筒井ともみ「続・食べる女」読み終わりました☆
筒井さんの作品初めて読みました。
図書館で読む本を探していて・・
この表紙の絵とタイトルにインパクトがあって
つい手にとってしまいました!笑
私は食べることが大好きなので
このタイトルに惹かれてしまった
私みたいな
食いしん坊の話かな?
・・っておもったんだけど
読んでみると
食べ物はでてくるけど
大食い女が出てくるわけじゃなかった!笑
短編12話
それぞれの主人公の女は
いろんな困難を乗り越えて成長していく
ルイ子は付き合った男によって苦手だった「生ガキ」が食べられるようになる。
男に裏切られてもなお生ガキが好きになる
敦子は誰にも邪魔されず一人で食を楽しみ自分の時間を楽しむ
女たちについたぜい肉・・
それは女たちが背負ったもの。
それを抱えて3人の食する楽しみは続く♪
朱美の胸に抱えたもの
浮気した彼も仕事も手放さない決意☆
俊江のインド人の彼は帰らなくなった。。
カレーは食べられなくなったけど
俊江の毎日は変わらずつづいていく♪
菜子はいろんなものを自分で試すことに誇りをもっていた。
仕事にまっすぐな自分♪
弥生は自分のためだけに作る鍋に
自分の種を見つける☆
雌猫が語る女主人のこと。
猫はなんでも知っている♪
紗恵は何でもできるママにコンプレックスを抱いていた。
しかし
ママには自分が必要!
そのとき解放される♪
自分のことが嫌いなチエコ
自分と同じだと感じる彼にあったことで
チエコはかわる♪
のろまな綾乃が母を助けるとき
綾乃が作るのろまなシチュー♪
紗代はからっぽだった。
だけど
井戸に水を満たすことで
自分の心も満たされていく♪
大切な何かを失っても・・
失ったからこそ気づくものがある☆
そして
一人は決して悪いことじゃない♪
一人でも楽しめる人☆
それは人生を楽しめる人
困難なんて
どんどん食べて
強く!たくましく!
素敵な女性になってやる
そんな風に思える本でした