読書って楽しいね♪

好きな作家は東野圭吾さん☆他の作家さんのもいろいろ読んで感想を書いていきたいと思います♪

竹内真「図書室のピーナッツ」~キリギリスだった詩織が図書室でやる気が実り♪やがてその花は実になっていく☆~

2018-09-11 03:13:26 | 
竹内真「図書室のピーナッツ」読み終わりました。



これは


「図書室のキリギリス」の続編です。



離婚して手に職を持たない詩織が



友人の紹介で高校の図書室の司書になる。



そこで詩織は



生徒たちとの交流で本にかかわるこの仕事が



とても好きになる。



一見やる気のない司書の資格を持つ若森



その良さを発見したり☆



本を読まない生徒に本の楽しさを伝えて



本に興味を持ってもらったり


そんな毎日を重ねるうちに



もっと自分にできることは無いか?



もっと学校の図書室をよりよくするためには?



そう考えるようになる



そして



本格的に司書の資格を取るための勉強を始める。



1年契約だった図書室の司書



詩織のやる気に比例するように



仕事も更に契約更新される☆



そして


生徒の疑問に答えようと



市立図書館に足を運んだ時



司書の「山村」(男性)に出会う



そして


山村と・・


詩織が隠し持っていた



不思議な力



・・を共有できることになる



そして・・


2人は更にいい関係に





キリギリスだった詩織



何事も



真剣に取り組むことが無かった。



しかし


直原高校で図書室の司書になり



そして



そこで出会うたくさんの生徒や先生



いろんな人に種をもらう



そして



その種を開花させ・・




やがて



花は落ちて・・




土の中で実をつける




落花生のような詩織




あ~



このタイトルはそういうことだったの



…と納得してしまった。




あの「スヌーピー」が出てくる



「ピーナッツ」の本の話も出てくるよ



それともかけてあるのかも




謎の正体をつかむため



いろんな角度から攻めていく生徒たち




そして



時にまっすぐなゆえに・・


逆に歪んだ見方をしてしまうことも。



決めつけ・・



それはちょっと怖い気がする。



今回若森先生はとてもいいことを生徒に言う。




「あまり自分の考えに固執しないで、時々違う見方をしてみたり、

 他人の立場で考えたりってのも大事だと思うわけです。」




それだけが全てではないということ。



結構のめり込んじゃうと危険だよね




みんなが1つのことを考えて



意見を出し合い考える



そういうことって大事なことだって思う。



コレが正解☆



・・・っていうのは出なくても


「あ~こういう考え方もあるんだ」って


自分に柔軟性を与えてあげることが大事だなって。



それ以外は全て・・







そう決めつけてしまうことほど怖いことは無いよなぁ。。



そう思いました。



小沢健二の「うさぎ!」っていう本


読んでみたいなって思ったよ。



あの人本も出してたんだね。



多感な時期に本を読むことの大切さ


私ももっと知ってたらなぁ~


もっといっぱい読めてたのに~っ!



これからでも遅くないかな?笑




この作品の続編また出るかな?




詩織と山村さんのその後が気になります










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