宗教の自由はトルコで暮らす基盤になっている

１０月１０日　アブデュルハミト・ギュル法相が、１０月８日、わが国の宗教の自由を強調し、トルコではすべての人が信仰と関わりなく、自分の好きなように生活できると語りました。

　Hurriyet

マルディンの修道院を訪れたギュル法相（右）

ギュル法相は、トルコ南東部マルディン県のデイルルザファラン（Mor Hananyo）修道院を訪れ、「わが国の政治の目標は、すべての人々が、その宗教、思想、信仰に関わりなく、自分の望むように、信じ、暮らし、祈ることにあります」と語りました。

法相はさらに、「これは伝統であり、文化です。この状況を維持することが、われわれの基本的な仕事です」と語りましした。「５世紀に建てられたアッシリアの修道院を訪ね、歴史的雰囲気に浸れて、とても幸せでした」

マルディン県と隣りのディヤルバクル県の府主教サリバ・オズメン師は、ギュル法相の訪問に同行しました。オズメン府主教は、マルディンにはさまざまな言語、信仰、文明があったことを指摘し、トルコに暮らすことはとても幸せだと語り、ギュル法相の訪問に感謝しました。

コジャ保健相が若い人々にワクチン接種を促した

コジャ保健相が若い人々にワクチン接種を受けるよう促し、新しいコロナウイルス感染はほとんどが若い年齢層に見られると語りました。「最近、トルコの陽性者の半数以上は３０歳以下の若い層です」

　Hurriyet

トルコでは９月中旬以来、毎日の感染者数の増加が見られ、その数は２８，０００人を上まわっています。先週、１０月６日から８日の３日間で、新たな感染者数は３０，０００人になったと報告されています。

「若い皆さん！　パンデミックから抜け出しましょう。ワクチン接種を受けましょう」とコジャ保健相はツイッターに書き、若い人々に基本的なルールを厳守するよう呼びかけました。

１月に接種運動が始まってから、トルコでは４６００万人以上の人々が２回のワクチン接種を受けています。その数は１６歳以上の人口の７４％になります。

保健省のデータによると、成人人口の８８％に近い約５５００万人が１ 回のワクチン接種を受け、また、１１００万人が３回目の接種を受けています。現在までに、トルコでは総計１億Ⅰ２００万回のワクチン接種が行われています。

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