読書って楽しいね♪

好きな作家は東野圭吾さん☆他の作家さんのもいろいろ読んで感想を書いていきたいと思います♪

矢崎存美「食堂つばめ」~あの世に行く手前でおいしいものを食べれば現世へ戻れる?!~

2016-07-15 02:59:58 | 



矢崎存美「食堂つばめ」読み終わりました☆




タイトルに興味を持って読んでみたら・・


へぇ~!こういうお話だったんだぁ~!



・・ってちょっとびっくり



でも


食いしん坊の私にはすごく面白くて



おいしそうだった




早速作っちゃったよ!



玉子サンド




ノエさんが秀晴に作ってくれた



玉子サンドがめっちゃおいしいそうだったんだもの^^







気づくと秀晴は列車の中にいた。



しかし・・



何か車内の様子はおかしかった。




秀晴は空腹を覚え・・



車内販売を待つがくる様子もない。。




そこで制服らしきものを着た女の人に



食堂車はないのか?と聞いてみる。




そして



制服を着た「ノエ」(のちに名前を知る)に



案内される



特別な食堂車




そこで食べる




最高の玉子サンド





そして


秀晴は


ノエに案内されて


列車を降りる。





そして・・



目覚める





そう、


秀晴は・・




生き返ったのだった





生き返ったのちも



秀晴はおいしい玉子サンドが忘れられず・・




その





強い思い









あの場所へ秀晴を向かわせる。






そこは・・




死の一歩手前の




現世から



あの世へと向かう




中間の場所だった。





生きながらそこへ行けるようになった



特異体質の秀晴




そして



なるべく多くの人を




その場所から現世へ帰らせようとする



ノエとりょうさんの2人。





秀晴はその手伝いをするようになる。




そして



その2人というのが




実は秀晴と血のつながっていた




祖母と祖父だった




そのことをのちに知ることになる秀晴






思い出の食べ物を



ノエはその人たちに提供する




その人が望めば



どこにでも現れる「食堂つばめ」





その人の現世へ残してきた思い・・




それを食堂つばめは形にしていく。






早くに亡くなってしまったノエの心残り・・



現世へ足を運ぶことで



ノエは思い出をなくしていく。





この世を去らねばならなかった人の思い。。





生きるということは



「食べる」ということ☆





おいしく食べられることで



人は息を吹き返す





不思議で・・



切なくて・・



心がほっこりする




そんなお話です。













ノエがつけた「食堂つばめ」に飾られている花




探してみましたよ☆




スプレケリア



別名「つばめ水仙」とうらしいです。





この花に込められた大切な意味。



ノエがなぜ「食堂つばめ」と名付けたのか?



記憶をなくしたノエの・・



体のどこかに残ってた



このつばめ水仙へのこだわり。





そんなところも読みどころです





これはシリーズ化されているので



今は②を読んでいるところ




では続きを楽しみに読むことにしまーす
















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