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ミュージック・セラピーが高血圧や鬱病の治療に貢献

2012年03月04日 | 国内
3月3日 トルコのドクターたちが、いま高血圧や鬱病の治療に音楽セラピーを行なっています。

 Hurriyet
病室でライブ・ミュージック。びっくりですけど、効果ありそう


「われわれはミュージック・セラピーで鬱病や高血圧を15分で治療できます」というのは、トルコの一流の心臓外科医で、メモリアル病院の心臓外科部長のビンギュル・ソンメズ先生。
「中世ヨーロッパでは精神疾患の患者を罪人として扱いましたが、セルチュクやオスマン帝国では、スーフィ音楽を聴かせて治療したのです」
現在、この病院では朝と昼の2回、音楽セラピーとして患者に葦笛の演奏を聴かせているそうです。

ソンメズ先生は近代医学を否定しているのではなく、近代医学をサポートするものとして音楽セラピーの有効性を主張しているのです。
「ライブ音楽は患者のストレスを減らし、高い血圧を正常に下げます。ウツや不安感もミュージック・セラピーで和らぎます」
 
「曲も患者によって変えます。最初に面談し、患者の好きな曲を決めさせます。
これは薬を処方するようなものです。同じ患者でも、曲によって異なる効果があります。
病気の治療に薬は不可欠ですが、ミュージック・セラピーが薬による治療をサポートします。
睡眠薬は少なく、それより音楽です。音楽を聴いた後、患者はよく眠ります」

・・・なんだかよさそうな気がします。私も眠れないとき、音楽聴くと眠れますから。
血圧の高いのを気にしている方、ためしに好きな音楽聴きながら計ってみたら?


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