この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

自意識過剰な女たち。

2022-04-22 21:28:57 | 戯言
 お笑い芸人のかまいたちの山内(敬称略)がエレベーターで取った、ある女性に対しての行動が「怖い」、「気持ち悪い」と非難の的になっています(こちら)。
 山内の肩を持つわけではありませんが、気持ちはわからないわけではないです。
 例えば本屋で店主から万引きをするんじゃないかと疑われて、店にいる間ずっと見張られていたら、そりゃ気持ちのいいものではないですからね。
 とはいえ万引きを疑われて腹が立ったから万引きをした、というのは論外です。
 同様に山内の取った(とされる)行動も非難されるべきであり、エレベーターに相乗りをしなかった女性は自意識過剰でも何でもなく、自己防衛のため当然の判断をしたまでだった、と思います。

 ただ、それとは別に「自意識過剰だな!」と思える女性がいるのも事実です。
 今日はそのことについて書きます。

 その女性(Cさんとしておきます)と知り合ったのはとあるコンセプトカフェのサマーパーティでした。
 お互いホラー映画が好きで、そのことで盛り上がり、「今度、みんなでホラー映画を観に行きましょう!」という話になりました。
 実は、ってほどのことでもないのですが、少し前にカフェの店長とメイドさんと常連で『HK/変態仮面』という映画を観に行ったんですよね。
 映画自体は自分の好みではなかったのですが、みんなで映画を観に行ったこと自体は楽しかったので、同じことがホラー映画でも出来ないだろうか、と考えたのです。

 それで、しばらくして面白そうなホラー映画が公開されることを知ったので、彼女に「『〇〇』という映画をみんなで観に行きましょう!」とお誘いのメールを送ったんですよね。
 そしたら程なくて返事が送られてきました。
 なぜ自分が一緒に映画を観に行くことが出来ないか、その理由を書いた断りのメールでした。
 タレント活動をしているからだの、結婚をしているからだの、読むのもうんざりするぐらい長々と書かれていました。

 あれ?って思いましたよ。
 実際会って話をした時は彼女も映画を観に行くことに乗り気だったように思えたからです。
 あの時乗り気だったように見えたのはその場の雰囲気を壊さないようにするためのリップサービス、つまり口約束だったのかな、と思いました。
 自分は口約束も約束のうちと考えますが、世の中には口約束は約束に入らないと考える人もいますからね。
 まぁそういうものかと思い、【みんなでホラー映画を観に行こう】計画は自分の中であっさりと潰れました。

 それからまたしばらくたって、今度はカフェの店長から「かなりのクレームが来ているので、カフェでは女性をナンパしないでください」と注意されました。
 はぁ?って思いました。
 自分がカフェの関係者で映画を誘ったことがあるのはCさんだけだったからです。
 Cさんを映画に誘ったのは事実ですが、二人きりで映画に行きましょうと誘ったわけではないですし、メールを送ったのも一度きりです。
 何度断ってもしつこく誘ってくる、それで店長に相談するというならわかりますが(最初に会ったときCさんはカフェの常連の一人でしたが、その後カフェのメイドになっていました)、一度しかメールを送ってないのにそれで店長に相談するのって、いくら何でも自意識過剰なんじゃないかって思いました。

 まぁ実際のところはよくわからないのです。
 そのカフェの店長自身信用出来る人物ではないので、「かなりのクレーム」というのも店長のでっち上げかもしれません。
 でもCさんに対して「一度しかメールを送ってない相手をしつこく誘ってくるかのようにクレームをつけるのってどうなんですか」とは言えないですからね。

 ともかく、世の中には自意識過剰な女性が(もちろん男性も)存在するってことです。
 そういった人たちに振り回されないように気をつけないといけないのですが、それもまた難しいです。
コメント (10)
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