読書って楽しいね♪

好きな作家は東野圭吾さん☆他の作家さんのもいろいろ読んで感想を書いていきたいと思います♪

松岡圭祐「ブラッドタイプ」~岬美由紀の「女」の弱さをみた!けれど最後はやっぱり☆~

2014-07-22 08:46:21 | 



松岡圭祐の「ブラッドタイプ」読み終わりました☆




これには


おなじみの


岬美由紀 元自衛官で今は臨床心理士 28歳~千里眼シリーズ主人公~



嵯峨敏也 岬の同僚で臨床心理士 32歳~催眠シリーズ主人公~



一ノ瀬恵梨香 臨床心理士 25歳~蒼い瞳とニュアージュ主人公~



この3人が登場する☆



千里眼シリーズはまだ全部読んでいないので


これを読みつつ・・



嵯峨と美由紀が以前そう言うことになってたんだぁ~!



ということも初めて知った。



いつも強く



男勝りの美由紀しか知らなかったけど



今回


嵯峨の命が危険にさらされるとき




美由紀は弱くなる





今まで見たことがない



「女」の部分を見る





以前嵯峨に告白して



スルーされていたらしく・・



そのことも今回初めて知る





今回も嵯峨に自分の気持ちを打ち明けるも・・




断られてしまう美由紀




いつもさっそうとして



異性にも


同性にも



人気のある岬美由紀



だけど


嵯峨の前では



弱い女になってしまう美由紀



そんな美由紀が



私には



とっても



かわいく見えた






今回のテーマは「血液型別の性格診断」にはじまり



この血液型診断を



政治家が口にしたことにより



世間がこれに踊らされてしまう。




特に


B型



我がままだとか



マイナス面ばかりが強調され



職場を首になったりするケースも出るほど。




そして


血液型がB型に変わってしまうことをいやがり



骨髄移植を受けないという女性が生命の危機に




嵯峨は


自分が白血病の再発により



自分の生命も危うい中・・



臨床心理士としての責務を全うするために



骨髄移植を拒否!!




この女性が洪水移植を受けるまで自分も拒否するといいだす。




そんな嵯峨を美由紀は何とか説得しようとするが



嵯峨の意志は固い!!




世間に蔓延する



「血液型診断」を



科学では証明されていないことで



血液型で性格を分けたりすることはできない。



ということを


なんとか証明して


世間にわからせようとする美由紀。




しかし



それは




奇跡



を起こすことにほかならなかった。




長年



血液型別の性格診断を信じ込んで



刷り込まれてきたものを



「それは違う!」



と証明することは難しい。





美由紀は八方ふさがりになる!!




嵯峨を助けたくて・・



でも


できない!!




そんな無力な自分が情けなく・・



そして


悔しく・・



そして



嵯峨をおもうと・・




泣けてしまう美由紀



そんな美由紀を間近で初めてみる



一ノ瀬恵梨香も



慰める言葉を失う。。




しかし・・



恵梨香の美由紀を思う気持ち☆




そして



美由紀の



嵯峨を助けたい!!



そう思う気持ちが




奇跡を起こす






それをどんなふうに起こすのかは



ぜひ読んで確かめてみてください






血液型・・



A

B

O

AB




その4種類で



性格が決まってしまうなんて!!




そんなのありえない




だって


みんな



一人一人が



誰でもない自分




なのだから。





人間の心理・・




なんか怖いなぁ・・って思った。





「それだけを信じる」と



他のことが信じられなくなる。




そういうことだね~。。





私はA型だけど




いろんな要素あると思うし























  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする