この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

千羽鶴の代わりにどうですか?

2017-06-16 23:50:18 | 折り紙・ペーパークラフト
 奇跡的に5月の間にインスタグラムのフォロワー数が100を越えたので、公約通り『ウニ』の折り方(作り方)の講座を開講したいと思います。

 『ウニ』はユニット作品ではありますが、ユニット作品にありがちな組み方の難しさはありません。
 誰でも作れる作品なので是非皆さん作ってみてくださいね。

 《用意するもの》
①15センチ角の紙で折った折り鶴12羽
②10センチ角の折り紙(コピー用紙推奨)4枚
③木工用ボンド(糊)


   

1.10センチ角の折り紙を正八角形に切り出します。
 切り出し方は各自の自由ですが、一例として定規を使わない切り出し方の写真をアップします。
 ただこの切り出し方はお薦めしません。なぜかというと余計な折り線がついてしまうので…。
 素直に定規を使って切り線を書いて正八角形に切り出すのが賢いかもしれません。


   

2.正八角形に切り出した紙を半分に切ります。
 縦線の長さが10センチになります。


   

3.今半分に切った紙で底面が正三角形になる三角錐(ジョイント)を8個作ります。
 重なる部分は木工用ボンドなどで糊付けします。


   

4.ジョイントの二等辺三角形の面に折り鶴の翼の裏を糊付けします。


   

5.三面とも糊付けします。

6.あとはこの繰り返しで12羽の折り鶴を8個のジョイントにつけると『ウニ』の完成です。
 そんなに難しい作品ではないと思いますが、ジョイントが表から見えないようにだけ気をつけてください。


   

 ジョイントに糸(テグス)を通し、上下を平ワッシャーで留めると吊り下げることも出来るようになります。

 ジョイントを底面が正五角形になるように作ると『ウニⅡ』になります。基本的な作り方は同じです。

 千羽鶴は入院した人へのお見舞いの品として定番ですが、実際作るとなるとかなり大変です。
 その点この『ウニ』は折り鶴さえあれば一時間とかからず出来るので、千羽鶴の代用としてプレゼントされては如何でしょうか。
コメント (2)
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