読書って楽しいね♪

好きな作家は東野圭吾さん☆他の作家さんのもいろいろ読んで感想を書いていきたいと思います♪

堂場瞬一「アナザーフェイス2~敗者の嘘」~守れず傷つけてしまった優へ鉄が流した涙のは本物?!~

2017-08-31 02:53:38 | 
堂場瞬一「アナザーフェイス2~敗者の嘘」読み終わりました。



やっと読めた~♪



今回は読み終わるまで時間がかかっちゃった(^-^;



読みたくても読めないときっていうのはあるものでして。




自分の意志ではどうにもならないことって


ありますよね~!笑




・・・というわけで




今回の刑事総務課の大友鉄は



またまた


刑事部特別指導官の福原に



大役を命じられる




自首してきた容疑者は



篠崎優(女)28歳


弁護士




放火殺人犯としての容疑がかかっていた



渋谷が自殺



その真犯人として



篠崎優は自主してきた。




しかし!



優の言動はどうもおかしい。



自首してきた者のそれとは違う。



大友も優に会ってそれを感じる。



警察をただ翻弄させるためだけとしか思えない。




特捜は


優を鼻から容疑者とは思ってなく


渋谷を容疑者死亡のまま送検しようとしていた。




しかし



それには



証拠が足りなかった。



焦る特捜!




大友は


優がなぜこんなことをしてるのか?



その謎を解こうと動き出す。



そして



渋谷と優の接点



高校の同級生であることが分かる。




でも


その関係は特に濃いものには感じられない。



身を投げ出し・・



なぜ優は危ない橋を渡ろうとしたか?





釈放される優



そして



大友は岩永管理官から



「勝手にしろ」と優を任される。




優に張り付く大友



初めは大友に対して厚い壁があった優だが



大友の息子「優斗」のサッカーの試合を見に行き



そこから


少し大友との距離が縮まる




そして


大友の油断が


優を危険にさらしてしまうことになる




優が拉致される




自分の油断を嘆く大友




同期の柴と敦美に協力してもらい



優救出のため動き出す!!





優の死。。




それを頭から消せない大友





そして・・



優が見つかる☆




優が危険にさらされ・・



無事に話せるようになった時




大友が流す










「お芝居をやっていたなら、涙を流すぐらいはなんでもないでしょうね」



とウソ泣きだと思われてしまう。



しかし


大友は


「本物の役者は、本物の涙を流すものです。

 そして僕は、本物の役者です。」


と。




「だったらどうして、刑事なんかやってるんですか?」



「自分でもずっと考えてるんですけど、まだ答えがでないんですよ」





優の弁護士としての矜持



「クライアントに信頼されること。

 
 それは、相手が生きていようが死んでいようが関係ありません」





優の心の柔らかな部分に触れる。





渋谷を犯人にするために



警察がついた



「嘘」



そして・・



渋谷が


優についた


「嘘」



嘘が


人を傷つけ・・


その傷を


取り返しのつかないものにする!!




今回の事件の真相を



大友は



優に告げないことを選ぶ。





大友が流した涙は



優の心の奥深くへしみ込む



本当の涙だった




人はなぜ嘘をつくのだろう?




誰かを守るための



「優しい」嘘ばかりだったらいいのに。




人を落とし入れる嘘




自分の保身のための嘘





そういうのは



ないほうがいいよなぁ





優斗が優に懐いていたこと



それは



優の本心を見抜いていたからじゃないかな。





大友も



実のところ・・



優に惹かれていたのかも





初対面が最悪な人と



結ばれることって



結構あるある~♪だからね^^




・・・というわけで




アナザーフェイス3を読み始めています



今度は早めに読み終わるといいなぁ















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