英国の変異ウイルスがトルコで急速に拡大しているかも

３月２１日 英国型コロナ変異ウイルスが、いまトルコで、急速に拡大しているのかもしれないと、イスタンブルの研究グループが言っています。

　Hurriyet

パンデミックの最初からコロナウイルスのゲノム解読研究をしている科学者グループが重要な発見をしました。

イスタンブル大学ジェラフパシャ医学部のメルト・アフメト・クシュクジュ氏が、研究の結果をミリエット紙に発表し、「私たちはこれまでに１５０人のサンプルを検査しました。調査は小規模ですが、変異ウイルスの拡大を解明するための重要な手がかりを含んでいます」と言っています。

「私たちは英国型変異ウイルスの出現後すぐ、私たちの研究室で調査したサンプルの４４％に、D６１４Gと呼ばれる変異種を見ました」とクシュクジュ氏は言い、ブラジル型変異種が見つかったサンプルは１人のみ、南アフリカ型変異種も僅かだったと付言しました。

「私たちの調査で、いまのところ、英国型変異種以外には大きな変化はないことがわかりました」とクシュクジュ氏は言いました。「英国型変異種は感染しやすく、拡大も早いようです。黒海地方での感染の増加の理由は、英国型変異種のためでしょう」

８００点余の歴史的工芸品が密輸手入れで押収された

３月１９日、全国で行われた密輸作戦で、８６６点の歴史的工芸品が押収されました。

　Hurriyet

ディヤルバクル県チュナル地区で、憲兵隊が工芸品を売ろうとしていた５人を拘束しました。この手入れで、コイン、指輪、矢尻など１６０点の工芸品が押収され、県の博物館に送られました。

北東部アルダハン県では、憲兵隊が自動車道で１台の車を止め、５１５点の工芸品を押収しました。車のドライバーは逮捕されました。北西部ブルサ県では、ヘレニック時代と中世の工芸品１９１点が没収されました。少なくとも５人が密輸容疑で、憲兵隊に逮捕されました。

　　　「ときどきダイアリー」ヘ