癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

紅葉最高潮の早池峰山(1914m)

2006年10月04日 | 登山・旅行
北上山地の最高峰で、エーデルワイスの仲間のハヤチネウスユキソウなど花の山として有名な日本百名山の山である。そのシーズンには山頂まで列ができるらしい。しかし、道南の大平山で見慣れているオオヒラウスユキソウの方がよりエーデルワイスに近いと言う人もいる。

 両方の登山口が2kmしか離れていない小田越コースから登り、河原坊コースを下った。下山時に会った人が言うには、河原坊コースを下るのは斜度がきつく危険なので反対周りが一般的らしい。

登山口がすでに1240mにあり、1400mで森林限界を抜けて、頂上までずっと露岩や瓦礫上の歩きである。振り返ると眼下の斜面と南に対峙している薬師岳斜面の紅葉が美しい。カエデの赤がちょうど見頃でアオモリトドマツの緑とのコントラストが鮮やかである。

登っている最中には、これから登る予定の鳥海山、焼石岳、栗駒山、神室岳などが見えていた。頂上からは北側に昨秋登った岩手山と姫神山、八幡平方面の展望が広がる。ポカポカ陽気の下で1時間以上ものんびり寛ぐ。

 きつい下山は、眼下の渓谷沿いの紅葉に癒される。下山後2kmの登り道を走ったり歩いたりして車を取りに戻った。

登り 2:10、下り 2:20

 途中、江刺市の薬師堂温泉で汗を流し、明日の焼石岳に近い道の駅[みずさわ]に落ち着く。