読書って楽しいね♪

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似鳥航一「東京バルがゆく~会社をやめて相棒と店やってます」~会社を辞めて移動バルを始めた本当の理由とは?!

2021-03-26 03:13:19 | 
似鳥航一「東京バルがゆく~会社をやめて相棒と店やってます」読み終わりました。



貝原圭は

大手電機メーカー「山之内電機」の花形部署

家電開発部で活躍していた。


しかし、

突然会社を辞め移動バルを始める


周りの人間は引き留めたが

貝原の決意は固かった。


「バル」とはスペイン風カフェ兼居酒屋のようなもの


店の名は


「ウツツノバル」



突然姿を消し音信不通になっていた「阿南礼二」


貝原の前に再び突然現れた彼は


「ウツツノバル」に突っ込みを入れる


しかし貝原は


「この店は夢を追いかける、現実のバル」


それでいいのだと。


どこでどうしていたのか語らない阿南


貝原のもとに居座る


相棒として無給で働く阿南


そんな阿南を受け入れる貝原


デカくて愛想のない店員


それでも貝原にとって阿南は


親友であり店を一緒にやる相棒でもあった



店の客が持ち込む問題も


貝原と阿南は一緒に考え解決方法を生み出す



彼女と仲直りするためにパエリアを作ろうとする星野


プロレスラーの悪役を演じる花澤

息子と結託し実力を引き出す!!


有名ブロガーにウツツノバルの悪評を書かれ

店のピンチ!

それは阿南の接客態度にあった?!



阿南が分からなくなる貝原


しかし!


阿南の貝原に対する気持ちを知る。


そして


阿南に打ち明ける


「ウツツノバル」とつけた店名の


本当の理由



そこには貝原のある人への思いが




サフランを使った本格的なパエリア


ニンニク香る食欲をそそる海老のアヒージョ


スペイン風オムレツ


貝原の作る料理に魅せられる



そして


メキシコやアメリカで「トルティーヤ」と発音するものが


同じスぺルでも


スペイン語では「トルティージャ」となる。


そのことを初めて知ったよ



トルティーヤはトウモロコシの粉で作った薄焼き


トルティージャはスペイン風オムレツ


この差は大きい!


そんなことから事件に発展しまったんだね。



貝原と阿南が心を通わせていく後半は

読者をくぎ付けにしますよ



離れていた時間は長くても

そんなことはすぐに埋まってしまうのだなって

貝原と阿南を見ていたらそんな風に思えました。


相手への思いは時間を軽々超えてしまうんだね。


グリーンの車体の「ウツツノバル」


見つけたら立ち寄ってしまいそう



続きの2巻目に突入しまーす!


貝原と阿南のコンビが一段と結びつきを強くしてるところ

見届けてきますね






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