読書って楽しいね♪

好きな作家は東野圭吾さん☆他の作家さんのもいろいろ読んで感想を書いていきたいと思います♪

村山由佳「ヘヴンリー・ブルー」~夏姫の消えない後悔。愛した人は姉を愛してしまった。。~

2016-07-25 03:03:38 | 



村山由佳「ヘヴンリー・ブルー」読み終わりました☆




コレ読みたかったんだよね~。



天使の卵の「斎藤夏姫」目線のアナザーストーリー☆




天使の卵→天使の梯子→ヘヴンリー・ブルー→天使の柩




↑この順番で読むのがいいのだけど



私の場合



天使の柩→天使の卵→天使の梯子→ヘヴンリー・ブルー




↑の順で読んでしまった(^^;




まぁ・・これでも内容は十分伝わるのだけど。






よく似た8歳差の姉妹




春妃と夏姫




妹は姉の春妃が大好きだった



頭が良くて


優しくて


綺麗なお姉ちゃん




でも



それが・・



あることをきっかけに憎しみに代わる




夏姫と付き合っていた歩太が



春妃を好きになってしまう。




そして



夏姫はそれを知らないまま



「別れ」を切る出される。




思い切り虚勢を張り・・



それを受け止める夏姫




しかし・・



夏姫にとって歩太は



今まで出会った誰よりもかけがえのない存在だった。




夏姫の悲しみ。。




そして



その悲しみを上回る・・




残酷な現実





歩太が愛した人は




春妃だった




そして・・



春妃もまた



歩太を愛してしまった




それを知る夏姫





「嘘つき!一生恨んでやるから!」




そんな言葉を春妃に投げつけた夏姫





まさか!



その数時間後・・


春妃に一生会えなくなるとは思っていなかった。。






その言葉は



夏姫自身に刻み込まれ・・




消えない後悔となる。





もう謝ることもできない。







「一生抱えていく後悔」




それを持ってしまった慎一と・・




大人の男になった慎一と再会することで



歩太との関係




春妃への後悔




それを変えていくことができるようになる。






夏姫の心の葛藤。。




慎一は




夏姫にとって「ヘヴンリー・ブルー」なのかもしれないね☆




午後まで咲いている西洋朝顔




天上の青





きっとこれからも



ずっと見ていてくれるよね。





頑張った人には



きっとご褒美がある☆






天使シリーズを読んで



この夏姫の隠れた心の深い部分を知ることで




もう一度天使シリーズを読み直すと



また深みのある話に感じるんじゃないかなぁ。





コレ読んでよかったです





天使の柩で夏姫が茉莉にあんなに優しかった理由




これを読むともっとグッときますよ
























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