原田眞人監督、岡田准一主演、『ヘルドッグス』、9/17、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞(ACチケットBC8、鑑賞料金1000円)。2022年39本目。
17日に観た二本目の映画は岡田准一主演の『ヘルドッグス』です。
原田眞人監督のことは正直あまり信用していないのですが、岡田准一は『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』が面白かったので、本作もハズレではないだろうと思ったのです。
しかし、、、yahoo映画のユーザーレビューではそれなりに評価が高い本作ですが、自分はそこまで良いとは思いませんでした。
脚本に何だかツッコミどころが多くて…。
岡田准一演じる主人公は潜入捜査官役です。
ヤクザ組織に潜入する際、相性98%だからという理由で坂口健太郎演じるイカれたヤクザとコンビを組むように指示されます。
この時点で自分は「?」と首をひねってしまいました。
その相性98%という数値はどうやって算出したの?
組織の構成員が全員アンケートにでも答えたの?
それともマッチングアプリでもやっていた?
もしかしたら原作では98%という数値の具体的な算出方法の説明があるのかもしれませんが、映画ではそういったものは一切ないので、自分が潜入捜査官だったら根拠の示されない数値を理由にコンビを組め、と言われても絶対に嫌ですけどね。
物語が終盤に差し掛かると潜入捜査官が主人公一人だけではない、ということが明らかになります。
具体的に誰が潜入捜査官なのか、潜入捜査官が何人いるのかについては言いませんが、自分は潜入捜査官が多すぎるだろう、と思いました。
まぁ潜入捜査官が多すぎる件については目をつぶりましょう。
問題は潜入捜査官同士がお互いのことを知らないってことです。
これからヤクザ組織に潜入する捜査官に、先に潜入している捜査官のことを教えないメリットって何があるんですかね?
潜入捜査官同士がお互いのことを知っていたらいろいろメリットがあると思うんだけどなぁ。
一番脚本的にどーだかな、と思ったのが決着のつけ方ですね。
最終的に主人公たちはヤクザ組織のトップ3を消すことでけりをつけようとするんですよ。
潜入捜査官の存在自体非合法なものかもしれません。
時にやむを得ず、手を汚すこともあるかもしれない。
でも自分たちの意思で要人を殺害するってそれはもう潜入捜査官というよりただの必殺仕事人じゃないですか。
いくら何でもそれはないって思っちゃいました。
見所がまったくない映画だとはとは思いませんが、シリアス路線でありながら、リアリティが感じられず、作品世界に没入することが出来ませんでした。
岡田准一のアクションはさすがでしたが、『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』の方が度肝を抜かれたような気がしたなぁ。
お気に入り度★★★、お薦め度★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
17日に観た二本目の映画は岡田准一主演の『ヘルドッグス』です。
原田眞人監督のことは正直あまり信用していないのですが、岡田准一は『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』が面白かったので、本作もハズレではないだろうと思ったのです。
しかし、、、yahoo映画のユーザーレビューではそれなりに評価が高い本作ですが、自分はそこまで良いとは思いませんでした。
脚本に何だかツッコミどころが多くて…。
岡田准一演じる主人公は潜入捜査官役です。
ヤクザ組織に潜入する際、相性98%だからという理由で坂口健太郎演じるイカれたヤクザとコンビを組むように指示されます。
この時点で自分は「?」と首をひねってしまいました。
その相性98%という数値はどうやって算出したの?
組織の構成員が全員アンケートにでも答えたの?
それともマッチングアプリでもやっていた?
もしかしたら原作では98%という数値の具体的な算出方法の説明があるのかもしれませんが、映画ではそういったものは一切ないので、自分が潜入捜査官だったら根拠の示されない数値を理由にコンビを組め、と言われても絶対に嫌ですけどね。
物語が終盤に差し掛かると潜入捜査官が主人公一人だけではない、ということが明らかになります。
具体的に誰が潜入捜査官なのか、潜入捜査官が何人いるのかについては言いませんが、自分は潜入捜査官が多すぎるだろう、と思いました。
まぁ潜入捜査官が多すぎる件については目をつぶりましょう。
問題は潜入捜査官同士がお互いのことを知らないってことです。
これからヤクザ組織に潜入する捜査官に、先に潜入している捜査官のことを教えないメリットって何があるんですかね?
潜入捜査官同士がお互いのことを知っていたらいろいろメリットがあると思うんだけどなぁ。
一番脚本的にどーだかな、と思ったのが決着のつけ方ですね。
最終的に主人公たちはヤクザ組織のトップ3を消すことでけりをつけようとするんですよ。
潜入捜査官の存在自体非合法なものかもしれません。
時にやむを得ず、手を汚すこともあるかもしれない。
でも自分たちの意思で要人を殺害するってそれはもう潜入捜査官というよりただの必殺仕事人じゃないですか。
いくら何でもそれはないって思っちゃいました。
見所がまったくない映画だとはとは思いませんが、シリアス路線でありながら、リアリティが感じられず、作品世界に没入することが出来ませんでした。
岡田准一のアクションはさすがでしたが、『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』の方が度肝を抜かれたような気がしたなぁ。
お気に入り度★★★、お薦め度★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。