読書って楽しいね♪

好きな作家は東野圭吾さん☆他の作家さんのもいろいろ読んで感想を書いていきたいと思います♪

恩田陵「六番目の小夜子」~思い込みと偶然が恐怖を呼ぶ?!「サヨコ」の正体とは?~

2014-10-16 01:37:08 | 



恩田陵「六番目の小夜子」読み終わりました☆




いやぁ~怖かった。。




でもめっちゃよかった




スゴク楽しめました




最初タイトルの印象だと・・



どんな話なんだろ?



六番目?



小夜子?




読み始めたら・・



もう止まらなくなった





ある高校に伝わる都市伝説的な?・・




3年に1度「サヨコ」は指名される




3年が卒業するとき



2年生は卒業生に花束を一人ずつ手渡す。



その時に


次の「サヨコ」は


現「サヨコ」から



鍵を手渡される



それも


こっそりと。。



なので


現「サヨコ」と


次の「サヨコ」しか


誰が「サヨコ」なのか知らない。




そして・・



「サヨコ」に指名された者は




自分が「サヨコ」だと他のものに知られてはいけない



そして



知られずに



その使命を果たさねばならない




もし・・



失敗した場合は。。



その年は・・



その「影響」を受けることになる





その話は・・



みんながなんとなく知っていて



でもハッキリしたことは



誰も知らなかった。




何しろ


「サヨコ」になった人以外は


知ってはいけないこと☆



だったから。




「サヨコ」に指名された者は



4月の新学期を迎えた朝



渡された鍵で「花瓶」を取り出し



そこに赤い花を活けて



教室に飾る。




ことになっている。




それを誰にも知られずにやること。



↑そこから



このゲーム?はスタートする





その日・・



3年10組にその赤い花を置きにきた



「彼女」は



その直前に



「誰か」の存在に気づく!!




その「誰か」もまた・・




花瓶に活けた赤い花を持っていた




「彼女」は



自分が「サヨコ」のはずなのに・・




そう思う。




「あなたも赤い花を活けに来たの?」



そう「誰か」に聞かれた「彼女」



恐怖の余り花をおいて逃げ出してしまう





そして


始業式。



教室の入り口に「彼女」がおいて行った



「赤いチューリップ」が




そして


教壇には


「誰か」がおいた



「花瓶に活けた赤いバラ」が





そして・・



その日に転校してきた




津村沙世子




「サヨコ」の年に



「沙世子」が転校してきた!!




「彼女」は



「沙世子」=「誰か」



であることを知る!!




これは一体どういうことなのか?!




沙世子は



美人で頭がよく



それでいて人懐こく



アッという間に人気者に。




特に雅子は



沙世子の魅力に魅せられて



親友に。




一方



雅子に好意を寄せていた



由紀夫。



由紀夫の親友の


秋(しゅう)。



↑この二人は



沙世子に何か違和感を感じていた。




しかし


雅子が沙世子と行動を共にするようになり


自然と


4人は仲よくなる。




しかし・・



その後に沙世子にかかわった人に



よくない事態が次々起こる!!




沙世子は



「サヨコ」なのか?




そして



学校近くの石碑にかかれた




「津村沙世子 享年十七」



の文字!!




沙世子は・・



幽霊?!





「サヨコ」には



果たさねばならないことが



学園祭で舞台を成功させること。



脚本を書き


実行委員長にそれをこっそり届け



それを許可されれば



桜の木に赤いてるてる坊主が吊るされる。



そして


今年はそれが吊るされ・・



舞台の幕が上がる・・




今年上演される・・




その舞台のタイトルは




「六番目の小夜子」




そして



そのキャストは




全校生徒




ぶっつけ本番のこの舞台・・



一体何が起こるのか?!




今年指名された「六番目の「サヨコ」」の正体は







読んでいるうちにどんどん引き込まれるよ~




人は



正体のわからなものを恐れる!



しかし・・



正体がわからないからこそ!




それに魅了される




思いこみが



どんどん




正体の分からないものを




巨大化させていくのかもしれない。。





だから都市伝説もなくならないんだよね!




あるかも~♪



そんな期待?笑


















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