6:40スタート~ゴール16:15〈9時間35分〉
◎平地の歩きなので、距離を延ばすことができた。
足の筋肉痛はほとんどなくなり、腿の付け根の疲れだけだった。そのせいか、楽な歩きではなかったが、距離を延ばすことができた。
スタートで早速つまずいた。金剛杖を宿に忘れて戻り、20分スタートが遅れた。
綾川の堤防の上の道路には、朝日を後ろから受けて、自分の陰が写っていた。
見たことのない花だが、多分桃のはなではないか?
8:15、79番霊場高照院天皇寺に到着。ここは崇徳天皇を奉っている寺だが、白峰宮という神社と同じ境内にある。神社の方が幅を利かせている感じだ。
アーケド街の中を通るが、9時過ぎだか、シャッター街の雰囲気である。上を見たら、「昔はよかった~」と書かれた垂れ幕がぶら下がっていた。
◎14年ぶりの再会も含めて、3人からお接待をいただく
今日、3人からいただいたお接待。右の陶器のミニ地蔵は77道隆寺の近くの男性からいただいた手作り品。
アーケド街を歩いていたら、後ろから声をかけられた。自転車の篭に「おへんろさん、おつかれさまです。おせつたいしています」と書かれた紙が貼られていた。
ここで、お遍路さんを待っているとのこと。自分は逆打ちなので通りすぎてから声をかけられた。
いただいたお接待袋の中にお金が入っていた。
10:10、78番霊場郷照寺に着いたら「坂口さんですよね」と声をかけられた。やはり14年前にもわざわざホテルまで訪ねて来てくれた宮さんだった。一昨日の高さんの友人で、二人とも四国登山のホームページを開設していて、それが縁で知り合った方々である。奥さんが北海道の共和町の出身なので、良くニセコの山には登るらしい。
お金の入ったお接待袋をいただき、自宅の近くまで、30分くらい一緒に歩いて下さった。単純な県道歩きだったので、気が紛れて非常に助かった。
赤色が非常に強いサクラがあちこちに咲いていた。宮さんに聞いたら、河津桜といって、早咲きのサクラとのこと。
宮さんと別れて、讃岐富士を眺めながら歩く。香川県にはこのような形の山が非常に多い。讃岐七富士の中でもっとも高い(421.9m)讃岐富士(飯野山)である。
丸亀城の前を通過。
昼になったが、その先にも食べ物屋はない。モスバーガーを見つけ、普段はほとんど食べないハンバーガーを食べて、午後の行程を計算する。
その時点で、金比羅さんの下の温泉民宿旅館たから屋に予約を入れる。観光地なので案の定2食付きで1万円だったが、5日目にしてようやく温泉というが非常にうれしい。
◎77道隆寺と76金倉寺を打って、ひたすら琴平までの県道歩き
13,00、77番霊場道隆寺に到着。
14:05、76番霊場金倉寺に到着。
別格17と18は、金比羅さんのずっと奥にある別格17神野寺を先に打つことにして、ひたすら、温泉を楽しみに黙々と歩いた。
琴平まで3kmの標識
16:15、旅館に到着。早速温泉にのんびり浸かったことは言うまでもない。
高いだけあって、これまででもっとも豪華な夕食。完食できずに、ハンバーグ半分とごはん半分残した。
明日の予定だが、午前中は雨予報である。宿でのんびりして、金比羅さん参りだけをして、日帰り入浴で休足日にするつもりだ。明日の宿はまだ未定。