この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

はげの湯温泉に行ってきました、その二。

2006-06-11 22:15:40 | 旅行
(写真ははげの湯温泉にある旅館の一つ『まつや』。はげの湯温泉はすごい僻地にあるのに、旅館はどれも施設がきれいでした。)




 はげの湯温泉、【熊本 秘湯】で検索して見つけただけあって、本当に秘湯でした。秘湯っていうか、鄙びているっていうか、僻地っていうか。ま、どれも似たような意味ですね。笑。
 場所的には全国的に有名な黒川温泉からそう離れてなくて、時間的には一時間ぐらいで行けるんじゃないかな、でも黒川温泉と違って全然開けてないんですよ。
 ろくに車が離合も出来ないような、こんな道の先に本当に温泉地があるの?って問いたくなる感じの道を通らなきゃいけないし。
 でもその割にはダンプカーやら、ミキサー車やら、頻繁に工事車両が通っていたなぁ。あれは何の工事だったんだろ。

 午前十時ごろ、まずはまつやに到着。
 ここの露天風呂は周りを木々で囲まれていて、とても風流でした、、、が、如何せん木々で囲まれているせいで、湯面に木の葉や湯の花だけでなく、虫の屍骸がやたら浮いていました・・・。
 ま、そんなこと気にしてたら露天風呂なんて入れないんだけどさ♪
 泉質自体はとてもよかったです。

 続いて旅館山翠に移動。
 ここの露天温泉は高台の見晴らしのいい場所にあって、まさに絶景でした。
 ここから夕陽や朝日を拝めたら最高でしょうね。(朝日が拝める時間に入湯できるかどうかは知らないけど。)

 ところで、多くの人ははげの湯温泉の『はげ』ってあのハゲのこと?ハゲに効くの?もしくは入るとハゲちゃうの?(どんな温泉だ。)と思われたかもしれませんが、はげの湯温泉の『はげ』は「山偏に亥」と書いて、頭髪とは一切関係がないみたいです。
 残念だったね、師匠!!(師匠って誰だ・・・。)

 あと、、、これは黙っとこうかな~、と思ったんですが、実はこの日入った露天風呂は二つとも混浴だったんですよ。
 混浴っていうか、女湯は別にあって、男湯に女性も入湯可、ってだけなんですけどね、あ、それを混浴っていうのか。
 でも真っ昼間から男湯に入ってこようという侠気のある、違うな、奇矯な、これも違う気がする、開けっぴろげな、これが一番合ってるのかな、女性がいるはずもなく、まつやでは一人きりで、山翠ではオッサンと二人での入浴と相成りました。
 山翠のオッサンは自分が入ってくる前から入っていて、自分が上がってもまるで上がる気配がなかったんですけど、半日ぐらいねばるつもりだったのかな。
 何事にも粘りを欠く、混浴初心者である自分にはちょっと真似は出来ないかも。

 風呂から上がると、ちょうどお昼時でした。
 小国、ご存知の方も多いと思うんですけど、蕎麦で町おこしをしていて、ドライブしていてもやたら蕎麦屋が目に付きます。これも水がきれいだからなんでしょうね。
 当然この日のお昼も蕎麦を食したんですが、、、う~ん、決して不味くはなかったんですが、普段口にする蕎麦に比べると格段に美味しくはある、でもこの蕎麦を味わうために小国に行け!と絶賛するほどでもなかったかな・・・。
 と、まるで蕎麦に関して一家言を持つかのような発言をしてみたりする。笑。

 とまぁ、行き当たりばったり出かけた割には得るものがあったような、なかったような、でもそれなりに楽しい旅でした。
 ちなみに侠気のある女性も、奇矯な女性も、開けっぴろげな女性も、別に個人的には嫌いじゃないので、次回はよろしくお願いします。(って誰に頼んでるんだ・・・。)
コメント (6)
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