深夜放送のテレビアニメ『SSSS.GRIDMAN』を見ました。
深夜アニメを見るのは久しぶりかな。
元々アニメは嫌いではなかったのだけど、というより好きだったんだけど、面白そうなアニメが始まるな、何時からだろ?と思って調べたら、九州では放映されない、ということが何度か続いて、結局深夜アニメを追っかけなくなっちゃったんですよね。
なので『SSSS.GRIDMAN』の第一話を見たのも本当に偶然で、テレビ欄で気づかなかったらそのままたぶん見なかったと思います。
第一話の感想はなかなか絵が綺麗な今どきのアニメだな、といったところでした。
ただ、『SSSS.GRIDMAN』は単なる今どきのアニメではなかったですね。
上質のSFアニメでした。
《以下ネタバレ》
舞台はどこにでもありそうな町、ツツジ台。
一つだけ違うところがあるとすれば怪獣のような影が陽炎のように揺らめいていること、でも住人の誰もそのことを不思議に思わない。
なぜ不思議に思わないかというとそれには理由があって…。
このように謎が謎を呼び、一つの謎に答えが出るとまた謎が、、、というふうにお話は進んでいきます。
最終的に明かされるのは、ツツジ台という町は一人の少女が電脳空間に作り出した架空の町であり、そこの住人は(主人公を含め)全員少女が怪獣から作り出した人形だったという衝撃的な事実。
少女はツツジ台では絶対的な存在であり、神でした。
主人公たちは自分たちを作り出した神に戦いを挑んでいたわけですね。
果たして主人公たちは神に勝てるのか…。
最終話で主人公たちは怪獣となってしまった少女を打ち倒します。
まぁ「打ち倒す」という表現は正しくないんですけどね。
文字通り「覚醒させる」といった方がいいかな。
少女はツツジ台では神でした。
しかし現実の世界ではあくまで無力な少女だったのです。
少女がツツジ台を作り出したのはたぶん、現実の世界で生きる希望を失ったから、だと自分は思いました。
ツツジ台では超のつく美少女だったけれど、現実の彼女は美少女でも何でもなく、おそらくはろくに友だちのいない、いじめられっ子だった。
そんな彼女が自らの手で怪獣から作り出した少女と友だちになることで現実の世界でも生きていく勇気を与えられた、そういうお話なのだと解釈しました。
いろいろ考えさせられたテレビアニメでした。
最終話まで欠かさず見ることが出来てよかったです。
深夜アニメを見るのは久しぶりかな。
元々アニメは嫌いではなかったのだけど、というより好きだったんだけど、面白そうなアニメが始まるな、何時からだろ?と思って調べたら、九州では放映されない、ということが何度か続いて、結局深夜アニメを追っかけなくなっちゃったんですよね。
なので『SSSS.GRIDMAN』の第一話を見たのも本当に偶然で、テレビ欄で気づかなかったらそのままたぶん見なかったと思います。
第一話の感想はなかなか絵が綺麗な今どきのアニメだな、といったところでした。
ただ、『SSSS.GRIDMAN』は単なる今どきのアニメではなかったですね。
上質のSFアニメでした。
《以下ネタバレ》
舞台はどこにでもありそうな町、ツツジ台。
一つだけ違うところがあるとすれば怪獣のような影が陽炎のように揺らめいていること、でも住人の誰もそのことを不思議に思わない。
なぜ不思議に思わないかというとそれには理由があって…。
このように謎が謎を呼び、一つの謎に答えが出るとまた謎が、、、というふうにお話は進んでいきます。
最終的に明かされるのは、ツツジ台という町は一人の少女が電脳空間に作り出した架空の町であり、そこの住人は(主人公を含め)全員少女が怪獣から作り出した人形だったという衝撃的な事実。
少女はツツジ台では絶対的な存在であり、神でした。
主人公たちは自分たちを作り出した神に戦いを挑んでいたわけですね。
果たして主人公たちは神に勝てるのか…。
最終話で主人公たちは怪獣となってしまった少女を打ち倒します。
まぁ「打ち倒す」という表現は正しくないんですけどね。
文字通り「覚醒させる」といった方がいいかな。
少女はツツジ台では神でした。
しかし現実の世界ではあくまで無力な少女だったのです。
少女がツツジ台を作り出したのはたぶん、現実の世界で生きる希望を失ったから、だと自分は思いました。
ツツジ台では超のつく美少女だったけれど、現実の彼女は美少女でも何でもなく、おそらくはろくに友だちのいない、いじめられっ子だった。
そんな彼女が自らの手で怪獣から作り出した少女と友だちになることで現実の世界でも生きていく勇気を与えられた、そういうお話なのだと解釈しました。
いろいろ考えさせられたテレビアニメでした。
最終話まで欠かさず見ることが出来てよかったです。