癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

「秋田駒ヶ岳」&「乳頭山」

2006年10月14日 | 登山・旅行
雲ひとつないスカッ晴れの朝を迎える。寒いと思ったら2℃だった。今日はすぐ近くの2山の予定。

〈秋田駒ヶ岳〉(1637m)

秋田県の最高峰で、男女岳(おなめだけ)(女目岳)を中心とした火山群の総称で、日本二百名山に選ばれている。

大カルデラ、本州最新の溶岩流、火口原の中の池、コマクサをはじめとする広大な花畑など見所いっばいの山である。

6:30発の始発の八合目までのシャトルバスを利用して、霜柱を踏んで新道コースから登り、途中で男岳に寄って頂上へ。旧道コースを下って周回した。

3日振りにすっきりとした展望が広がり、北は岩木山や八甲田山、明日の予定の八幡平や森吉山、東側には雲海の上に岩手山と早池峰山、すぐ南には一昨日登った和賀岳や鳥海山、西には昨日の太平山など、大満足の眺望を楽しむ。いろいろなコースがあり、この山だけでもたっぷり一日は楽しめそう。あみだ池は一部凍結していた。

登り2:00、下り0:45(妻同行)

〈乳頭山〉(1478m)

山名は山容からくる秋田県側の名称で、岩手県側では烏帽子岳とよばれている。日本三百名山であるが、山名よりむしろ乳頭温泉の方が有名かも知れない。

秋田駒ヶ岳を下山後、その乳頭温泉郷を起点とする周回コースを反時計回りで歩いた。

登り1:35、下り1:20(単独)

温泉郷には、古くからの湯治場の温泉があちこちに点在し、その辺りの紅葉が最盛期である。

頂上からの眺望は、秋駒がすぐ隣に見えるほかは岩手山がすぐ側に、そして、北側の山が近くに見えるだけである。

下山後、登山口にある黒湯に入って、道の駅[にしね]を目指す。