癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

6日目 午後からの金比羅さん参りだけの疲労回復日

2018年03月16日 | 登山・旅行

 今日は午前中は雨予報だった。これを幸いに、同じ宿に連泊し、雨が上がる午後を待って金比羅さん参りだけをして、休養日とした。

 こんぴら参りで知られた金比羅宮には、前回寄らなかったので、今回はぜひとも寄りたかった。幸い、この奥に別格17番神野寺があり、その遍路道の途中でもあるので、必然的に寄ることができた。

 参道の石段が多いことは有名だが、象頭山山頂近くの標高421mの一番上の奥社までは、1368段もあるらしい。御本宮まででも785段もある。

 午前中は、布団の中で横になっていた。昼過ぎに雨が上がったので、昼食はカレーうどんセットうどんを食べて、金比羅さんへ。途中から霧雨の中の参拝となってしまった。
 
     
    両側に店が並ぶ表参道

     
     1段目のスタート

     
     石段篭もある

     
   大門~ここから境内となり、両側の店はなくなる。

     
   大門から少しの間は平らな参道が続く。

     
 こんぴら狗の銅像~江戸時代に飼い主の代わりに犬が金比羅参りをしたという逸話に基づく。

     
   途中から眼下の町並みを見下ろす

           旭社~いろいろな建物があるが、御本宮の次に大きな社

     
 最後の石段を登ると、785段の上に見える御本宮

     
 深い森に囲まれた御本宮
 幸か不幸か、奥社までの参道は、昨年の台風で崩壊して登ることができなかった。登れたとしても、雨雲の中で何も見えなかったろう。

◎病院で診察を受ける
 喉の痛みは和らいだが、今度は鼻水が止まらない。拗らしたら大変なので宿で紹介された病院へ。
 熱を計ったら37.0℃の微熱があった。軽い風邪とのこと。3日分の薬を出してくれた。「大丈夫治るでしょう」とのこと。

◎病院の帰りに見た町並みの中から

      
 趣のある琴電琴平駅と日本一の高燈籠。昔は丸亀沖の船の目印になるように設計されたとのこと。

     
 これまた、趣のあるJR琴平駅舎

     
 帰りに買ってきて食べた、金比羅名物灸まん。

◎14年ぶりに再会した高さんと宮さんのこと
 
 お二方も、わざわざこちらのブログをチェックして、行程を予測しての訪問や待ち伏せだった。前回に引き続きお接待もいただき、恐縮至極である。
 
 3日前に再会した高さんは、四国では珍しいHYML(北海道山のメーリングリスト)メンバーで、「趣深山」という、ホームページとブログを開設している。

 昨日お会いした宮さんは、「讃岐富士の自然とのふれあい」というホームページとブログを開設している。昨日のブログに「14年目の再会」という表題で、写真入りでアップされていた。

◎昨日までの行程を振り返る

 ただでさえ、歩き旅は3日目辺りが一番辛い。それが、初日のあまり経験のないほど急な登り下りとアップダウンの多い稜線歩き、翌日の女体山越えが利いて、酷い筋肉痛になったこと。さらに、その2日間は、山に前日の雪が残り、霜柱も立つほどの寒さで、喉をやられたのが大きかった。その後、2日間ともきつい山越えが続いた。

 昨日になってようやく筋肉痛が和らぎ、平地歩きだけだったのが幸いした。喉の痛みは和らいだが、風邪の症状は今度は鼻に移ったようだ。

 昨日と一昨日は最高気温が20℃を越えて暖かくて、気持ちが良かった。

 前回は毎日1~2本も飲み続けたビールは、喉の痛みもあり、初日に1本飲んだだけ。最近は普段でも週に2~3回しか飲んでいないので、それほど飲みたいとも思わない。体調が万全になって、飲みたいときが美味いときを待つことにする。
 
 昨日食べきれないほどのご馳走だったので、今夜の泊まりは朝食のみにした。

     
 夕食は、昼に引き続き、うどん屋さんで具材の多いしつぽくうどんを食べてきた。うどんは好きだし、安いし、香川県にいるうちにいろいろなうどんを食べようと思う。