読書って楽しいね♪

好きな作家は東野圭吾さん☆他の作家さんのもいろいろ読んで感想を書いていきたいと思います♪

島田荘司「御手洗パロディ・サイト事件(上)」~変人で頭の切れる御手洗とちょっと抜けてる石岡のコンビ~

2014-11-04 02:28:57 | 





島田荘司「御手洗パロディ・サイト事件(上)」読み終わりました☆




島田さんの作品は今回読むのは初めて♪



図書館で何んとなく興味がわいて手に取ったこの作品。



最初は「お手洗い」で起こった事件なのかと思った。




けど~



「お手洗い」じゃなく「御手洗」は「みたらい」さんという人の名前



・・ってことがわかった




その「御手洗」さんが解決する事件が


シリーズ化されてるらしい。






先ずはこの作品を読んでみることに




読んでみると



これがなかなか面白い




学者で変人の「御手洗」さん



そして


ちょっと抜けてるけど憎めない作家「石岡」君



のコンビ☆




事件を解決するのは



「御手洗」さんで



その手助けをしながら



事件解決までを文章にして書くのが「石岡」君



らしい。




「御手洗」さんは「石岡」を「石岡君」と呼び



「石岡」君は「御手洗」と呼び捨てで呼ぶ。



そんな2人は



小学生のころからの親友らしい。




・・と作品を読んでいるうちに



そう言うことがわかってきた。




そして今回の作品は



女子大生の犬坊里美が


石岡に


ミステリ研の先輩で仲のいい「小幡」が



急にいなくなったことを相談することから始まる。




里美と石岡の関係は



よくわからないのだけど



里美は石岡を「先生」と呼んでいる。



「作家先生」という意味なのだろう。




里美に何も告げずにいなくなった小幡。




石岡はいろんな可能性を考えるも



解決の糸口は見つからない。




里美は小幡から部屋の鍵を預かっていたので



とりあえず部屋に手がかりがないか調べることに。




そこで見つけたのが




パソコンの中に入っていた




御手洗のパロディ小説




石岡が書いた「御手洗」の事件小説の大ファンの小幡が



サイトで見つけた素人が書いたパロディ小説を



20作以上保存してあった。



もしかすると


そこにヒントがあるんじゃないか



そう考えた里美は


コレをプリントして


石岡とともに読んで見ることにする。






・・というわけで



この(上)には



13作の御手洗のパロディ小説が紹介される。




そして読み終わったあと



里美と石岡が事件に関連していそうな物を選んでいく。




13作品を読んで



御手洗と石岡の関係がわかってきて面白かった




とくに笑えたのは



「御手洗潔と学校の怪談」



の中に登場する東雲少年に



御手洗が石岡を紹介するときに



「石岡君」といい、


東雲少年が


「御手洗さん」「石岡君」



と2人を呼ぶようになったところ。



小学生に


「石岡君」と呼ばれる石岡の心の中・・



そして


それを楽しむ御手洗。




学校の中に幽霊が出る事件を



御手洗は解決する☆



校長室に飾ってあった絵の少女と



学校に出る幽霊が酷似していることから



御手洗はその正体を見破る




面白くてスカッとする作品☆





このシリーズ面白いなぁ~♪



御手洗はとっくに自分の中で事件の全容が見えて解決してるのに



石岡がわからないまま・・



そういう石岡を見て楽しんでる御手洗



↑がまた楽しい




さて



小幡は一体どうしてしまったのか?



この手がかりは・・


まだ(下)につづく




この先どうなるのか。。



楽しみ~















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