十石峠の先から望む音更山
7月の下旬に、シュナイダーコース~石狩岳(1967m)~音更山(1932m)~ユニ石狩岳(1756m)と縦走し、十石峠から下山して周回する予定だったが、ガス中登山でシュナイダーコースの石狩岳ピストンで終わっていた。今回はそのリベンジだった。反対周りで、十石峠コースを登り、ユニ石狩岳~音更山と縦走し、シュナイダーコースを下って周回した。3回登っている石狩岳はパス。
登山口入口近くの幌加除雪センターで夜を明かす。低いガスに覆われて山は見えない。しかし、天気は良いはず。このような場合は雲海の上に出ることが多い。案の定、900mほどで雲海の上へ抜けて、すばらしい天気に恵まれて、予定通りリベンジが叶った。
一昨日の日高山脈より紅葉が進んでいた。今回歩いた稜線や石狩岳はほとんどその姿を見せていたが、それほど離れていないニペソツ山は最後まで頂上を隠したままだった。表大雪の稜線もユニ石狩岳からはきれいに見えていたが、その後、ガスに覆われた。
ただし、登山口から十石峠までほとんど胸ほどまでの笹が道を覆っていて、カッパを着ていたのに、朝露でびしょ濡れになった。
誰にも会わないかと思っていたら、シュナイダーコース登山口手前の渡渉地点で、ノマドのツアーに追いついた。同じコースを2日掛けて(ブヨ沼テン場泊)歩いたとのことで、日帰りと言ったら驚かれた。
5:30スタート。十石峠まで2時間20分、ユニ石狩岳往復1時間、十石峠~音更山2時間05分、音更山頂上休憩30分、音更山~シュナイダーコース登山口2時間30分、林道歩き35分、14:05ゴール。トータル9時間05分。
層雲峡の黒岳の湯でブログのアップ作業をしていたら、札幌のUさんという方から「坂口さんですよね。いつもブログやホームページ、拝見しております」と挨拶された。シャトルバスを利用し、銀仙台から黒岳へ縦走してきたそうだ。紅葉がちょうど見ごろだとのこと。明日、天気が良かったら、自分も同じコースを考えていたが、明日は無理のようだ。
900mを越えたら雲海の上に抜けた
十石峠から見上げるユニ石狩岳
ユニ石狩岳から望む旭岳~黒岳方面
音更山への登りから望む石狩岳(左)と音更山(右)の連なり
音更山の下りから望む石狩岳
シュナイダーコースの下り口から望む音更山(左)とユニ石狩岳(右のコルの奥)までの連なり
ウラシマツツジの紅葉
クロマメノキの紅葉
ウラシマツツジの実(左)とクロマメノキの実(右)
クロマメノキはブルーベリーの仲間で、今年は豊作のようだ。
甘さが強くとても美味しい。たらふく食べた。アントシアニン豊富で、目が良くなったかも?
コケモモの実(熟れすぎて美味くなかった) 音更山頂上で一等三角点を前に