この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

とんでもない傑作になるかもしれない『サマータイムレンダ』。

2022-05-20 23:50:00 | 漫画・アニメ
 子どもの頃はめちゃめちゃアニメが好きでした。
 ただ、めちゃめちゃアニメが好きだからといって、好きにアニメを見ていたかというとそんなことはないのです。
 なぜ好きなアニメを好きに見れなかったかというと理由は簡単、当時の我が家にはテレビが居間に一台しかなく(当時の我が家というか、どこの家にもテレビは一台しかなかったと思います)、父親がいると見たい番組が見れなかったのです。

 今は自分の部屋にテレビどころか全番組を録画してくれるBlu-rayレコーダーまであるので、それこそ見たいアニメを好きなだけ見ることが出来るのですが、子どもの頃のような情熱を持ってアニメを見ることはさすがに無くなりました。
 これが大人になったということなのでしょうか。
 だとしたら大人になるのってずいぶんつまらないことだなぁ…。

 とはいえ、アニメを見ることを止めたわけではないのです。
 暇つぶしで、もしくはつまみ食い感覚でちょこちょこアニメを見ています。

 今見ているのはまず『SPY×FAMILY』ですね。
 敏腕スパイがミッションクリアのために疑似家族を構成するのだが、妻と娘にはそれぞれ秘密があって、、、というお話です。
 人気作のようですが、正直そこまで面白いとは思いません。
 この先どうなるのかがあまり気にならないというか、、、まぁそうは言いつつ最後まで見るとは思いますが。

 もう一本、見ているアニメがあって、それが『サマータイムレンダ』です。
 幼馴染の葬式のために主人公は故郷の島に戻ってきたのだが島には「影」と呼ばれる異形の存在がうごめいていて、、、というお話です。
 これはすごいですよ。
 自分はこれまで数え切れないぐらいテレビアニメを見てきましたが、この『サマータイムレンダ』は間違いなく一番残虐描写がエグいんですよね。
 ショットガンによるヘッドショットなんて序の口で、見た目の幼い少女が包丁を持って襲い掛かってきたり、テレビアニメでここまでやるか、と感心するぐらいです。
 さらにエッチなシーンも結構あって、第一話で主人公の少年は寝ぼけて巨乳のお姉さんの胸に顔をうずめるし、幼馴染のシャワーを覗くし、パンチラもあるし、ヒロインはスクール水着だし、これまたテレビアニメでここまでやるか、もっとやれ!と言いたくなるぐらいです。
 もちろん残虐描写やエッチなシーンだけでなく、肝心のストーリーも目が離せません。
 第5話にしてすでにクライマックスの様相を呈しているのですが、本作は2クール全25話で描かれるのだそうです。
 このテンポで全25話?
 このテンションが最終話まで持つの?と思いますが、持つのだとしたら、『サマータイムレンダ』、とんでもない傑作になるのかもしれませんね。

 ちなみに『SPY×FAMILY』も『サマータイムレンダ』も元はジャンプ+で連載されたweb漫画です。
 ジャンプ+、今年中には『チェンソーマン』の第二部も始まることだし、今一番注目しなければいけない漫画メディアかもしれません。
コメント
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