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この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

今年一番の激渋映画だと思う『THE GUILTY/ギルティ』。

2019-03-03 22:25:31 | 新作映画
 グスタフ・モーラー監督、ヤコブ・セーターグレン主演、『THE GUILTY/ギルティ』、3/2、ユナイテッド・シネマキャナルシティ13にて鑑賞。2019年9本目。


 事件は会議室で起こってるんじゃない、現場で起こっているんだ!
 というのは某刑事ドラマの名台詞ですが、現場で起こった事件を警察が最初に知らされるのは緊急通信室であるわけです。
 緊急通信室が舞台の映画といえばハル・ベリー主演の『ザ・コール 緊急通報指令室』がありますが、あの作品が途中からワケがわからないサイコサスペンスに移行するのに対し、こちらは徹頭徹尾緊急通信室で物語は進みます。

 こういう脚本で勝負するような作品は自分の好みです。
 最後まで途切れない緊張感も激渋な結末もやはり自分の好みではあります。

 ただ、、、公式サイトのコメントにあるような、『カメラを止めるな!』よりも傑作ということはないですね。
 それに同じく公式サイトにある「犯人は音の中に潜んでいる」というキャッチコピーが相応しい映画だとも思いません。
 まぁネタバレ厳禁な作品ではあるので宣伝も難しいでしょうが、ミスリードですらない、的外れなキャッチコピーはどうかと思います。

 毛色の変わった映画が好みだという方は観に行ってまず損はないと思います。
 でもそうじゃないという人は『グリーンブック』あたりを観に行くのが無難でしょうね。


 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。



 
コメント
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