6月20日 善良(IYI)党党首で大統領選候補のメラル・アクシェネル氏が、「私が大統領になったら、トルコに住んでいる400万のシリア難民をシリアに送り返す」と誓約し、トルコは難民のために使ってきた360億ドルを、国内経済発展に向ける必要があると言いました。
Hurriyet
「公正発展党(AKP)はシリアの内政に介入し、その結果、わが国は400万のシリア難民を抱えています。私は彼らを気の毒だと思う。だれでも自分の国にいるのが自由で幸せなのです。大統領になったら、私はまず最初に、シリアとわが国の関係を明確にし、シリアの兄弟姉妹たちをシリアに送り返します」と、アクシェネル氏はボル県の集会で言いました。
「難民たちのために使ったお金は1500億リラになります。360億ドルです」と、彼女は言い、トルコはその金を産業の発展と生産に使う必要があると付言しました。
「トルコの農業生産は180億ドルに減少しました」とアクシェネル氏は言い、現政権・公正発展党は、トルコの経済発展に関して誤ったかじとりをしていると批判しました。彼女はまたAKPの役人たちは、公的資金を個人の利益に浪費していると批難しました。
「難民たちのために使ったお金は1500億リラになります。360億ドルです」と、彼女は言い、トルコはその金を産業の発展と生産に使う必要があると付言しました。
「トルコの農業生産は180億ドルに減少しました」とアクシェネル氏は言い、現政権・公正発展党は、トルコの経済発展に関して誤ったかじとりをしていると批判しました。彼女はまたAKPの役人たちは、公的資金を個人の利益に浪費していると批難しました。
「皇子たちの島」の馬車が電気自動車に替わる
トルコ当局は、イスタンブルの「皇子たちの島々」の馬車を、まもなく電気自動車に替えると発表しました。馬車馬の使用は動物虐待だという世論に応えてのことです。
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自動車の使用が禁じられている「皇子たちの島々」では、1500頭の馬が交通手段として使われています。島を訪れる人たちにとって、馬車は大人気です。ビュユックアダ(大島)の馬車馬たちが劣悪な状況に置かれているという批判にもかかわらず、島には馬の治療センターがなく、酷使された何百頭の馬の健康維持のための方策もとられていません。
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「動物の権利監視委員会」の昨年の報告書によると、健康な馬の平均寿命は20年ですが、馬車を引く馬たちの平均予想寿命は、たったの2年だそうです。「皇子たちの島々」では約1540頭の馬が272台の馬車を引いていますが、その中の230頭は最大の島ビュユックアダにいます。また、毎年400頭の馬が、事故や悪環境によって死んでいるそうです。
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最近、何十頭の馬が島に送られ、劣悪な環境に置かれているビデオがソシアルメディアで拡散し当局への怒りの声が上がっています。イスタンブル市は18日、声明を出し、電気自動車と、12人乗りのミニバスのテストを、近くクナル島で行なうと発表しました。馬を酷使しないために、他の島でも電気自動車が採用されるでしょう。
しかし、馬車の御者たちは、電気自動車が馬車に替わったら、3000人の人々の生計に影響があると、この提案に反対しています。「馬車の廃止は御者にも地元民にも影響がある」と、「ビュユックアダ御者協会」のハサン・ウナル会長は言いました。「馬車は島の文化のひとつでもある」
しかし、馬車の御者たちは、電気自動車が馬車に替わったら、3000人の人々の生計に影響があると、この提案に反対しています。「馬車の廃止は御者にも地元民にも影響がある」と、「ビュユックアダ御者協会」のハサン・ウナル会長は言いました。「馬車は島の文化のひとつでもある」
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「御者会議」のアブドゥル・ウナル議長は、地元経済が打撃を受けると主張。「この島のビジネスは馬車にかかっています。人々は馬車を楽しむために島を訪れるのです。馬車がなくなったら、人が来なくなるでしょう」とウナル議長は言いました。「行政が新しい馬小屋を建てるとか、馬の環境を改善して、私たちを助けるべきです」
・・・私も何度もビュユックアダに行って、馬車を楽しんでいましたので、廃止案には複雑な思いがあります。
・・・私も何度もビュユックアダに行って、馬車を楽しんでいましたので、廃止案には複雑な思いがあります。
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