読書って楽しいね♪

好きな作家は東野圭吾さん☆他の作家さんのもいろいろ読んで感想を書いていきたいと思います♪

堂場瞬一「警視庁犯罪被害者支援課6 不信の鎖」~どんな犯罪被害者家族でも守らねばならないのか?~

2021-06-04 03:26:44 | 

堂場瞬一「警視庁犯罪被害者支援課6 不信の鎖」読み終わりました。


今まで

どんな被害者家族も全力で守ってきた村野


2年前の事件の時も

どんな恫喝にも耐え・・

支援してきた。


その2年前の殺人事件が動き出す


強盗殺人の容疑で逮捕された「畑中真生」



2年前の「バンリューHD」の社長の娘で


子会社の「バンリュー・デザイン」の社長でもあった


大崎美江が殺された事件



美江を殺したのは自分だと自供した。



2年前とても扱いづらい人物で苦労した


美江の父親の「大崎康政」



村野たち支援課は


またこの大崎をに悩まされることになる



自分の思い通りに何事も運ぼうとする。


すぐに恫喝し相手を威圧する。


そんな大崎が


真犯人が名乗り出たのを知った時


さらに



要注意人物になっていく!!



畑中は自供したものの・・


詳しい話を聴こうとすると


なかなか口を割らず。。


難航する。。



そんな警察を威圧してくる大崎


マスコミも騒ぎ出し


大崎宅に押しかけてくる。



マスコミを威圧する大崎


しかし


なかなか思い通りに行かず


記者の中の一人


「三浦」に大崎は怒りを爆発させる。



三浦と話していた


支援課の「長住」


どういう関係なのか村野は危惧する。



そして・・



大崎が襲われる事件が



病院内に侵入する三浦?!


そこには


長住の影が



犯人の自供


そして


なかなか明らかにならない事件の全容



ブラックだと噂されているバンリューの実態



大崎を襲った犯人を大崎は見ていた


そして


犯人の安アパートから見つかった


大リーグの大量のグッズ



それらが導いていく





事件の黒幕



激昂していた大崎が入院後大人しくなったのには


理由があった



ワンマン社長の誤算




村野は一時迷うも・・


やはり


どんな犯罪被害者も守る



そこは今回もぶれなかった。



でも・・


長住のように割り切れない者もいる。



そうだと思う。



もし自分が長住だったら・・



やっぱり村野のように守れるかはわからない。



仕事だから。



そうちゃんと割り切ってやり切るのはなかなか難しい。



人間は感情があるからね



そんな思いを抱えながら今日も戦っている人たちがいる。


そう思うと


なんだかやりきれない気持ちになる。



目の前の人を迷わず助ける


それが自然にできる梓や愛


すごいなって思う



そういう人たちに支えられて


私たちはきっと生きていけるんだよね。



自分もいつどんなことに巻き込まれるかわからない。


そんな時そういう人たちがいてくれるって


本当にありがたいことだよね。



膝に爆弾!


心に消えない傷を抱えながら


今日も犯罪被害者を護る村野



がんばれ~



そう応援したくなるこのシリーズ




次回の活躍も楽しみにしています










  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする