癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

行列登山の安達太良山

2006年10月08日 | 登山・旅行
山に興味のない人でも詩人高村光太郎の『智恵子抄』に登場する山として知っている人は多いはず。また、万葉集に詠まれた最北の山でもあるそうだ。福島市の南西にそびえる日本百名山の山である。

北東北にこだわっていると、暫く天候の回復は望めそうもない。天気予報を見て、東北地方で唯一晴れ予報の福島市に近いこの山を選んだ。

しかし、頂上付近は日本海側からの強風と濃いガスに覆われている。どうするか悩む状況である。登山口の様子だけでもと、あだたら高原スキー場まで行ってみて驚いた。時折小雨がバラついているにも関わらず、スキー場の広い駐車場は満杯。自家用車だけでも200台以上?バスが10台ほど。登山者がゾロゾロとキャビン乗り場へ向かって行く。北海道では見たことのない光景である。悩んでいるのは自分だけである。慌てて用意する。8時始発のキャビン乗り場に10時前に行ったら150人は並んでいたであろう・・・スキー場でも最近は見かけることが少ない光景に驚く。

紅葉は見飽き、頂上からの展望もなかっただけに、歩き始めても行列状態で、たまに渋滞まで起きるこの人の多さが一番の印象であった。

奥岳登山口から、登りは8合目までキャビンを利用し、下りはくろがね避難小屋経由で登山口へ戻る周回コースを歩いた。

登り 1:20、下り 2:10(妻同行)

明日は磐梯山の予定である。泊まる道の駅を[裏磐梯]に決めて、近くの温泉に入ったが、その駐車場から出るときに右前輪を側溝に脱車してしまった。初めてJAFのお世話になったが無料という安い授業料で済んだのが不幸中の幸いである。