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「民主主義を救うために、2019年、投票しよう」CHP議長

2018年04月09日 | 国内
4月10日 最大野党・共和人民党(CHP)のケマル・クルチュダルオール議長が、“すべての民主主義を守る者”に、2019年の来たるべき選挙に、投票に行くよう呼びかけ、わが党は公正発展党(AKP)に勝利すると誓いました。

 Hurriyet

「私たちは民主主義を欲する者として、ともに行動しなければなりません。わが党には、右も、左も、素性もありません。すべては民主主義のためです」と、クルチュダルオール議長は、4月8日、イスタンブルのロマ(ジプシー)市民のイベントでのスピーチで言いました。

クルチュダルオール議長は、ロマ市民に、わが党は差別に反対だと言い、2019年の選挙には投票に行くよう勧告しました。「2019年には選挙に行きましょう。独裁的な政府とその執政者を投票箱に葬りましょう。わが党はトルコに第一級の民主主義をもたらします」

「2019年、私たちは民主主義か独裁主義かの選択をします。すべての問題は民主的な方法で解決できます。ロマの皆さんは、社会的な安全保障と職を得る権利を、政権政党に求めるべきです」とクルチュダルオール議長は言いました。


右翼過激派に殺されたトルコ人の記念碑がベルリンに建った

人種差別殺人の犠牲になったトルコ青年の記念碑が、4月8日、ドイツの首都ベルリンで除幕されました。

 Hurriyet

2012年4月5日に射殺されたトルコ人の若者ブラク・ベクタシュ君の記念碑の除幕式には、駐ベルリン・トルコ総領事のムスタファ・チェリキさんも出席しました。ドイツ警察によると、この殺人事件はまだ未解決だそうです。

記念碑はベルリン・ノイケルン区の、ルードアー通りとモウエヌエイ通りの交差点にある公園に建てられました。ベクタシュ君の両親が記念碑の除幕を行い、息子のために花を供えました。「機会があるたびに、私は、過激右翼が行なったこの事件を解決するための法の執行を要求してきました」と、チェリキ総領事はアナドル通信に語りました。

公園の整備はトルコの企業が引き受けました。チェリキ総領事は記念碑の建設を支援し助力したドイツ人に感謝を述べ、また、記念碑は人々の記憶にとどめるのに重要な意味があると言いました。

「私はドイツの法を執行する人たちを信用しません。ドイツの検察も、警察も信じられません」と、ベクタシュ君の母親は言いました。「彼らは事件を隠ぺいしようとしています」と彼女は言い、また、記念碑建設に尽力した人々に感謝しました。

ベクタシュ君(22)はノイケルン区で、友人たちと話しているとき、射殺されました。友人2人も、この攻撃で重傷を負いました。


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