6:50スタート~15:50ゴール(9時間)〈歩数46177歩〉
◎朝から雨の中、900mの雲辺寺越え
天気予報は午後から雨だったのに、朝から小雨が降っていた。完全防備でスタート。
30分で、67番霊場大興寺到着。仁王門を潜り、鬱蒼とした巨木の森の中の階段を登る。
勤行を終えて、田園風景の広がる中を別格16荻原寺を目指す。
県道を進むと、荻原寺とそのあと登る雲辺寺への入り口が同じだった。
9:00、別格16番霊場荻原寺に到着。社務所の屋根が風情のある苔むした茅葺きだった。
いよいよ、標高900mの雲辺寺を目指す。まずは、ロープウェイ山麓駅までの車道を登っていく。
目の前にガスでおおわれた雲辺寺山が見える。
ロープウェイ山麓駅の横から、登山道が始まる。雲辺寺まで4.2kmなので、2時間もあればと思いながら登っていったが、意外と急で2時間10分掛かった。
深く掘れた古道然とした遍路道に1200年以上の歴史を感じる。
このように掘れた急な登りがずっと続く。完全な登山モードである。周りはガスで展望はない。黙々と登るしかない。
カッパを来ているので暑くてしょうがない。雨が小降りに成ったのを幸いに、カッパを上下とも脱いで登った。
稜線が近くなると、斜度が緩み、快適な道となる。
雲辺寺まで0.9km地点で、前回下った大興寺への道の分岐に到着。
途中のこの霊場ならではのリアルな五百羅漢像が並ぶ中を進む。
12:25、66番霊場雲辺寺に到着。仁王門や、境内の道や他の建物も新しくなっているものが多く、ありがたみが薄い感じだ。
大師堂を先にお参りし、本堂へ。少し戻って、休憩所で昼食を摂っていたお遍路さんとおしゃべりしながら、少し休憩。こちらの昼食は朝たくさん食べたので、ミニスニッカーズ1本のみ。
あとは、今日の宿である白地温泉小西旅館を目指して、県道268号をひたすら下る。
標高を下げていくと、大好きな山村風景の中の下りとなる。
民家の庭先に、北海道では見ることのできない珍しい2種類のサクラが咲いていた。
雨の中で地図を開くのが面倒なので、国道まで下った。しかし、国道へ出てから地図で確認してら、2km以上も遠回りしていた。
15:50、温泉の小西旅館に到着。
朝食のみで6000円で予約しておいた。しかし、雨が降っているので、外に出るのが面倒だ。
何でも良いので、簡単な料理を頼んだら快く応じてくれた。
8日ぶりにビールを飲んだ。まだ、咳をすれば痰が絡むせいか、思ったより美味しくなかった。大瓶ほ多いくらいだったので、風呂上がりの寝酒に残してしまった。