この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

川崎敏和教授の折り紙研修会に参加してきました。

2014-02-02 23:18:38 | 折り紙・ペーパークラフト
 今日は日本折紙協会筑後支部主催による川崎敏和教授の折り紙研修会に参加してきました。

 「川崎敏和」という名前、折り紙に興味のない人はまったく聞いたことがないと思います。
 ただ折り紙の世界ではすごい人なのですよ。
 野球界でいえば王・長嶋レベル?王・長嶋と違うところがあるとすれば川崎教授が現役バリバリだということでしょうか。まぁ折り紙の世界には実質的に引退はないですけどね。
 今では見るのもそれほど珍しくなくなった、折り紙で折るバラを最初に考案したのがこの川崎教授なのです。

 事前に気難しい人だと聞いていたので研修会に参加するのも若干不安があったのですが、研修会はとても有意義で面白かったです。
 実際川崎教授はかなり毒舌で辛口だったのですが(といっても前日の研修会に比べたら大したことはなかったそうです)、不思議と腹が立つことはなかったです。
 天才とは得てしてこういうものなのだろうなと思いました。

 研修会では次のような作品を折りました。
 まずは花をモチーフにした折り紙のユニットのボックス。


   


 あぁ、こういった折り紙で作った箱ってよく見かけるよね~と思うなかれ。
 この作品は折り紙のボックスの最新型であり、かつ最難度なのです。
 何しろ、研修会に参加した二十数人の中で、これを完成させたのは自分を含め一人か二人だけでしたしね。教授も「この作品は難しいから別のものにしましょう」と匙を投げたぐらいなので。
 教授、研修会で習うにはこの作品難し過ぎますよ…。

 あとは折り紙のバラの中で一番簡便な「一分ローズ」。


   


 実際にこの作品を一分で折れるかというと無理だと思いますけど、それでも他のバラに比べると簡便らしいです。一分ローズを考案した人に一分ローズを教えてもらうのは光栄なことでした。

 この日は日本折紙学会の方も研修会に参加されていて、「せぷさんには折紙協会よりも折紙学会の方が向いてるんじゃないですか」と言われ、学会の世話役の方を紹介されました。
 日本の折り紙界には日本折紙協会の他に日本折紙学会という団体があるのですよ。プロレスやボクシングの団体が複数あるようなものでしょうか。
 何がどう違うか、具体的には説明しづらいんですけどね。
 ちなみに二つの団体は敵対しているわけではありません。フツーに交流しています。笑。

 確かに自分には学会の方が合っている、、、ような気がします。
 でも先に参加することにしたのは協会の方なんですよ。
 いっそのことどちらの団体にも参加すればいいんじゃない?ってことになるかもしれないのですが、そうするのは時間的に難しいのです。
 余暇には映画を観に行ったり、旅行やギャラリー巡りにも行きたいですからね。
 ちょっと難しい問題にぶち当たってしまいました。
 しばらく考えようと思います。
コメント (7)
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