癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

ライフスポーツ第2回講習会

2014年01月16日 | スキー・クロカン

 今回もコーチスタッフと一般会員合わせて80名ほどの大所帯となった。
 コーチスタッフが多かったので、1班当たりの受講者人数が4名ほどだった。
 わが班は、前回に引き続き女性班だったが、最上級グループだったので、基本的なことを確認しながら、なるべく長い距離を滑ることに心がけた。
 気温は低かったが、前回同様雪質が良く、気持ちよく滑ることができた。


 気持ちよく滑る4名


 山頂部に雲を被った駒ケ岳をバックに記念写真


 終了した途端に、すっきりとした姿を現した駒ヶ岳山頂部

みごとなほどのタイヤ損傷

2014年01月15日 | 日常生活・つぶやき


 家に来たお客さんに「タイヤが切れている。このままならバーストする」と言われ、あわてて見に行った。
 鋭利な刃物状の物で、接地面のブロック3個がスッパリ切り取られ、サイドもえぐれて中の地肌が覗いている。
 まったく身に覚えがない。走行中に雪に隠れていたか落ちていた鋭利な金物を踏んだとしか考えられない。

 
 すぐに、今シーズン前にこのタイヤを買ったジェームスへ出かけて見てもらった。
 接地面のブロックはともかく、サイドの傷が深いので、ちょっとした衝撃でバーストししまう恐れがあるとのこと。
 店員やサービスマンも、「すごいですね~。こんなのはこれまで見たことがないです。」と話していた。
 仕方ないので、新しいタイヤを買うことにした。
 幸い購入時の割引セット価格の1/4の値段にしてくれたので助かった。

変形性肩関節症

2014年01月14日 | 日常生活・つぶやき

自分の右肩関節のレントゲン写真

 12/29から痛みが出た右肩だが、正月明けから、いつもお世話になっている五稜郭整骨院で治療中である。ここにお世話になるのは、沢登りで滝から転落してむち打ち症に罹った2010年11月~11年2月以来だ。

 肩に滑液が溜まって腫れている部分があるようだとのことで、本日、院長の紹介で、肩の専門医で有名な五稜郭病院整形外科のNa医師によるレントゲン撮影の上での診断を受けた。その結果、痛みの原因は、肩関節の面の軟骨が擦り減っているというより、ほとんどなくなっている状態にあるそうだ。病名は「変形性肩関節症」。ただし、周りの筋肉がしっかりしていることが幸いしているそうだ。現在は滑液が溜まっている部分はなかったそうだ。

 健常者のレントゲン写真を見せてもらったが、外関節の面がペロンときれいになっているが、自分のは磨耗した感じで、小さなゴツゴツが見られる。完全な治療は手術以外にないそうだ。あとは、今の状態に粘り強く付き合って行くという選択肢もあるとのこと。

 手術した患者のレントゲン写真を見せてもらったら人工関節のようだ。それを見たら、手術は躊躇われた。今のままでも、直線的に悪化するわけではなく、痛みが出たり出なかったりという状態もあるので、手術を考えるのは、もっと日常生活に支障をきたすような深刻な状態になってからでも良いとのこと。それまでは、「支障がないようだったらクロカンスキーもスキーもやって良いです。今のまま五稜郭整骨院で治療を続けて様子をみたら良いでしょう」と言われ、湿布と痛み止めを出してくれた。整形外科の対応はこの程度だが、整骨院は、いろいろな調整治療をしてもらえる。

 今日辺りは、痛みも和らいできて、あまり気にならなかった。これまでで、一番痛みが出たのは、1/5に函館山まで往復走った夜と翌朝だった。安静時でも寝ていても痛かった。これは、長時間の腕の振りが災いしたようだ。しかし、翌日クロカンスキーを2時間ほどしたのに、痛みが増すことや反応がまったく出なかった。とりあえず、現在一番気になるのは、これから日曜日ごとに続くクロカンスキーレースに支障がないままでいてくれることだが・・・・?

スキー&スノーボード技術選手権大会

2014年01月13日 | スキー・クロカン

 今日は、「函館地区第35回スキー・第10回スノーボード技術選手権大会」が、グリンピア大沼スキー場で開催。自分は大会役員として参加。今日も開会式での来賓祝辞・・・これで3日連続の挨拶だった。

 今年一番の冷え込みで、スキー場へ着いたときには-15℃と道南では滅多にない寒さだった。しかし、放射冷却だったようで、天気には恵まれた。

 若手中心に約40名の参加で、スキーもスノーボードも、一番急な斜面で行われた。種目は、どちらもフリー滑降、大回り、小回りの3種目だった。一人一人の滑りをジャッジマンが採点し、その合計点数によって順位が決まる。

 自分の若い頃は「デモンストレーター選考会」と呼ばれていた。そのころから数えると50年ほどの歴史がある大会だ。自分も20代後半から30代前半にかけて、この函館地区大会で上位5名に入って、全道大会に6年ほど出場したことが懐かしい。


開会式での選手宣誓


スタート地点からゴール付近を見下ろす


ギャラリーも含めたゴールエリアの様子


スノーボードの滑りをスタート地点から写す

2日間のSAJ指導者研修会

2014年01月12日 | スキー・クロカン

昨日と今日、今金ピリカスキー場でスキーとスノーボードの全日本スキー連盟公認指導者研修会が開催された。
非常に寒く、天気がめまぐるしく変化する天候だったが、雪質はとても良く、気持ちよく滑ることができ、研修の成果を上げることができた。
2日間のスキー(約200名参加)の開会式と閉会式、今日だけのスノーボード(35名参加)の開会式で、それぞれ来賓挨拶、さらに、夜の講師を囲んでの交流会での乾杯の音頭と、挨拶に忙しい2日間だった。

今年はスキー教程が変わり、技術体系や指導法や検定種目も変わり、その研修がメインだった。
昨年までの反省から、懐かしい感じの横滑りやシュテムターンが重要視されるようになっていた。


今シーズンで今金町では営業から手を引く可能性が強いピリカスキー場。
非常に講習や研修がしやすいスキー場だけに、なんとか引き受けてくれる民間業者が現れることを期待したい。


ピリカダムを目がけて滑り降りる。



閉会式の受講者と講師陣

厳寒のライフスポーツ第1回講習会

2014年01月10日 | スキー・クロカン

スキー場の下で-8℃、ゴンドラの上で-18℃という厳寒の中、函館ライフスポーツ第1回講習会が開催された。
非常に寒かったが、風はそれほどなく、晴れたり、曇ったり、雪が降ったりと
忙しい天気だったが、雪質抜群で心地よい滑りを楽しむことができた。


本日の私の班の3名・・・「とても楽しかった」という言葉に救われる


気持ちよく滑るわが班の3名


青空に映えるゴンドラ山頂駅付近のダケカンバの樹氷

ライフスポーツコーチ研修会&ホタテ

2014年01月08日 | スキー・クロカン

今日は、函館七飯スノーパークでの「函館ライフスポーツ」のコーチ研修会に参加した。
講師は、毎年、長年全国レベルでシニア対象の指導法の研究をしている顧問のKiさん。
今回の研修のメーンは、「ヒップ回し」のターンだった。
今のスキーは板とビンディングと靴は一体化した装具になっている。スキーの性能を引き出すのは上体の動きである。
特に筋力の衰えているシニア世代は、膝や腿に力を入れるのではなく、上体の動きでターンを導く楽な滑りを心掛けることが大切。
そのために外側の骨盤を前に出すだけでターンができることを体感することから始まり、そのバリエーションとそれを応用したいろいろな滑りを研修した。


スキーを履かないで、内足をコンパスの中心として外足で半円を描き、それを交互に繰り返す練習


ストックの向きを先行させることで骨盤を回す運動


外スキーを意識的に先行させ、外足が伸び、内スキーが畳まれるターンでの滑り(後ろから滑りながら撮影)


全員での集合写真。私は前列右端




帰宅したら、毎年今頃南茅部から届くホタテ・・・数えたら42枚あった。



全部剥いて、とりあえず10枚は刺身で、そのヒモはバター炒めで、2枚は焼いて食べた。残りは冷蔵と冷凍に。

エゾリスの出迎え

2014年01月07日 | 日常生活・つぶやき


明日からしばらくクロカンスキーができないでの、今日も香雪園へ練習に出掛けた。
車を降りた途端にエゾリスの出迎えを受けた。たまたま持参していたデジカメで撮影。
ここのエゾリスは人なつこいのは知っていたが、近づいても逃げないでサービス満点のカメラ目線。
ズームで撮ったのでピントは甘いが、これだけ多くの仕草のサービスに大満足。

なお。毛色は1年を通して咽喉から胸部、腹部にかけては白色で、他の部分は夏毛は茶色で冬毛は茶灰色になるらしい。
耳介に長さ4~- 5cmの毛が上に向って伸びているのは冬毛のときだけで、夏毛ではこれがなくなるようだ。














やっぱり筋肉痛!

2014年01月06日 | 日常生活・つぶやき
 昨日は、函館ハーフから3ヶ月以上走っていないのに、22kmも走ったので(走ったのは18kmくらいだが)、絶対筋肉痛になるだろうと思っていた。案の定、大腿四頭筋だけだが中程度の筋肉痛になった。しかし、脹らはぎや脛がならなかったのは、速歩ウォーキングやクロカンスキーをしていたお陰だろう。

 もっと真剣に走った函館ハーフの後にはほとんどならなかった。それは、それまでにちょこちょこ練習していたからに違いない。妻はときどきでも走っていたので、今回もほとんどなかったようだ。

 ウォーキングや登山やクロカンスキーで使う筋肉と走る筋肉とは使う筋肉が違うことがよく解る。数年前、ほぼ毎日走っている函館トライアスロンクラブの精鋭たちが羊蹄山に登ったことがあった。翌日から、数日間強烈な筋肉痛に悩まされたそうだ。そのときに、「坂口さんはあんなに山に登っても筋肉痛にならないなんて凄い」と感心されたが、「山では筋肉痛にならないけど、いきなり10kmも走ったら筋肉痛になりますよ」と話して笑い合ったことがあった。

 そんなことで、今日は天気も良くなかったこともあり、休息日として、ウォーキングもしないで家で過ごした。お陰で、2日前から書いていた明日提出の「ほっかいどう山楽紀行」の「オロフレ山」の原稿ができあがった。相変わらず、最後の1日はいつも、削って削って決まられた行数の中に収める苦労が中心である。

 この他に、1/9(木)予定の退職組織の理事会の要項も作成することができた。


 あとは、中央図書館から借りてきた日本の山名の由来や歴史などを記した『山名の不思議』と、松浦武四郎の「東西蝦夷日誌」のコースを実際に歩いた『アイヌモシリ紀行』を読んで過ごした。

初ピークは家からジョグ登山の函館山

2014年01月05日 | 登山・旅行

雪の花のトンネルの下を駆け上がる(函館山の車道)

 朝からみごとな青空が広がった。妻が「函館山まで走っていきたい」と言う。往復22kmである。こちらは函館ハーフからほとんど走っていない。しかし、最近10km以上の速歩ウォーキングや2日間のXCスキーもそれぞれ20kmくらいは滑走している。 ゆっくりなら走れるかも知れないと付き合うことにした。

 意外と走れるものである。市街地を抜け、ロープウェー山麓駅でトイレ休憩をした以外は、通行止めになっている車道を快調に走って登ることができた。頂上の展望台ハウスで20分ほど休憩。下りもスピードランで電車道路まで下った。しかし、そこで気持ちが切れてしまった。その後は、歩いたり走ったりペースになり、最後は歩いたり歩いたりになってしまった。ねばり強く走り続ける妻より10分ほど遅れて帰宅。心地よい疲労感と満足感がうれしかった。



今年初めて朝日がベランダの窓を赤く染めた


澄み切った青空の下の函館山頂上を目指して護国神社の坂を駆け上がる


3合目付近


12/17に入江山から火葬場まで下った北西尾根と湾越しの当別丸山と桂岳


頂上直下


頂上到着


展望台からのパノラマ撮影


これまでの「函館山登山の記録」のページ
http://sakag.web.fc2.com/hakodateyama-index.htm

冬の香雪園

2014年01月04日 | 日常生活・つぶやき

今日も香雪園へXCスキーに出掛けた。昨日同様Chiさんと二人きりだった。
XCスキーの場所は、道内最古のゴルフ場である。しかも、珍しい市営ゴルフ場だ。

2時間ほど滑走した後、同じ敷地内にある道内唯一の国指定文化財庭園の中を歩いてみた。
紅葉の名所だが、この時期のモノトーンの世界も良い雰囲気だ。
公園の中の遊歩道もきれいに除雪されている。














XCスキーin香雪園

2014年01月03日 | スキー・クロカン

 午前中は穏やかな天気だったのと、29日に痛めた右肩も痛みが和らいできたので、自分で雪踏みをしてコース造りをしてXCスキーをしようと香雪園へ出掛けた。ちょうどタイミング良く、同じことを考えたXC-KID'SメンバーのChiさんも来ていた。

 まだスケーティング走法の痕跡はなかった。9:30頃から二人で雪踏みを2周したらなんとか滑走ができるようになった。緩やかな上り傾斜になっているので良い練習になる。初めのうちは3周もすれば息が上がった。徐々に調子が出てきて、最後はちょっと休憩を入れたが13周ほど続けて周回し11:30には打ち上げた。久しぶりに良い汗を掻くことができた。気になった肩もまったく影響が無かったのでホッとした。せっかくできたコースなので、荒天でなければ明日も行こうと思っている。


緩い上り傾斜を滑走してくるChiさん


鎌鹿さんの函館自然倶楽部で冬山だけ登っているというスノーシュー散策の女性


 さて、箱根駅伝の2日目だが、XCスキーへ出掛ける前に6区を見たが、大方の予想に反して、東洋大は駒大に詰められるどころかむしろ離した。これなら逃げ切って総合優勝できるかも知れないと思った。案の定、帰宅したら、7区と8区で区間賞も取り、駒大を大きく離していた。10区も区間賞で、10区間のうち5区での区間賞という圧勝だった。歴代2位の記録だそうだ。

 箱根駅伝を見終えてから、函館七飯スノーパークへ。今日、2回目の実技養成講習をしている準指導員検定受検者と養成に当たっている講師陣への激励と、昨年の検定合格者の体験記が多く載っている機関誌『シー・ハイル』№26を渡すことだった。今年の函館地区(渡島・檜山)からの受検者は17名である。みなさんに激励の挨拶をさせていただくことができた。

箱根駅伝&「永遠の0」

2014年01月02日 | 日常生活・つぶやき

 例年この2日は箱根駅伝をTVで見ていることが多い。今日も1~2区をTVで見て、3~4区は吹雪模様と晴れ模様が著しく変わる中をラジオを聴きながらのウォーキング。そして、一番面白い山登りの5区はまたTVで見た。

 今年の大学駅伝3冠を狙う駒大と双子の設楽兄弟を擁する東洋大の争いが楽しみだった。案の定、東洋大は3区で弟の設楽悠太が駒大をとらえて首位に立つと、4区で駒大に差を詰められたものの、兄で主将の設楽啓太が山登り初挑戦ながら5区を区間賞の走りで駆け抜け、駒大を抑えて首位を保ったままゴールした。注目の設楽兄弟はそろって区間賞を獲得した。明日は、残りの選手の実力から見ると駒大の総合優勝が可能性大だろう?

 注目の昨年総合優勝の日体大は、昨年5区で逆転Vに導いた服部が、7位からスタートし、昨年の区間賞を記録したタイムを上回ったが、順位を4位まで押し上げただけで終わった。

 なお、2区ではあっという間に9人抜きをした山梨学院大のオムワンバが、9.7km付近で右足の疲労骨折のため走ることができなくなり無念の棄権というハプニングもあった。 


 箱根駅伝を見終えて、映画鑑賞券をもらっていたので、今話題の「永遠の0」を見に行った。しかし、14:15からの上映はすでに満席で、17:30からの整理券をもらって出直した。戦争映画はむごい場面が多いのであまり好きでないが、周りで見た人の評判がとても良いので観たくなった次第。

(これから観ようと思っている方は、内容に触れますのでネタバレ注意!)
 
 当時は臆病者だと罵られてもしかたない宮部久蔵の真の姿が徐々に解き明かされていく。そして、家族のために絶対死にたくないと言い続けてきたはずの宮部が「十死零生」の特攻を志願したこと、搭乗機を取り替えて教え子の命を救って自分が死んだことなど、その心情や行動などを通して、戦争の悲惨さがとても解りやすく描かれていたと思う。

 「強い日本を取り戻す」と言い、靖国神社参拝で物議を醸している安部首相もこの映画を見たそうだ。感動した場面が、ラストシーンで宮部が敵の攻撃をかい潜って空母に体当たりする場面だと言ったらしい・・・気持ちは分かるが、やっぱり危ない!間違っても、特攻を格好良いなどと神格化したり、戦争を美化するような想いは持たなかったと信じたい。どんな戦争でも多くの命が失われ、多くの犠牲を招くということを思い知って欲しい。

 この映画は、戦争の悲惨さや醜さをよく知らない若い人にこそ観て欲しい映画だと思う。

平凡な年の明け

2014年01月01日 | 日常生活・つぶやき

トムラウシ山山頂で迎えた雲海の上のご来光(昨年の7/19)

 朝から雨と強風の天気だったので、珍しく8時近くまでのんびり寝ていた。まもなくこれまでに経験のない8時過ぎに年賀状が届いてびっくり・・・。

 この歳になると、正月と言っても特別な感慨はないが、分厚い新聞を読み、妻が張り切って作ってくれた雑煮やおせち料理を食べて、年賀状を見ると、やはり正月だという感じがし、幸せな気持ちに包まれる。


下の2枚は孫1号と2号からの賀状

 出していない人から来た年賀状を書き、年賀メールやらブログへのコメントやらに対応し、ホームページの「2013年の山を振り返る」を更新している内に、いつも見る実業団対抗のニューイァー駅伝を見るのを忘れてしまった。15時から2時間、今年で築造150年を迎える五稜郭公園の堀周りを速歩ウォーキング・・・15,500歩だった。

 なんてことのない平凡な年の明けだが、また新しい1年が始まると思うと、幸せな1年であって欲しいと願わずにはいられない。
 
3月で古希を迎える今年の年賀状は下記である。