読書って楽しいね♪

好きな作家は東野圭吾さん☆他の作家さんのもいろいろ読んで感想を書いていきたいと思います♪

重松清「星のかけら」~ヤノからいじめを受けていたユウキが初めてヤノに本気で向かった瞬間☆2人の心は触れ合う

2018-06-02 03:33:00 | 
重松清「星のかけら」読み終わりました。




重松さんの作品は本当に優しい^^




人の心の奥のひだをそ~となでてくれるようだ



見えるものしか見ないのは



大切な何かを見逃し損をしてる気になる




そんなことに気づかせてくれる作品だと思いました。





特に読みどころとなるのは




ユウキをいじめていたヤノの


心の奥に隠していた







それが形を変えてユウキに向かっていたこと。




そして


本当はヤノもまた優しい人であったこと




いじめに遭い・・



学校が苦痛だったユウキ



だけど


幼馴染みのエリカはユウキの唯一の味方



そして


塾で友達になったマサヤも


ユウキの心のよりどころとなっていた。




ある日ユウキはマサヤから



死亡事故現場に落ちているガラスの破片を拾って持っていると


どんなにキツイことがあっても耐えられるお守りになる




そう聞いたユウキ



その



星のかけら



を探しに行くユウキとマサヤ




そして



その事故現場で出会う



この世の人ではない・・・女の子



フミちゃんに出会う




小学2年でこの世を去ったフミちゃん



星のかけらに宿るフミちゃんの魂が



見せてくれるこの世の大切なもの




生きているからこそできること☆




ヤノがフミちゃんと仲が良かったこと



そして



ヤノがフミちゃんに最後に言ってしまった言葉




フミちゃんが亡くなったことを知るヤノ。。





ヤノとユウキが本気でぶつかり合う瞬間





心が触れ合う瞬間




「星のかけら」が導いてくれた


2人の心と心の触れ合い




生きているってスゴイ




そんなことを感じられる瞬間




それがたくさんあったらいいよね





どんなことでも頑張れる勇気をくれる作品でした



大人から子供まで読んで感動できる作品だと思います。



ぜひご一読を










  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする