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西欧諸国はFETOメンバーを1人も引き渡していない

2022年07月16日 | 国内
7月17日 トルコ法務省のデータによると、アメリカと欧州諸国を含むトルコの同盟国は、6年前の7月15日の未遂クーデター以来、トルコが引渡しを要請しているFETOメンバー633人の中の1人も引き渡していません。

 Hurriyet
未遂クーデター後、拘束連行されるFETO容疑者たち


法務省によると、トルコは、アメリカからフェトフラー・ギュレンを含むFETOメンバー227人を、EU諸国から446人の引渡しを要請していますが、これら諸国は「彼らを引き渡すにじゅうぶんな証拠がない」と主張しています。

トルコは、FETOによるクーデター後6年間、110か国にFETOメンバーの引渡しを要請する1133件の調査書類を用意してきたと、法務省は言っています。しかし、これら諸国は、トルコの引渡し要請に積極的に応じていません。


スメラ修道院が6年間の修復を終えて再公開

黒海岸トラブゾン県のスメラ修道院が、6年間の修復を終え、5月1日、再オープンされ、訪れる人が増えてきています。

 Hurriyet

市場初めて公開される修道院の礼拝堂や,僧たちの部屋、地下室が注目を集めています。修復中、秘密の礼拝堂も発見されました。小道をたどってゆく礼拝堂は、1か月間の修復後、一般公開されます。当局によると、修復後、修道院は一般に閉鎖されることはないそうです。

訪れる人は、川の近くの、標高950メートルの駐車場まで車で行かれます。ここから修道院の入口までは、登り坂の小道を1キロメートル、ハイキングしなければなりません。修道院の入口は標高1200メートルに位置します。

壮麗な修道院の建物群の修復は2016年に始まり、景観と、岩の調査と地質学的・地質工学的保全の2段階で終了しました。歴史ある修道院は、修復と、スロープの改善プロジェクトのために、2021年11月1日、5年間で4回目の閉鎖となりました。

プロの登山家を含む専門家たちが、修道院の入口の真上にあった360トンの危険な岩塊を、16メートルの鋼鉄の杭を使って、スロープに固定させました。

スメラ修道院は、絵のように美しいアルトゥンデレ渓谷の上方300メートル、山の急な断崖に立っています。修道院は2000年に、ユネスコの世界遺産の暫定リストに入りました。また、ギリシア正教の処女マリア修道院として知られています。4世紀後期,2人の僧がこの修道院を建てたと考えられています。


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