも降下する際に回転するわけではないとのこと。
 これを得したと考えるべきか、損したと考えるべきか。
 気がつくとパラシュートが開いていて、離陸した飛行場の上空でした。
 少しだけパラシュートの操縦もしました。
 正確には操縦桿を持っただけですが。
 急激に近づく地上、その時インストラクターの方の「しまった」という短いつぶやきを耳にしたような気がしました。
 え?と思った時はもう地上ですよ。
 無事着地した、と言いたいところですが、着地の際思いっきり尾てい骨を打ち付けてしまいました。
 めちゃくちゃ痛い…。
 インストラクターの方に「大成功♪」と肩を叩かれましたが、どこがだよ、と言いたくなりました。

 自分の人生で最初で最後のスカイダイビングの感想は「気持いい♪」でも「最高!」でもなく、「お尻が痛い」でした。
 いや、マジでお尻が痛くて、この日は豊岡市の有名な食事処でランチを食べる予定だったのですが、それどころじゃなくて直前になって予約をキャンセルしました。
 めっちゃ楽しみにしてたんですけれど。。。

 そうそうインストラクターの方に「あの『しまった』って何だったんですか?」と尋ねたんですけど、「そんなこと、言ってないですよ」とはぐらかされました。
 まぁ文字通り自分の“空”耳だったのかもしれません…。

 旅は続きます。
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兵庫、島根、鳥取旅行記、その7。

2023-05-07 22:03:02 | 旅行
 さて、5月4日は念願だったスカイダイビングの決行日です。
 前日同様やはり深くは眠れなかったですね、、、6時過ぎに起きて、朝風呂に入り、朝食を取りました。
 8時過ぎ、空港に行くにはまだ早かったのでホテル周辺を散策しました。
 これといったものはなかったですが、この日のお昼を食べる予定のお店の場所だけ確認しました。

 9時過ぎ、ホテルを出発、《コウノトリ但馬空港》へと向かいました。
 それにしても晴れてくれてよかったです。
 4月25日の時点では降水確率は80%だったんですけどね。
 我ながら晴れ男っぷりが怖くなるというか。

 10時前に空港の西側にある《スカイダイビング関西》の事務所がある格納庫に到着しました。
 既に前の枠の予約客がダイビングの準備をしていました。
 大学時代の同級生四人組だそうです(男性三人、女性一人)。
 仲良さそうで羨まし、、、くなんてない!(嘘つけ!)

 必要な書類に記入し、現金50000円(!)を支払い、簡単な講習を受けました。

   

 格納庫の片隅で流れていた講習ビデオ。
 思わず「尊師!」とでも呼びたくなる胡散臭いジーサンが映っていたのですが、このジーサン、、、訂正、この老人がスポーツとしてのスカイダイビングを確立した偉い人なのだそうです。
 人は見かけによらないというか。
 でもこの老人ならパラシュート無しでスカイダイビングが出来そう(死んじゃうよ!)。

 待っている間、前の組の降下を見物することが出来ました。

   

 一枠は最大四人なのですが、一回のフライトでセスナ機に乗り込むのは体験ジャンパーとインストラクターの二人組が二組、そしてパイロットの計五人です。
 一回のフライトは30分弱といったところでしょうか。

 待っている間、スカイダイビングでいろいろわからなかったことをインストラクターの方に聞くことが出来ました。
 一番聞きたかったのは、なぜ九州には空港が腐るほどあるのにスカイダイビングをやっているところがないのか、ということです。
 答えは明快でした。
 スカイダイビングは空港があれば出来るというものではないそうです。
 ぶっちゃけ過疎空港でないと出来ないとのこと。
 なるほど~と思いましたよ。
 佐賀空港は一日六便しか離着陸がないのですが、それでもスカイダイビングをするには便数が多すぎるのだそうです。

 そんなこんなで時間を潰していたらあっという間に自分の番が来ましたよ。
 果たして生きて帰れるのかどうか、続きをお楽しみに♪

 旅は続きます。
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兵庫、島根、鳥取旅行記、その6。

2023-05-06 21:00:11 | 旅行
 この旅の目的の一つに「島根県二大巨大迷路同日攻略」がありました。
 昭和の時代に流行りに流行った巨大迷路も現存するものは数少ないないそうです(いくら調べてもはっきりとした現存数はわかりませんでした。知っている人、教えて♪)。
 その数少ない巨大迷路の二つが島根県にあります。
 益田市にある《ランズボローメイズ匹見》と雲南市にある《ドラゴンメイズ》です。
 同じ県内にあるといっても山口県寄りの益田市と鳥取県寄りの雲南市とでは相当離れています。
 ただ、相当離れているといっても所詮は同じ島根県内ですから、同日攻略は出来ないことはなさそうです。
 でもネットでいくら調べても二つの巨大迷路を同日攻略をしたという人は見つかりませんでした。
 誰もやってみようと思わなかっただけなのか、それとも出来ない理由でもあるのか。
 ともかく誰もやったことがないなら自分がやってみようと思った次第です。

 結論から言えば《ランズボローメイズ匹見》と《ドラゴンメイズ》の同日攻略は可能です。
 ただその場合移動は有料道路を利用することが必須となります。
 一般道で移動していては開園時間内に二つ目の巨大迷路を攻略するのは無理、、、とまでは言えなくてもかなり難しいでしょうね。
 ちなみに二つの巨大迷路の開園時間は10:00から17:00までで、有料道路で移動した場合は三時間半、一般道で移動した場合五時間ほどかかります。

 もちろんこの日は有料道路で移動しました。
 (カーナビによると)15:30ぐらいに《ドラゴンメイズ》に着くはずでした。
 一時間半あれば充分《ドラゴンメイズ》を攻略出来る!

 しかし結局5月3日は《ドラゴンメイズ》の攻略は出来ませんでした。
 というかたどり着けなかったんですよね。
 途中松江自動車道で事故渋滞が発生して車が一時間ほど動かなかったのです…。

 16時ぐらいに《ドラゴンメイズ》に行くことを諦め、目的地を修正しました。
 新たに目的地に設定したのは《豊岡グリーンホテルモーリス》でした。
 とにかくここにたどり着かなければ話にならないのですが、出来れば21:30までに着きたい理由がありました。
 有料道路を五時間休みなくぶっ続けに運転するのはきつかったですね。
 この五時間がこの旅の中で疲労度のピークでした。
 しかし休みなく運転したおかげで21時過ぎに無事ホテルに到着しました。

 なぜ自分が《豊岡グリーンホテルモーリス》に21:30までに着きたかったかというと、ひとえに「ウェルカムドリンク」を飲みたかったからです。
 前日宿泊した《益田グリーンホテルモーリス》の「ウェルカムドリンク」サービスが21:30までだったんですよね。
 疲労の極致でへたり込みそうになりながら、「ウェルカムドリンク」のコーナーはどこですか?と尋ねた自分に、《豊岡グリーンホテルモーリス》のフロントスタッフは困惑したようにこう答えました。
 当ホテルでは「ウェルカムドリンク」のサービスはやっておりません、と。
 ・・・・・。
 やって、ないんだ?
 それ知ってたら、五時間ぶっ続けに運転なんてしなかったよ。。。
 諸々の事情や理由により同じホテルチェーンであっても同一のサービスを受けられるわけではない、というのはわかります。
 でもそれならそれで、各ホテルでどのようなサービスが受けられるのか、きちんと公式サイトでわかるようにしておいて欲しいなぁ。
 《益田グリーンホテルモーリス》で「ウェルカムドリンク」のサービスをやっていたら、《豊岡グリーンホテルモーリス》でも同様にやっているものと誰だって思うんじゃないのかなぁ。 

 その日はろくに食事をせず、そのままベッドに倒れ込みました。

 旅は続きます。
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兵庫、島根、鳥取旅行記、その5。

2023-05-05 21:31:04 | 旅行
 翌朝は5時ぐらいに目が覚めました。
 っていうか、自分は日本人なのでホテルの固いベッドだとよく眠れないですね。
 まぁホテルの宿泊客はほとんど日本人でしたけど。笑。
 
 頭をシャキッとさせるために朝風呂に入りに行きました。
 6時前に風呂に入りに行く奴なんておらんやろ、と思ったのですが、フツーに入りに来ている人がいて、早ぇな、おぃ、と(自分のことは棚に上げて)と思いました。

 風呂から上がって、朝食を食べに行きました。
 《益田グリーンホテルモーリス》の朝食バイキングはとにかくメニューが豊富なんです(盛り付けがぐちゃぐちゃになったので写真は撮っていません。バイキングあるあるですね)。
 バイキングにカレーがあるのは珍しくはないですが、カレーの他にハヤシライスもあるのは珍しくないですか?
 デザートではプリンだけでも三種類ありました。
 お腹いっぱい食べました、と言いたいところなのですが、昨日の夜は夜で刺身定食と夜鳴き蕎麦を頂いていたのであんまり食べれなかったんですけどね。

 8:30、ホテルを出発、この日の第一目的地である《ランポローメイズ匹見》へと向かいました。
 自分は今回の旅行の計画をめちゃめちゃ時間をかけて立てました。
 ネットで調べられることは調べ尽くした、そう自負しています。
 とはいえ、実際現地に行かなければわからないことや計算ミス、見込み違いは山ほどありました。
 そのうちの一つが益田市街から《ランポローメイズ匹見》までの距離ですね。
 地図で見る限り期そんなに離れているようには見えなくて、車で30分ぐらいかな、と思っていたのですが、実際には一時間半かかりました。
 当初の予定では迷路をクリアした後、一旦市街地方面に戻り、そこで自動販売機のうどんを食べてから、次の目的地に向かおうかと思っていたのですが、全然無理でした。
 
 それにしても《ランポローメイズ匹見》は本当に山の中にありましたよ。
 向かっている途中、この先に本当に娯楽施設があるのだろうかと不安になりました。
 が、そんな不安をよそに10時前に《ランポローメイズ匹見》に到着、早速迷路攻略を開始しました。

   
 
 攻略開始後わずか15分でゴールにたどり着く自分。
 なかなか早くないですか?
 問題が一つあるとすれば、四つのチェックポイントのうち、まだ一つしかスタンプを押せてないことでしょうか。
 残り三つのチェックポイントはどこだ!!??
 最終的にゴールするまで一時間以上かかりましたよ。。。
 でもめっちゃ面白かったです。

   

 一応クリアした証拠である入場券の写真をアップしておきますね。
 これだけ楽しい体験が出来て500円というのは安すぎると思います。
 皆さんも島根県の益戸市に行くことがあったら是非遊びに行ってください。

 自分はこの後、迷路のそばにある《匹見ミステリーハウス》に寄ってから、次の目的地へと向かいました。

 旅は続きます。
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兵庫、島根、鳥取旅行記、その4。

2023-05-04 22:34:44 | 旅行
 《田吾作》でお腹を満たした後、「もしもしさん」に教えてもらった《キャバレー赤玉》に行ってみました。
 正直あまり行く気はありませんでした。
 下戸である自分がキャバレーに行ったところで楽しめるとは思えなかったし、キャバレーなんだからドレスコードがあるのだろうと思ったんですよね。
 この日は運転するのに楽なスポーツサンダルを履いていたのですが、キャバレーに行くためにそれを靴に履き替える気にはなれなかったのです。
 それでも行く気になったのは時刻が19時を過ぎたぐらいでホテルに帰るにはまだ早かったからで、ドレスコードを理由に入店を断られても、それはそれで話のタネになるかな、と思ったのです。
 結論から言うと、問題なく入店することが出来ました。

   

 本場のキャバレーにドレスコードがあるのは本当だと思いますが、《キャバレー赤玉》はそこまで敷居の高いお店ではありませんでした。
 入店は問題なく出来たのですが、時間的に19時はキャバレーで遊ぶには早すぎるようで、女の子も一人しかいませんでした。
 その女の子、フィリピーナのケイさんに相手をしてもらいました。
 ケイさんがいくつなのか、そもそも年齢を聞かなかったので正確なところは知りませんが、いくつぐらいに見えたのかもケイさんの名誉のために黙っておきます。

 水商売や風俗の女性って学のない、頭の悪い女性が多いと思われがちですが(←偏見)、当然のことながら全員が全員そうというわけではないんですよね。
 ケイさんに「日本語はいつ覚えたのか」と尋ねたら、彼女は屈託のない笑顔を見せて「日本に来てから覚えたよ」と答えました。
 彼女たちからしたら当たり前のことかもしれませんが、日本人の自分からしたら「すごいな!」と感心することです。
 フィリピン人の彼女は母国語であるタガログ語と公用語である英語、それに加えて日本語も話すことが出来るのです。
 自分なんて母国語である日本語も怪しいですけどね。笑。

 彼女はコロナのせいでフィリピンには長く帰っていないとのことでした。
 フィリピンに帰って両親には会いたいけれど、一度フィリピンに帰ると日本に戻ることが難しいのでフィリピンには帰りたくないと言っていました。
 なぜ日本に戻ることが難しいかというと、フィリピンの空港の職員、および役所の役人が腐敗していて、日本に来るためには多額の賄賂を請求されるからだそうです。
 政治家も悪い人が多いとのことで、自分が「フィリピンの政治家は悪い人が多いみたいだけど、日本の政治家は頭が悪い人が多いよ」とジョークを言うと結構受けていました。

 《キャバレー赤玉》ではステージに立ってカラオケを歌いました。
 歌ったのは「浪漫飛行」、「風になりたい」、「ポイズン」、「15の夜」の4曲で、点数は順番に88点、92点、92点、90点でした。
 
   

 まぁ普通に歌う分にはこんなものでしょうね。
 ステージで歌うのは気持ちよかったです。

 ついでに料金のことも説明しておくと、セット料金は一人5000円でした。
 この5000円の中にお客と女の子の一杯分のドリンク代が含まれています。
 5000円でいつまでも女の子と話せて、カラオケも歌い放題なので、安いと言えば安いのですが、ただ飲み放題ではないんですよ。
 自分の飲むペースは自分で調整出来ますが、女の子の方はそうはいきません。
 ケイさんが追加の一杯を飲み干したところで、お店を出ることにしました(追加料金は1100円)。
 まぁ楽しい体験は出来ました。

 この後ダーツバーにも行ったのですが、ダーツバーではダーツの楽しさはよくわからなかったのですが、自分にダーツの才能がないことはよくわかりました。
 ホテルに帰ってから無料の夜鳴き蕎麦を頂き、ベッドに入りました。

 旅は続きます。
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兵庫、島根、鳥取旅行記、その3。

2023-05-04 21:41:36 | 旅行
 益田市の歓楽街は駅前のロータリーから道を挟んですぐそこにありました。
 広さは中洲の歓楽街の一区画ぐらいかな。
 歩いて30分ほどで一周することが出来ました。
 「もしもしさん」に教えてもらったキャバレーは割とすぐに、個人的に興味のあったダーツバーは少し探して見つかりました。
 ただ、この日の夕食を食べる予定の居酒屋はなかなか見つけられませんでした。
 ホテルのフロントでもらった地図にも「こちら方面です」というようなアバウトな案内しかなかったですし、案内板も途中で一ヶ所、薄汚れたものがあるだけでした。

   

 案内板ももうちょっとわかりやすいものにして、数も増やしたらどうかと思いました。
 それでも何とか目的の居酒屋にたどり着くことが出来ました。

   
 
 その居酒屋《田吾作》は一軒だけ歓楽街からぽつんと離れた住宅街にあります。
 自分は当然知らなかったのですが、《田吾作》はとある居酒屋評論家から「日本一の居酒屋」と太鼓判を押された居酒屋なのです。
 そしてこれが「日本一の居酒屋」の刺身定食です。

   

 自分はそんなに居酒屋を巡ることはありません。
 なので《田吾作》が実際「日本一の居酒屋」なのか、判断はつけません。
 でも「日本一の居酒屋」と称されても不思議ではないぐらいに刺身定食は美味しかったです。

 《田吾作》って特別なことは何もやってないんじゃないかって思います。
 当たり前のことを当たり前にやっている。
 例えば今のチェーン店の居酒屋って、汁物とか寸胴鍋に大量に作り置きして、それを客の注文が入るごとにお椀ごとによそってレンジでチンしているところも多いんじゃないでしょうか。
 その方が光熱費や水道代も浮かすことが出来ますしね。
 刺身のつまである大根の千切りも一度に大量にカットしている。
 その方が時間の節約になるから。
 そういうことをする事情はわかりますが、それってやっぱり手抜きですよね。
 おそらく《田吾作》はそういう手抜きをしない。
 料理のレンチンなんてしないし、大根の千切りも大量に用意したりはしない。
 特別なことではないけれど、それが出来る居酒屋ってどれぐらいあるのかな、と思いました。
 《田吾作》、益戸市に行くことがあれば、また行ってみたいお店です。
 まぁ益戸市に行く機会はなかなかなさそうですが。笑。

 旅は続きます。
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兵庫、島根、鳥取旅行記、その2。

2023-05-03 23:59:49 | 旅行
 山口市では《豆子郎の里 茶藏唵 本店》で豆子郎を(山口のお土産はいつもこれを買います)、「山陰の小京都」である津和野町では《竹風軒》で「もしもしさん」から教えてもらった源氏巻きを買い、15:00過ぎぐらいには《益田グリーンホテルモーリス》に着いちゃいました。
 あまりにも順調に益田に着いたので、途中、翌日行く予定だった《ランポローメイズ匹見》に行こうかと思ったのですが(その方が翌日の行程が楽になる)、電話してもかかりませんでした。
 翌日確認したところ、5月2日は平日なので休みだったそうです。
 平日なので休み?
 ゴールデンウイークなのに?
 どうやら島根県の益田市にある匹見町では「ゴールデンウイーク」の概念がまだ浸透していないみたいです。
 まぁ匹見町なら仕方ないですよね(ディスるなよ)。

 話を《益田グリーンホテルモーリス》に戻すと、googleでの口コミ評価が4.3と高評価なのが十分納得出来る素晴らしいホテルでした。
 まず感動したのが「ウェルカムドリンク」ですね。
 ホテルの「ウェルカムドリンク」サービスはそこまで珍しいものじゃないですけど、あってもコーヒーやオレンジジュースぐらいじゃないですか。
 《益田グリーンホテルモーリス》の「ウェルカムドリンク」はレベルが違って、白桃ジュースやラッシーなど、喫茶店で飲めば一杯400円ぐらいはするであろう飲み物が飲み放題なんですよ。
 おかげでそんなに喉が渇いていたわけではないのに、ラッシーをガバガバ飲んでしまいました。笑。

 漫画の冊数も驚きましたね。
 漫画を置いてあるホテル自体はやっぱり珍しくないのですが、《益田グリーンホテルモーリス》のそれはやっぱりレベルが違いました。
 ほぼ漫画の図書館。
 以前ミオさんがコメントしていた手塚治虫の『奇子』や『時計仕掛けのりんご』をありました。
 『奇子』はタイトルを聞いた時、ぱっと「確か女の子が土蔵に閉じ込められるお話だったっけ」と思い出したので、読んでいるのかと思ったのですが、実際手に取ってパラパラとページをめくったら、未読でした。汗。

 『時計仕掛けのりんご』はピンと来なかったのですが、『奇子』は面白かったです。
 『MW』もそうですが、手塚治虫はインモラルで面白いお話を考える天才ですね。
 単にインモラルなだけ、アブノーマルなだけのお話なら、ネットにいくらでも転がっていますが、そういったお話って読んでも別に面白くも何ともないことが多いです。
 その点手塚治虫は単にインモラルというだけでなく、面白いからついつい読んでしまうというか。
 この旅では時間的、体力的に余裕がなく、『奇子』は一巻までしか読んでいないのですが、いつか続きを読みたいです。

 ホテル到着後、大浴場で旅の疲れを癒してから、益田市の歓楽街へと出かけました。

 旅は続きます。
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